リクエスト曲を訊かれた時のために、準備しておきましょう
こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日は、リクエスト演奏を受け付けてくれる、バーやレストランに出掛けた時のための心得です。
まだまだ、新型コロナウイルスの影響で、コンサートやライブハウスに行くのは難しいですね。
でも、バーやレストランには、ピアノやギターの演奏者がいて、お客様からのリクエスト曲を生演奏してくれることがあります。
そんな時、せっかくのチャンスに、自分の好きな曲を演奏して貰って、素敵なひとときを過ごすのか、リクエスト曲がとっさに思い浮かばず、パスして、隣のテーブルに行ってもらうのか。
どちらにするか、と言われたら、これはもう、絶対に、演奏してもらう方ですよね。
あなたが、大好きな曲をすぐに数曲挙げられる方なら、何も言うことはありません。
けれど、あの曲好きだけど、何て名前だったっけ、とか、たくさんあり過ぎて選べない、とかいう状況でしたら、ジャンルごとに、好きな曲を二、三用意しておかれることをお薦めします。
一般的には、スタンダードと呼ばれる、ジャズやポップスの曲を数曲、加えてハワイのマイタイバーにまた行けるようになった時のために、ハワイアンを数曲、念のため、クラシック曲もお好きなものを選んでおかれると良いでしょう。
それぞれ、なぜ一曲ではなく、数曲かというと、居合わせた他のお客様が、あなたより先に、あなたのと同じ曲をリクエストするかもしれないからです。
そんな時に慌てなくてもいいように、他の曲も準備しておけば、あなたは好きな曲を二曲聴くことが出来る訳です。
このブログで、何度か書いているように、気位の高いひとの、他人との付き合い方はクールです。
お節介や馴れ合いをしないので、そうなる訳ですが、一方、<他者への心遣い>として、常に礼儀正しく、他人を尊重しています。
バーやレストランは、皆、楽しむために来ている訳ですから、気位の高いひとたちも、その楽しい雰囲気を壊すことなく、更に盛り上げるために、ひそかに気遣いをしているのです。
レストランのドレスコードを守ったり、綺麗にお化粧をしたり、他の人の目にも美しく見えるように、装いを凝らすのも、これらは、みな虚栄心から来るものではなく、周囲の人たちへの心遣いから来ているのです。
リクエスト曲を選ぶ時にも、自分の好みだけでなく、場の雰囲気も考慮して、頭の中のリストから選ぶようにして下さい。
リクエストを求められたら、ためらったり、もじもじしたりすることなく、さわやかに曲名を告げて(もしくは、紙に書いて)、「お願いします」とおっしゃって下さいね。
もし、どうしても、ふさわしい曲を思い付かなかったり、曲名を忘れてしまったりした場合は、「やさしいムードの曲を」とか、「結婚記念日なので、それに合った曲を」などと、お願いしてみましょう。
無理なリクエストでなければ、受け入れてもらえる可能性は高いですよ。
普段、よく聴いている曲でも、とっさに曲名を思い出せない、ということはよくあります。
皆様も、これからは、好きな曲は、意識して、曲名を覚えて、リストアップして下さいね。
私が、今でも覚えているのは、あるレストランでのことです。
昔から、「アマポーラ」と「いそしぎ」が好きなので、私はその日、特に躊躇することなく、「アマポーラ」を頼みました。
すると、お隣のテーブルの方は、「鬼平犯科帳」のエンディング曲、「インスピレーション」をリクエストしたのです。これには、「何ていい趣味なんだろう!」と、聴きながら、感激してしまいました。
あの曲、大好きなんです。
その当時の私にとって、「インスピレーション」は、あくまで時代劇のドラマが終わった後に流れる曲であって、目の前でギターを持ったプロのミュージシャンが弾いてくれるなんて、思いも寄らないものだったのでした。
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」も好きで、これはスタンダード曲なので、リクエストするには、おすすめの曲です。
「イパネマの娘」も好きなので、今度機会があったらリクエストしてみたいと思います。
まとめます。
生演奏のあるバーやレストランで、リクエストを受け付けていたら、あなたも参加して、大好きな曲を頼んでみましょう。
その際には、お店やその場のお客様たちの雰囲気に合った曲を頼めるよう、普段から、お好きなスタンダード曲をいくつかリストに作っておきましょうね。
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