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起業のきっかけ。

初めまして、起業するぞー。です😋

4日目の投稿。続いております。

今日は札幌時代の友人と大桟橋に行ってきました。雨だし寒かったけど、夜景が本当に綺麗だった。自分がどんな時テンションの上がるか、何を見たら、どんな香りを嗅いだら気分が上がるか、を自分自身がしっかり知ることってとても大切。しっかり前を向いてまた頑張ろうと思えた夜でした♡

今日は起業のきっかけについてちょっと書いてみようと思う深夜2時。

起業のきっかけ。

私の父は自営業で、札幌ではちょっと有名な会社だった。そんな父を尊敬していたし、パパに聞けばなんでも解決できる!私たち姉妹にとって、そんな存在だった。そして、父だけではなく、私の親友もまた独立起業している。その繋がりから、周りには自然と自営業の人が多かった。そんな環境でもあり、5−6年前からずっと私も自分で起業したいなあ。と漠然と考えるようになっていた。

しかし、やりたいことは特になく、ビジネスのアイディアがあるわけでもない。雇用されているという、ぬるま湯に浸かった生活を送っていた。看護師の生活は朝も早く、夜勤もあって拘束時間がとにかく長い。23時には寝ないと体力が持たない私にはちょっと窮屈な仕事。だけど、毎月入ってくるお給料で特段足りないわけでもないし、欲しいものもボーナスで買えるし、年功序列で実力が考慮されないのは不満だったけど、楽しい病棟でゆったりと過ごしてしまっていた。

そんな中、急な病棟解散、異動先で精神的に辛くなって仲間が1人辞め、新人が4人中3人病休。次々と起きる自体に、ついて行けなかった。離職率の高い職業ではあるけど、ここまでひどいのは初めて。

私の中でのとどめは、無理やり異動させたあと、その病棟がカビだらけになってしまい、一年経った今使用不可能になっているということ。病棟解散の理由は、その階全体を人間ドック専用にして、収益確保のためという前向きな話だったのに。。

皆んな慣れない環境の中必死に耐え、精神的に病んで辞めてしまった人もいるというのに、理解できなかった。それを平気で”今使えないんだよね〜”という管理職が、私にはどうしても理解できないし、憤りを感じている。

今、会社は選ばれる時代に入ろうとしている。簡単に起業できる時代であり、会社はうかうかしていると人材確保ができない。雇用される側の意識も高い。そんな中、こんなにも職員を大切にしない病院には居たくないと感じている。と、同時にどこの病院もこんなもんだということも知っている。

だからこそ、看護師の職場環境をもっとよくしたい。医療業界だけ別枠なんてことはあり得ない。今のシフト制がしっかり機能していること、医師よりも労働環境が整っているのは、医労連の活動の賜物なんて良く言うけど、それでもまだまだ現場では理解不能なことが、当たり前のように起きていて。辛い思いをしている人たちがたくさんいて。窮屈な思い、生きづらさを感じながら懸命に看護師を続けている人がいる。

患者さんを治したり、癒したりする看護師の心が不健康ではいけない。  熱意を持って働く看護師たちを潰してはいけない。

そういう想いが日に日に強くなった。しかし、中からのアプローチでは、限界がある。組合発足とかそんな話ではなくて、正しいことを、正しく発信することで、ちゃんと考えている人には届く時代。

起業を目的ではなく手段とし、医療業界がもっと自由で柔軟な業界になって欲しいな。という思いです。



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