昭和の名作映画を観て考えた1週間(2/1~2/7)

おはこんばんちは、起業家の妻(@kigyokanotuma)です。

2021年になってから、とにかくやる気がおきない。お正月が明けてから仕事始めがだるくて、なんだかんだウダウダ言いながらもそのうちだんだんエンジンがかかってくる、スロースターターな私だが、1か月が経ち、2月になってもトンとやる気が出てこない。上のツイートは、コンビニの駐車場で車を止めてダルダルしている時に見た、衝撃の映像。男の人から見たら、ふつうですか?痛くないのかしらん。

起業家の夫が出張で2泊3日いなかったので、3日続けて映画を観た。いつもなら絶対に観ない、昭和の日本映画。なぜこれを観ようと思ったのは分からないが、実際の事件をモチーフにしたというところが気になったのだろうか。

復讐するは我にありhttps://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00F2ZWCA4/ref=atv_dp_share_cu_r

1979年、私が生まれる前に公開された映画。主演は今は亡き緒形拳さん、他にも名前を知っているが馴染みのない、豪華俳優さんがたくさん出演している。


おもしろかった。おもしろかったので次の日はサジェストされた『疑惑』、その次の日はフォロワーさんにお勧めしていただいた『砂の器』を観た。

疑惑
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0743K3187/ref=atv_dp_share_cu_r

砂の器
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01M7U72UO/ref=atv_dp_share_cu_r

登場人物はだいたいクズ、ほとんどの人が煙草吸ってる、おっぱいは見えてる、女の人は殴られる、金、酒、今の映画だったらアリエナイ表現がいっぱい。

でもそれってもともと「あるもの」をあるから映しているだけで、創作ではないと思う。エロも暴力も今もある、だけどそれは映画やテレビドラマでは出てこない。クレームが来るから。だから、あるのにないことにしている。つまらない、リアリティのないキラキラした上澄みだけ。自分が生きている清濁併せ持つ世界と同じようには受け取れない。

人権侵害も差別も、ある。それを明らかにして傷つく人を減らしていくのはいいことだ。だけど、その過程も含めて「なかった」ことにはできない。ないフリしていると、ファンタジーになる。ファンタジーになると、自分事としてはとらえられない。それは空想の物語で、実際の団体・出来事とは一切関係ありません。

「なかったこと」にしないで、あるものをどう感じるか。しっかり感じきる。昭和の名作映画を観て、とても新鮮で面白い体験をしたなぁと思ったのでした。




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