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クリアソン新宿での1年間/2024の決意
新年明けましておめでとうございます!
クリアソン新宿#16 の竹内諒太郎です。
10ヶ月ぶりにnoteを書かせていただきます。
私は、2023年、サガン鳥栖u18からトップチームに昇格し、サガン鳥栖というクラブでプロキャリアをスタートさせていただきました。
同2月、沖縄キャンプ終了後すぐ、クリアソン新宿への期限付き移籍をすることを決め、今シーズンはクリアソン新宿で1年間プレーさせていただきました。
そして、同12月。
クリアソン新宿との期限付き移籍期間延長を決めました。
今年の2024シーズンもクリアソン新宿でプレーさせていただきます!
今回は、
①2023年クリアソン新宿でどんな1年を過ごしたのか、
②なぜ期限付き移籍期間延長を決めたのか
③2024の決意
この三つを書かせていただきます。
たったの4000字で書きました!
(なが!と思ってしまった方は、③2024の決意だけでも飛んで読んでみてください笑)
できるだけ読みやすい文章にしてます!!!
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
感想もぜひ待ってます🤲
↓10ヶ月前のnoteはこちら↓
↓インタビュー動画もよければ↓
①2023年どんな1年だったか
この問いを自分の中で立てた時、まず思うのは、
凄く成長した1年だった、ということ。
そして同時に、凄く結果が出なかった年でした。
詳しく書いていきます。
①-1 成長した
まずは、成長について。
成長したと思う部分は、大きく分けて2つあります。
ひとつは、サッカー選手としての成長。
来季からクリアソンの監督になるきたじさん(北嶋秀朗)、一度現役引退してからもう一度プレーすることを決め、今年からクリアソン新宿に加入した、しょーと君(鈴木翔登)を始め、チームのみんなから教わったものは本当に多いです。
一つ例を挙げるとすると、「右目左目の概念」。
自分のどっちの目に相手が映っているか(右左どっちにいるか)によって、自分がプレスをかけるか、味方に任せるか決めるというもの。
全員が共通認識のもと動くことができ、自分のプレーが正解だったかどうかの判断基準にもなります。
また、それと並行して「身体の向き」も自分の中での新たなベーシックをつくることができたと思っています。
これはほんの一部ですが、プレイヤーとして多くのことを学び、できることが日に日に増えてきている実感があります。
クリアソンは、これでもかというくらいコミュニケーションをとります。
仲間との繋がり、言語化を凄く大切にしていて、仲間と話す中で自分に落とし込んでいく感覚があり、その中で得るものは本当に多かったです。
もうひとつは、ひとりの人間としての成長です。
クリアソンでプレーする多くの選手は、サッカーとは別で仕事も行っています。
日中働いてから、夕方の練習に全員集まり、毎週の試合に向け、Jクラブと変わらないようなトレーニングをします。
しかも、もの凄い熱量で。(ここ大事です)
仕事とスポーツ、二刀流で頑張っている人がいるという話を今まで全く知らなかったかと言われるとそうではありません。
しかし、クリアソンに来て、それを自分の肌感覚で体感することで、日々色んな刺激を受けています。
月並みですが、「格好いいな」「すげーな」といつも思わされています。
そんなチームメイトと一年間過ごしたことで、彼らのサッカーとの向き合い方だったりという、凄さの原動力みたいなものに触れられたと思っています。
「なぜサッカーをするのか」「なぜその振る舞いをするのか」
この「なぜ」にあたる部分がなんなのか、自分に当てはめて、自分なりに考えられるようになったのは、成長できたところだと思っています。
他にも、一人暮らしの中でのコンディション維持(自炊もしてます)だったり、自分に合ったトレーニングを自分で見つけるなど、自分自身の環境をいかに整えるかという部分でもすごく成長することができました。
①-2 結果が出なかった
クリアソン新宿への移籍を決めたときの大きな理由のひとつが、試合に多く出場して、経験を積みたいというものでした。
シーズン序盤こそは、その思惑通り試合にも出られていましたが、シーズン途中から中々試合に出られない時間も長く、その面では凄く苦しいシーズンでした。
チームとしてもJ3昇格という目標が叶わず、自分もその目標に貢献したいと強く思っていたので、それが叶わず、凄く不甲斐ない気持ちでいっぱいです。
今年プロとしてキャリアをスタートさせていただき、プロの世界は、結果が全ての世界。
そして今年は、結果が出なかった。
それ以上でも以下でもなく、今年は結果がついてこないシーズンでした。
①-3 総じて「良かった」
クリアソン新宿へのレンタル移籍を決めるときから1年間、「この決断をして良かったと言えるように」と心に決め、毎日を過ごしていました。
今現在、この一年間を振り返ると、「この決断をして良かった」と純粋な気持ちでそう思えています。
成長できたと思えていることはもちろん、結果が出なかったからこそ見えたこともあります。
そして色んな人と出会い、色んな経験をさせていただき、間違いなく、今後の自分の人生、サッカー人生へ良い影響を与えてくれる、そんな一年になったと思っています。
でも、これを本当の意味での良かった決断にするためには、結果を出さなければいけないとも思っています。
決断したことそのものには意味はなく、意味は後からついてくるものだと思っているので、今後の自分の姿で、これで良かったんだと証明していきます。
結果を出さないとプロサッカー選手として価値がありません。
良かったと自分が思うだけではなく、良かったと周りに思ってもらうためにも結果が必要で、プロサッカー選手でいる間は、そこと向き合い続けていきたいと思います。
とはいえ、結果が出なかった1年でも、いまこの決断をして良かったと思えているのは、本当にたくさんの方のお力添えあったからこそです。
本当にありがとうございます。
②クリアソン新宿移籍期間延長を決めた理由
移籍期間延長を決めた理由は、大きく分けて2つあります。
(読み疲れてきた方もいると思うので、コンパクトにいきます。)
一つは、①来て良かったと思えたから。
もう一つは、②クリアソン新宿でプレーすることに心躍ったからです。
②-1 来て良かったと思えたから
これは前述したように、成長できている実感があるというところ。
それにプラスして、もっと成長できると思えているというところです。
どこにいても成長する、成長できるという気持ちもありますが、今は、2023年積み上げたものを、さらにもう1年継続していくことが自分にとって必要なのではないかと考えました。
そして、
②-2 クリアソン新宿でもう1年プレーすることに心躍ったから
素晴らしい仲間とJ3昇格を目指して戦い、それを達成したい、それに貢献したいという思いは本当に強くあります。
そして、J3昇格達成の瞬間をイメージしてみたとき、すごくワクワクしたからです。
クリアソン新宿を通じて繋がることができた方々と共に、喜び合いたい。
そして、色んなものを与えてくださったこのクラブに何かを返すことができたとき、自分にとってすごく成長できたといえるタイミングになるんだろうなという思いもあります。
本当に色んなことを考えましたが、最後は自分がどうしたいと思っているのかでこの決断をしました。
一年後、これで良かったとまた思えるように、目の前のことに全力で取り組んでいきます。
↓インタビュー動画では別角度からお話しさせていただいています!!↓
③2024の決意
「成長」にこだわる
2024シーズンは、成長にこだわっていきます。
2023シーズンも同じようなことを言っていましたが、さらにギアを上げて、性懲りも無く、ここを突き詰めていきます。
結果にこだわる。
プロとしても、サッカーをやる上でも、とても大事なことだということは、前述した通り、重々承知の上です。
ですが、結果は100%自分の力で変えられるものではない。
結果に直接干渉することはできない。
と、私は思っています。
自分の大きな目標を達成するためには、歩みを止めず前進していかなければいけない。
その中で、自分ではコントロールできない結果に目を向けるより、自分の成長に目を向けた方が、結果的により早く、より遠くに行ける。
そう信じて、自分の成長にこだわりたいと思います。
余談ですが、ユースの2022プレミアリーグで、リーグ終盤連敗が続いていたとき、結果は考えず、今できることをやろうというマインドセットに変えたとき上手く行った、という経験もこれにつながっていると思います。
いかに成長曲線を上げていけるか、そしてその先に結果がついてくると信じてやっていきます。
クリアソン新宿に関わる皆様、絶対今年J3昇格を決めて、ともに喜び合いましょう!
最後に
貴重なお時間を使って、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
読んでくださった方は、ぜひ教えてください!!
本当に感謝しています。
2023シーズン何も出来なかった自分が、何かを発信することに意味があるのか、言い訳みたいにならないかという気持ちも正直ありました。
ですが、鳥栖から応援してくださる方をはじめ、近くでいつも支えてくださる方や、クリアソン新宿で新しく関われた方々に、自分の素直の気持ちを伝えたいと思い、このnoteを書くに至りました。
少しでも思いや考えを伝えることができていたら嬉しいです。
どこでやるかの決断はしました。
あとは、やり切るだけです。
1年間成長にこだわり、しっかり走り切りたいと思います。
2024年も竹内諒太郎をよろしくお願い致します。