見出し画像

✅高校で「起業部」を立ち上げたい高校生・先生方必見!! 高校発「起業部」が一年間行った活動内容


こんにちは!
早稲田大学高等学院 起業・投資プロジェクト活動発起人の鈴木大輝です。

早稲田大学高等学院内で起業や投資に関する活動を行う「起業・投資プロジェクト」が2024年に行った活動内容を紹介します。



団体概要

活動内容の紹介をするにあたり、まずは団体説明からしようと思います。
本団体は2023年5月より早稲田大学高等学院の公認団体として活動をしております。「プロジェクト」という名前の通り、部活動や同好会とは異なり目的を持って活動をしており、本団体は「学院生にスキルとしてビジネスを伝え、アントレプレナーシップを高める」ことを目的に活動をしております。また、本団体は学校公認団体ではありますが、学校が設立した団体ではなく、任意団体から始まり活動を経た後に学校から公認をいただいた団体になります。


活動内容

2024年に起業・投資プロジェクトで行った活動を紹介します。

「ビジネス構築講座」を開催

早稲田大学を理解と学院生活充実を目的とする、早稲田大学高等学院・早稲田大学本庄高等学院の両学院連携プロジェクト活動である附属連携プロジェクト(WASS)と合同で両校の生徒を対象に、ビジネス構築講座を開催しました。

代表の鈴木が「なぜ新しいビジネスを生み出す必要があるのか」について講義を行ったのち、ビジネスモデルを構築するワークショップを行いました。

イベント内容

「なぜ新しいビジネスを生み出す必要があるのか」に関し、マズローの欲求五段階説やテクノロジーや技術の変化を例にとり、ユーザーを取り巻く環境が変わっていくと同時にニーズも変わっていく視点で講義を行いました。
また、ビジネスモデルを「What?:何を提供するのか」、「Who?:顧客は誰か」、「Why?:なぜ儲かるのか」、「How?:実施できるのか」という四軸からなると定義しました。構造化することにより、ビジネスプラン構築のハードルを下げました。その後、「コミュニティを超えてつながっていくには」という観点からビジネスプランを組み立てました。

ワークショップスケジュール

  1. 「繋がり」で困った経験はありますか?これに関する具体例を挙げてみよう

  2. 出た案を「お金を払ってでも解決したいか」「あまり聞いたことのない問題か」の二軸を基準に選定しよう

  3. その案の原因を考えてみよう

  4. 出た原因を「新規性/独自性があるか」「効果的であるか」の二軸に沿って選定しよう

  5. 「What」「Who」「Why」「How」の四軸に沿ってビジネスプランを組み立てよう 

  6. ビジネスプランを発表しよう


講義を定期的に開催

代表、鈴木を中心に、ビジネスプランを立てる上で必要な知識などを講義しました。


「社会問題に関するビジネスプランを立ててみよう」を開催

本イベントでは、「使わなくなった着物をアップサイクルをさせる」というテーマのもと、ビジネスプランの構築を行いました。アップサイクルにテーマを絞ることによって、「社会性」「実現可能性」の高いビジネスプランへ繋げることができました。


「投資家目線で企業を知ろう」を開催

企業のIR情報を読めるようにすることを目標に、貸借対照表、損益計算書からなる財務諸表の読み方を学習しました。その後、トヨタの流動比率の計算や売上高総利益の計算を行いました。また、企業がホームページ上で公開しているIR情報について学習し、その企業が今後どのような事業を展開していこうとしているのかについて考察しました。


「これからの自分を考えてみよう」を開催

今後ビジネスプランを構築するにあたり重要な点である「Why you なぜあなたがやるのか」を意識させるために、自己理解を含めたワークショップを行いました。自分が興味を持っていることについて名詞と動詞にわけ、自分について知ったのち、今後自分が起こせる小さなアクションについて考えました。


「あなたはその商品に何の価値を感じて買いましたか」を開催

スマートフォンの原材料は金属やガラスであるが、顧客は金属やガラスが欲しいからスマートフォンを買うのではなく、スマートフォンの持つ「便利さ」にお金を払っている。このような「どのようなペルソナ」が「どのような提供価値を感じて」購入をしているのかを考える練習をしました。


「モノポリーを用いて経営を学ぼう」を開催

ボードゲームであるモノポリーを用いてリアルに近いビジネスを学びました。交渉術や環境が変わることによって変化するモノの価値を学びました。



ビジネスコンテストの応募(TSG・日本政策金融公庫ビジネスグランプリ


Tokyo Startup Gateway、ビジネスグランプリの応募に向け、「自分は何に興味があるのか」 から収支計算まで一連のビジネスプランの構築を行いました。

ビジネスプランの構築を行うのにあたり、日本政策金融公庫が無償で行なっている出張授業を活用し、ビジネスプランの構築方法から出来上がったプランのフィードバックまで行っていただきました。


外部イベントへの参加 

学校内での活動にとどまらず、視野を広げるためにQWSアカデミアといった起業やアントレプレナーシップに関係のある外部のイベントへメンバーと共に参加をしました。

QWSアカデミアに参加した起業・投資プロジェクトメンバーが中高生から支持を集める課外活動情報メディア「校外プログラム大全」の参加者体験談として取り上げていただきました。

参加したメンバーの声
高校を卒業する時までに、どんな姿になっていたいのかなど想像して生活を送るようになりました。自分が熱意を持ってやりたいと思ったことを、最後まで突き通してやりたいと改めて思いました。ビジネスコンテストも根気強く応募し続けたいです。


起業・投資プロジェクトで参加したイベント一覧

・QWSアカデミア早稲田大学 「アントレプレナーシップ・エコシステムを創出するためには? ―Beyond 2020 NEXT PROJECTへの誘い―」

・リンナイ株式会社・QWSチャレンジ18期採択プロジェクト「Aethamelon」主催 「企業の問いで対話をしてみよう」

・Tokyo Startup Gateway 2024  STARTING DAY


外部イベントの探し方

以下の情報サイトにて情報収集を行いました。





起業・投資プロジェクトについて


起業・投資プロジェクトは、起業や投資に関する活動を行う早稲田大学高等学院公認の団体です。高校発の「起業部」・「投資部」として、生徒が自主的に立ち上げた団体として、同年代の中でも先駆的な存在として注目を集めています。「学院生にスキルとしてビジネスを伝え、アントレプレナーシップを高める」ことをモットーに、「起業・投資に関する知識の習得」、「ゲスト講演会やワークショップの開催」、「コンテスト・大会への出場」を軸に活動しています。世の中にも稀な「起業部」・「投資部」であり、学校が設立したものではなく生徒が自主的に立ち上げた団体であることから、一から活動内容の企画・考案を行っている点も特色です。今後もさまざまな活動に挑戦していきます。


ホームページ


お問い合わせ

メールアドレス:
kigyo.toshi@gmail.com


団体概要

団体名:起業・投資プロジェクト
活動発起人:鈴木大輝
活動内容:起業や投資に関する知識習得、コンテスト・大会への出場、イベントの開催
設立:2023年5月
実績:高校生みんなの夢AWARD5全国大会ファイナリスト/テクノロジー賞受賞、QWSステージ#18優秀賞など
HP:https://kigyo-toshi.github.io/project/
お問い合わせ・取材依頼:kigyo.toshi@gmail.com



いいなと思ったら応援しよう!