十六夜杯【ぱんだごろごろ賞】の発表です!【追記あり:のりこさんとやよいさんの記事+エンディング動画にパンダの姿が!】
こんばんは、ぱんだごろごろです。
前回、鶴亀杯にて、
『これでも母賞』をいただきました。
そのことを、仕事帰りの電車の中で知って、泣きそうになりました。
「これでも母賞」とは、鶴亀杯の公式賞ですが、他の賞とは少し違っていて、
俳句の出来栄えではなく、その俳句が、
「優しさを感じさせるかどうか」
で、受賞作が決まる賞です。
そして、ここも肝心なところですが、
この賞は、一度きりの賞で、次の大会では、前の大会で受賞した人の名前を冠した賞に変わるのです。
というように、代々受け継がれてきた賞なのです。
この賞が、【やさしさ数珠つなぎ賞】と呼ばれている由縁です。
そんな重大な賞を頂けることになるなんて。
これでも母さんは、私のことを信用して、ご自分の名前を冠した賞の受賞者に、私を選んでくれたんだ。
そうわかってくると、もうじわじわとこみ上げてくるものがあって、
大勢の人が乗っている、東海道線の車中ですが、涙が出そうになりました。
noteでしか知らない、
会ったこともない私のことを、
信用してくれる、信頼してもらえる、
そのことが、こんなにも嬉しいことだとは、
それまで知らなかったのですね。
ここで、【やさしさ数珠つなぎ賞】について、改めて簡単におさらいをさせてください。
この賞は、受賞した方が、次の俳句大会では、審査員として受賞者を選ぶことで、言わばタスキリレーをしていくように、次々とつないで行く賞です。
選ぶ基準は、「優しさを感じる俳句であること」。
やさしさ、応援する気持ち、そういうあたたかなものを感じさせてくれることが、受賞作の条件なのです。
かっちーさんが、「やさしさ数珠つなぎ賞」について、その誕生のいきさつを説明してくださっています。
今回も、かっちーさんが、新たに記事を書いて下さいました。
ぜひ、お読みになって下さいね。
▼歴代の受賞作です。
★第一回「みんなの俳句大賞」アポロ杯 大賞受賞者★
とのむらのりこさん
顔上げてプールサイドのママ探す
★第二回「みんなの俳句大賞」白杯 とのむらのりこ賞受賞者★
はらっぱのりすさん
葉を奏で鶺鴒誘ふ車椅子
★第三回「みんなの俳句大賞」沙々杯 はらっぱのりす賞受賞者★
こたつぶとんさん
長靴や雪道小径父のあと
★第四回「みんなの俳句大賞」宇宙杯 こたつぶとん賞受賞者★
これでも母さん
くたびれて卒業祝うランドセル
★第五回「みんなの俳句大賞」鶴亀杯 これでも母賞受賞者★
ぱんだごろごろ
純白のヴェールの陰で夏が往く
大変長らくお待たせしました。
さあ、それでは、いよいよ、「ぱんだごろごろ賞」の発表です。
「ぱんだごろごろ賞」は、
やよいさんの
泣きたくて見上げるそこにおぼろ月
です。
以下は、上のやよいさんの句と文章を読んで、ぱんだごろごろが思い浮かべた情景です。
☆☆☆
仕事中は、泣きません。
大人です。
社会人ですから、
どんなに泣きたいことがあっても、ぐっとこらえている。
でも、薬局を出たら(やよいさんは薬剤師さんなので)、
色々、我慢していたものがあふれ出てくる。
その日、一日に起こった出来事、
嬉しいこともあったけれど、
感謝されることも多いけれど、
やはり、理不尽なことも多くある・・・。
空を見上げると、そこに月。
今なら、泣いちゃってもいいかなぁ。
お月さまになら、打ち明けてもいいかしら。
あら、さっきまで、皓々とした満月だったのに、
いつの間にか雲がかかって、かすんでいる。
・・・。
違う。
涙で、
にじんでるんだ。
お月さまにも、辛いことはあるのかもしれない。
それでも、毎日、私たちに姿を見せてくれる。
満月がにじんで見えるのは、お月さまが励ましてくれているのかも。
月に見守られるようにして、
家路を辿った、或る夜のこと。
ありがとう、お月さま。
元気が、出ました。
私の仕事は、人々を元気にすること。
ふふっ、ちょっとお月さまの仕事に似ているかも知れませんね。
明日もまた、みんなの幸せのために、働こう。
お月さまがふっと笑った気がした、そんな満月の夜。
【追記】とのむらのりこさんの記事
とのむらのりこさんからも、素敵な記事が届いています。
「やさしさ数珠つなぎ賞」が生まれた、その瞬間を描いて下さっています。
ぜひ、お読みください。
【追記2】やよいさんの記事
やよいさんからも、受賞を受けての記事が届きました。
ぜひぜひ、お読みください。
次の「白熊杯」では、素敵な「やよい賞」を選んで下さることでしょう。
十六夜杯のスタッフの皆様、
十六夜杯に参加された皆様全員に、心より御礼申し上げます。
やよいさんへ、
今、記念のプレゼントを製作中です。
後日公開しますので、よろしければお受け取りくださいませ(来週の月曜日頃の予定です)🐼
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
お力を貸してくださった、すべての方に感謝申し上げます。
これでも母さんには、取り分けお世話になりました。素晴らしいアテンドをして頂きました。
ここに明記して、御礼申し上げます。
十六夜杯のグランドフィナーレまで、皆様、ご一緒に楽しみましょう。
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本当に楽しんでしまいました。<11/4記す>
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真ん中辺りにいるのが私です(帽子をかぶっているパンダ)。
七田苗子さん、まど夏さんも近くにいてくれて、嬉し~い♪
しちさん、ありがとうございました。
皆様、パンダの勇姿を、ぜひ、ご覧ください!