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起業準備の最適年代と40代、50代の起業

私は、会社を追い出されるように退職し45歳で起業したので、会社員時代の人脈も活用できず、大卒でもなく、資格もなかったため、マッチングをフル活用して実績づくりをしてきました。
副業やフリーランスのマッチングも数えきれないほど、登録し応募もしてきたから、最適な副業、起業準備の開始年代がわかります。

起業準備スタートは20代後半が最適

なぜ、起業準備スタートは「20代後半」なのか? それは、会社員としての社会経験、専門職・実務経験年数が最低3年以上になり、依頼主よりも年齢が若い、からです。
別記事「45歳の転職と副業、起業の痛切さ」にて、ご説明していますが、年齢は継続性のある委託案件で、大きくハンデになります。

副業も知識とスキル獲得の学習も早いほうが有利

そして、別記事「ロードマップ|起業までの道標」でも解説していますが、私のように、人脈も学歴もライセンスもない人間が起業しようとした場合、どうしても、エージェント型マッチングに頼らざるを得ません。
このマッチングサービスを効果的に活用できるのは20代後半~30代です。

20代後半~30代なら再就職や派遣就業もできる

そして何より、万が一、何かの理由で起業後に再就職することになっても、20代後半~30代なら、まだまだ、やり直しが辛くないでしょう。
また、知識とスキルを身につけたあとに、派遣社員として実績をつくることも可能です。

40代、50代の副業・起業準備はどうすれば良いのか?

では、40代、50代の副業・起業準備はどうすれば良いのか? それは、年齢と経験、会社員時代の実績と人脈を活かすか、年齢を意識させない方法で受託するか、の2択しかありません。

■40代、50代の副業・起業準備の2択

  1. 年齢と経験、会社員時代の実績と人脈を活かす

  2. 年齢を意識させない方法で受託する

1.については、前述にもあります、別記事「ロードマップ|起業までの道標」で、会社員時代の人脈づくりや学習、副業実績づくりなど、解説していますので、ご一読ください。
2.については、別記事「ロードマップ|起業までの道標」Step6:起業準備!で、簡単に触れていますが、年齢非公開で履歴書のアップロードが不要な方法で案件を受託します。

マッチングやエージェントに頼らない!

ここでは、40代、50代の副業・起業準備の2択にある「2.年齢を意識させない方法で受託する」をご紹介します。
基本は「マッチングやエージェントに頼らない!」という、「自力でクライアントを開拓する」ことです。

事業と実績を紹介するためのホームページ制作

フリーランスで自分のホームページをもっている方は、たくさんいらっしゃると思います。
40代、50代の方がホームページを制作する場合は「あくまでも個人事業の紹介に徹する」ことがポイントです。
WordPressで事業所ホームページを制作すると、ブログを掲載する方もいらっしゃいますが、ここでは、私生活や個人の感想は不要。ビジネスに徹してください。
お客様の立場で、どんなホームページなら問い合わせしたくなるかに重点を置きます。問い合わせしたくなるメリットサービス品目と価格は必ず掲載しましょう。
Google検索を意識した事業所名やドメインの設定ページ構成など、詳細は別の機会に綴ります。

流入経路としてのSNS開始

Google検索にはホームページだけではなく、SNSもヒットします。フォロワーは増えなくても、インプレッション・表示された回数・見ている人は意外に多いもの。好意的なファンになってくれれば、フォロワーにもなってくれるでしょう。
そして、SNSにはリポストやシェアがあり、さらに、好意的な紹介もされやすいため、負担にならない程度に更新します。
更新方法にもコツがありますので、別の機会に綴りましょう。

ホームページもSNSも年齢は公開しない

案件獲得のためのホームページとSNSは、年齢非公開にします。ハンデになる要素を感じさせない内容にしましょう。
マッチングサイトやエージェント登録ではありませんので、生年月日の記載は不要です。

問い合わせフォーム営業でアプローチ

問い合わせフォーム営業は主に下記の手順で準備を進めます。

■問い合わせフォーム営業の手順

  1. ターゲット企業の設定

  2. 問い合わせフォームの収集

  3. 営業メールの作成

  4. 送信

  5. 返信対応

それぞれの段階で注意点やツール活用法がありますので、詳細は別の機会に綴ります。

クラウドワークスは年齢公開が任意

年齢がハンデになる40代、50代の方は、マッチングやエージェントに頼らず、自力で顧客・案件を獲得することをおすすめしていますが、クラウドソーシングの大手「クラウドワークス」はプロフィールの年齢公開は任意です。
単価が安い案件が大部分のため、現在、私は放置したままですが、しっかり、経歴を記載しておけば、スカウトメールは多数送られてきます。
また、関連企業・事業(クラウドリンクス、クラウドテック、週末ワーカーなど)が多数ありますので、登録しておいたほうが良いでしょう。

最終目標は若手スタッフによる実務進行

起業準備の最適年代と40代、50代の起業」について、簡単ですがご紹介しました。
40代、50代の起業には厳しい現実があります。では、60歳・定年後の起業はどうでしょう。
どの起業塾でも、定年後の起業は「1.年齢と経験、会社員時代の実績と人脈を活かす」を最優先で推奨してきます。
しかし、人脈営業で疲弊するのではなく、一番大切なのは「商品を販売する」「サービスを受託する」ことであり、お客様を獲得できれば、20代、30代のスタッフに実務を任せることができるのです。
年齢を重ねるごとに、体力も低下しますので、先細りではなく拡大路線に乗せるためにも、最終目標は若手スタッフによる実務進行をおすすめします。


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YT-SB|無茶から出た堅実! 起業・副業アドバイザー
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