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新刊が出たら、迷わず購入しています、ぱんだごろごろお奨めマンガ五選!

こんにちは、ぱんだごろごろです。
流行には疎いが、一度好きになったものには徹底的に喰らい付く――ライオンのようなぱんだです。
そのライオンぱんだが、新刊が出たら、迷わず購入してしまうコミックスとは・・・!

あ、興味ない、なんて言わないで、自分でも漫画を電子書籍で買って読む日が来ようとは、まったく想像していなかったのですから。
ある日、銀座で、その日知り合ったばかりの、若いきれいな女性(知人の個展を見に行って、その場で紹介されたのです。少女漫画雑誌の編集者をしている、という方でした)が言ったのです。
「これからは、大人の女性が、電子書籍で漫画を読む日が来ますよ」と。
その通りになってしまいました。

今でも、その方の名刺は、手許に保管しております(だって、生きている漫画の編集者なんて、初めて見たんだもん)。

さて、前置きが長くなってしまいました。
いよいよ発表します。

ぱんだごろごろが迷わず購入する、お奨めマンガ五冊とは

①「きのう何食べた?」①~⑰ よしながふみ著 (講談社)
②「舞妓さんちのまかないさん」①~⑮ 小山愛子著 (小学館)
③「金田一37歳の事件簿」①~⑧ 天樹征丸原作 さとうふみや著(講談社)
④「深夜のダメ恋図鑑」①~⑦ 尾崎衣良著(小学館)
⑤「恋するインテリジェンス」①~⑦ 丹下道著(幻冬舎コミックス)

順位の差はありません。
コミックスの発行巻数の多い順に並べただけです。
①と②は料理マンガとして、若干似通ったジャンルと言えそうですが、あとは、推理もの、社会人女性の恋愛もの、官僚BLもの、とばらけています。

①「きのう何食べた?」

①の「きのう何食べた?」は、TVドラマでも評判になりました。
年齢よりも若く見られる、美貌の弁護士、シロさんこと筧史朗役を西島秀俊さんが、恋人で同棲中の美容師、ケンジこと矢吹賢二役を内野聖陽さんが演じました。
この二人の配役は、ファンの間でも、好評だったようです。

先に、この作品を料理マンガと言いましたが、【簡単で美味しい!おすすめレシピは、意外なこの二冊から】でも書いていますように、作中のレシピは、いずれも再現可能で、美味しいので、ぜひ作ってみて下さい。
中には凝った、工程の多い料理もありますが、大半は家庭のお惣菜として使えます。

新刊が出るのを待ちかねて、つい買ってしまうのは、この主役の二人が、笑ったり怒ったり、それぞれの職場で持ち上がる問題に悩んだり、実家の家族との関係に気を使ったりして、日々を過ごして行く様が、丁寧に描かれていて、魅力的だから。
サザエさん方式とは違い、現実とともに、年を取って行く二人の変化と、お互いを大切にしようと努力するさまが、読み手の心を打つのですね。

登場人物の中では、二人の共通の友人である、小日向大策と井上航(ジルベール)カップル(小日向さんが、史朗によろめきかけた時には、私もときめきました)と史朗の料理友達である、佳代子さん(包容力があって、さっぱりした性格)が好きです。



②「舞妓さんちのまかないさん」

②の「舞妓さんちのまかないさん」は、京都の花街にある、「屋形」と呼ばれる家が舞台で、料理を通して、舞妓さんや、舞妓さんを目指して修業する少女達の日常が描かれています。
主人公は、「屋形」(舞妓さん達が、「おかあさん」と呼ばれる女将さんと一緒に、共同生活を送る家)で、まかないさんとして働く少女、キヨと、「百はな」という名で、舞妓さんとして働く、キヨの幼馴染みのすみれの二人です。

心を打つのは、青森から上京してきた二人の幼馴染みが、進む道は違えど、お互いがお互いを思い合う、気持ちの強さです。
自分に厳しく、修業に打ち込むすみれを、あたたかく見守り、ピンチの時には、さりげなく料理で助け船を出すキヨキヨがいるから、頑張れるすみれ。
決してもたれ合うような関係ではないのに、二人の絆の強さが、読み手にもしっかりと伝わって来る作品です。


③「金田一37際の事件簿」

③「金田一37歳の事件簿」は、言わずと知れた、あの「金田一少年」シリーズの、後日談と言うか、続編です。
「謎はすべて解けた」の金田一少年が、37歳の中年男性になり、「もう、謎は解きたくないんだぁ~」と言いながら、やっぱり謎を解いてしまう、という、楽しい連作集です。

なぜ、中年金田一は謎を解きたくないのか、なぜ、美雪が声(メールやラインの文章)だけの登場で、姿を見せないのか。
シリーズを通しての謎を設定した上で、軽快なテンポで、話が進むため、懐かしさも相まって、新刊が出ると、ついつい買ってしまうのです。


④「深夜のダメ恋図鑑」

④「深夜のダメ恋図鑑」は、三人の若い社会人女性が、そのうちの一人の部屋に集まっては、夜な夜な互いに自分の恋愛体験を話し合う、という形式の連作集です。
「ダメ恋」というのは、ダメ男相手の恋、ということで、さまざまなダメ男が登場するため、「図鑑」という言葉が使われています。

三人の中では、福間千代には、ステディな彼氏がいて、後に婚約関係になるため、彼女の担当回は、その彼との関係が深まって行く中での、ささいな行き違いや、男女の感じ方の違いから来る、トラブルや、笑い話などがメインテーマになります。

また、千鳥佐和子には、途中までは、同棲している、国分諒という彼がいたため、彼女の担当回はほとんどが、諒くんがいかに駄目でどうしようもない男か、という話に終始していました(諒とは結局別れました、当然です)。

既婚者に迫られたり、セクハラ上司に絡まれたり、父の持ってきたお見合い話に付き合わざるを得なくなったり、と、一番色々なダメ男に出会っているのが、古賀円です。
美人で語学も達者な円ですが、男運は悪いのですね。
私個人としては、市来くんと上手く行くといいな、と期待しております。


⑤「恋するインテリジェンス」

⑤「恋するインテリジェンス」は、霞が関の官僚達が主役のBLものです。
外務省、財務省、厚生労働省、法務省など、各省の美形官僚達が繰り広げる、めくるめく愛の世界に、一歩足を踏み入れたら、もう戻っては来られないこと必至。
作者の世界観が炸裂する、摩訶不思議な丹下ワールドを、身をもって、体験してみて下さい。

目下の私のお気に入りは、外務省カップル
情報を得るために、優秀な官僚達が、日々真面目に色仕掛けの訓練を重ねる、という設定には、ちょっとどうかと思うところがない訳ではありませんが、読んでいる限りでは、彼らの多くは皆、国を愛し、仕事にやりがいを感じている、気位の高いひと達ばかりです。
深津、武笠ペアも好きですが、一番好きなのは、藍染さんです藤野、郷土ペアの今後も気になっています。




まとめます。


ぱんだごろごろのおすすめする、絶対面白いマンガ五選です
①から⑤まで見てきて、やはり、「気位の高いひと」が、一生懸命生きて、笑って、努力するさまを描いたマンガが、私は好きなんだな、と気付きました。
さあ、あなたもどれか一冊、是非どうぞ。

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ぱんだごろごろ
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