トカトントン

「何か物事に感激し、奮い立とうとすると、どこからとも無く、幽かに、トカトントンとあの金槌の音が聞えて来て、とたんに私はきょろりとなり、眼前の風景がまるでもう一変してしまって、映写がふっと中絶してあとにはただ純白のスクリンだけが残り、それをまじまじと眺めているような、何ともはかない、ばからしい気持になるのです。」

太宰さんが沁みる

何かやりたいのに、やる前から「やった後悔」が来る。どこにも行けない。つらい。

矛盾、自縄自縛の極み



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