#2 副業の経験を活かした、ゼロから始める起業リサーチ方法メモ
ケイです。
今回は「ゼロから始める起業リサーチ方法」ということで、第2回目の記事をお届けします。
私が副業を始めたのは、本業の収入が減少した時期でした。2019年からゼロベースでスタートした副業は、今もなお安定した収益を上げ続けており、これからも、起業とは別に副業にも力を入れていく予定です。
今回の記事を書くきっかけは、副業を始めた時の感覚と今回の起業を始めるときの感覚が非常に似ているということでした。どちらのプロセスでも、効率的にリサーチを行うことで、成果を早く得られると信じています。この経験則をもとに、現時点で私が大事にするリサーチ方法をまとめていきたいと思います。
少し気になる方もいると思うので、軽く触れておくと、
私の副業は、Webサイトの運営とアフィリエイトを中心にしています。最近ではSEOや法律に関する規制が厳しくなり、安泰とは言えませんが、それでも2019年から収益は順調に増加しています。具体的には、2024年10月時点で月利は70万円弱となっています。
(副業に関する情報発信は一切していません。)
収益化までが早かった要因はなにか?
私が収益化に成功するまでの道のりを振り返ると、
短期間(2019.9開始→2020.3売上)で収益化を果たせた大きな要因は、サイト作りを始める前に行ったリサーチに時間をかけたからだと感じています。リサーチに費やした最初の3ヶ月間が、後の成功につながったと言えます。
起業を目指す上でも、
・市場やサービス形態
・競合他社
・収益までのルート
を把握するためにリサーチは欠かせません。
私はまだ起業の段階には至っていませんが、経験を基に、最短での収益化に向けたリサーチを進めています。
では何をリサーチすればよいのか?
私が意識してリサーチしているのは以下の4つ
①興味が持てそうなジャンルを知る
②ビジネスモデルを調べる
③世の中のトレンドを知る
④自分の領域を見つける
それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。
①興味が持てそうなジャンルを知る
このフェーズでは、自分が興味を持てるジャンルをピックアップすることが重要です。
私の性格上、興味がないと熱意が湧かないため、面白そうで可能性が感じられるジャンルをなるべく多くリストアップします。
副業を始めたばかりの時は、
aspに登録したあと、さまざまなジャンルを調べ、数百件とリスト化し、20件ほど興味のあるジャンルを選出しました。
(たとえば、宅配クリーニングや宅配食材、ハウスクリーニングなど)
まずは、直感で興味を持てそうなものを見つけることが大切です。
業界地図やASP、インターネットを駆使して、様々なジャンルを挙げてみましょう。
その中で「ん?」と感じるものは、何らかビジネスチャンスの可能性を秘めています。
ビジネスを始めるにあたり、
専門的な知識が必要だと思うかもしれませんが、国家資格を除けば、一定の期間勉強や実践を重ねることで専門知識は得られます。そのプロセス自体が、発信できる材料になりますので、ポジティブに捉えて挑戦してみてください。
②ビジネスモデルを調べる
これは競合リサーチに近いプロセスです。
私が副業で短期間に成果を出せた理由は、競合サイトを徹底的に分析し、良い点を真似したからです。一から悩むのではなく、他社の成功事例を参考にし、そのエッセンスを取り入れることが重要です。
また、競合リサーチでは、自分よりも半歩先を行く企業や個人を目安にすると良いでしょう。自分が実現できる範囲の成功事例を探し、その要素を取り入れてることで悩む時間を限りなく少なくしていきます。
ポイントとしては、
付け加えると
・どんな見せ方をしているのか
・どんなサービスで何が強みなのか
・どこを収益ポイントとしているのか
・真似して自分のものにできるポイントはあるか
このあたりを日々リスト化して、
なるべく成功率を上げた状態でビジネスを起こしていくことを目指していきます。
③世の中のトレンドを知る
トレンドを把握するためには、常に新しい情報に触れることが必要です。
私自身は、トレンドには強いほうではありませんが、日々の情報収集に努めています。
具体的には、
自分に合った方法で、情報を収集してみましょう。
④自分の領域を見つける
自分の領域とは、自分が持っている特性や経験、本業でのスキルなど、他の人とは異なる視点のことです。この領域を見つけることで、ビジネスチャンスが見えてきます。
ということであり、まさしくビジネスチャンスが転がっている可能性があります。自分が当たり前だと思っていることに対して、改めて光を当ててみると、良い事業アイデアが浮かぶかもしれません。
自分が新しいことを始める必要はない
ベンチャーでいやというほど経験をしてきましたが、
0→1で新規事業を起こすというのは、非常に大変です。
立ち上げたとしても需要があるとは限らず、想定の見込みよりも大幅に反応が低いことも重々にあります。
ベンチャーや副業の経験から言えるのは、新しいことを始める必要はありません。
新しいことを始めるのではなく、既存のサービスや商品の隙間を狙い、ニッチな分野で生き残る戦略にシフトしていく。
これこそが全てだと感じています。
とはいっても、
隙間というのもなかなか見つからないですが、
このどちらかを意識し、
他社がカバーしきれていないニーズをガッチリ捉えることが継続的な収益につながっていくと信じています。
このように、競合を吸収しつつ、他社が真似できないニッチな戦略で成長を目指していければと考えています。
次回は、『①興味が持てそうなジャンルを知る』のリストについて紹介していきますので、お楽しみに!