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春駅物語

こんにちは、ぱんだごろごろです。

しろくまきりんさんの、この企画。

『春駅物語』

この言葉を、初めて見た時に、心に浮かんだのは、

『春は馬車に乗って』

という、昔読んだ小説の題名でした。

1926年に発表された、横光利一よこみつりいちの短編小説です。

この題名だけを見ると、明るいイメージがありますが、実は、登場する夫婦は、辛い現状を抱えています。

暗く殺伐としたやり取りの末に、物語の終盤で、夫婦のもとに、知人から、スイートピーの花が届きます。

この花を見て、『どこから来たの』と訊く妻に、夫は、

『この花は馬車に乗って、海岸を、春を撒き散らしながらやって来たのさ』(うろ覚え)
と答えます。

そして、静謐なラストシーン。

『春駅物語』


上記の連想から、私は、『春駅物語』に、花のイメージを重ねていました。

一方、春に、駅から旅立つ、ということ

他方、春の駅で起こる、さまざまな物語

そういう解釈もわき起こり、

『春駅物語』という、しろくまきりんさんの、美しい言葉を、ゆっくりゆっくりあたためているうちに、とうとう最終日になってしまいました。

何か作らなくては。

妄想しているだけでは、いけません。



春は汽車に乗って、
駅から旅立ち、
沿線に春を撒き散らしながら、
どこまでも進んで行った

ぱんだごろごろの春のイメージ①


旅立ちのイメージ


【花の都々逸】



すみれ むらさき

なのはな きいろ

さくら うすもも

りら ライラック

紫色にも、色々ありますね。

★すみれ色
★藤色
★ラベンダー
★ライラック
★パープル
★バイオレット


春色の花の中
春色の君を見た
春色の服を着て
春色の汽車に乗り
春色の駅から、旅立って行った

ぱんだごろごろの春のイメージ②



すべり込みセーフでしょうか。
しろくまきりんさん、
よろしくお願いいたします。


今日も最後までご覧になって下さって、ありがとうございました。
春はすぐそこまで来ていますね。


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ぱんだごろごろ
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