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魔法について
こんにちは、ぱんだごろごろです。
魔法瓶が壊れたので、ティファールの電気ケトルに買い替えました。
保温のできないタイプですが、すぐに沸騰するので、特に不自由は感じていません。
ところで、魔法瓶って、お湯を保温してくれるものですよね。
これを、なぜ「魔法」と云う言葉で呼んでいたのか?
色々な説があるようですが、当時は、魔法のように便利なものだと思われたのでしょう。
いつまでもお湯が冷めないのがとても不思議だったとか。
ただ、炊飯器にも保温機能はありますが、「魔法釜」とは言いません。
保温ポットのみ「魔法」という言葉が使われたのはなぜなのだろう。
一度お湯を沸かしたら冷めないということが、「魔法」と称賛したいくらい有り難いことだったのかなぁ、などとあれこれ考えてしまいました。
ネットで「魔法瓶」を検索してみると、以下のような説明がありました。
魔法瓶(まほうびん、英: Thermos、Vacuum Flask)とは、内びんと外びんの二重構造でその間を真空状態にすることにより熱の移動を防ぎ長時間保温・保冷できるようにした容器。
魔法瓶と言うと、つい家庭用の据え置き型の保温ポットを連想してしまいますが、実は保冷用のものも魔法瓶なのですね。
ついでに言えば、水筒のように持ち運びするものも、保温、保冷ができるものは魔法瓶と言うのだそうです。
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今は、どんどん世の中が便利になって、『これは魔法だ!』と思うようなことって、そんなにないような気がします。
携帯電話が普及し始めた頃は、てっきりこれはトランシーバーではないか、と思ったものでした。
当時、我が家には、昔夫が子ども用にと買ってきた、ソニーのウォーキートーキーがまだありました。
それはカラフルな子ども用のトランシーバーでした。
子ども達がまだ小さかったとき、娘と息子は、その赤と青のトランシーバーを片手に、となり同士の部屋で通話をして遊んでいました。
私の目には、それは、現代的な糸電話に見えたのです。
「SONY ICB-1500 WALKIE-TALKIE(My first SONY)」
発売時期: 1988年
ICB-1500はシンプルながら子ども向けによく考えられた設計で実にソニーらしい製品だ。発売されてから30年以上経過した現在、子どもの頃My first SONYで遊び、科学への興味を触発されエンジニアに憧れた人も多いのではないだろうか。
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そのため、私の頭の中では、
糸電話
→ トランシーバー(ウォーキートーキー)
→ 携帯電話
という進化図が出来上がっていたのです。
夫はバリバリの理系人間で、トランシーバーと携帯電話の違いを、電波や周波数がどうこうで説明してくれようとしましたが(まず、『トランシーバーは1対1である』から始まりました)、私にはまったく理解できなかったので、今もなお、私の中では、この進化の図式は生きています。
理屈がわからなくても、人々は便利なものを受け入れます。
近い将来、自動運転の空飛ぶトロッコ車ができたら、人々はそれを、
『魔法のじゅうたん(カーペット)』
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と呼ぶのかもしれません。
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今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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