108本の薔薇🌹
こんにちは、ぱんだごろごろです。
先日、姪の結婚披露宴に出席するため、名古屋まで行って来ました。
宴席の開始時間が11時からと、日帰りが可能なスケジュールだったため、泊まってのんびり、とは行かなかったのが、少々残念でした。
もっとも、現在名古屋に家はなく、平和公園にお墓があるだけなので、泊まる時にはホテルを利用することになります。
前回、名古屋のホテルに泊まったのは、中学・高校の同窓会に出席するため、一人旅をしたとき。
コロナ禍前のことでした。
その後、2020年に両親が相次いで癌で亡くなりましたが、ちょうどコロナの最中だったため、納骨も延び延びになり、お墓参りに行くことも叶わないまま、今に至ります。
実家の墓守役である兄は、この先名古屋に戻ることはないのだからと、東京近郊の霊園へ、お墓を移すことを考えているようです。
(ただ、今のところ、都立の霊園に申し込んではいるのですが、抽選に落ちているのだそうです)
それがなぜ、今回、姪の結婚披露宴を名古屋で行うことになったかと言うと、理由は単純なことでした。
姪も新郎も、今現在の勤め先が愛知県の名古屋市に近い某市にあるため、お互いの上司や同僚が出席しやすい名古屋市内の式場を選んだ、ということ。
実際、披露宴が行われた会場は、名古屋駅から歩いて行ける距離で、夫も私も、新幹線を降りたあと、グーグルマップを見ながら歩いて、無事に会場にたどり着くことができました。
姪は兄の長女で、今どきめずらしい四人兄妹の、上から二番目です。
幼稚園から高校まで、都内の学校で過ごしたのち、東京近郊にある大学の医学部に進みました。
卒業後は愛知県の医大に研修に行き、そこで新郎に出会ったそうです。
新郎も、出身校は九州にあるのだそうですが、偶然にも姪と同じ医大で研修をしていたため、二人は巡り会ったのですね。
二人は昨年の早いうちに、もう籍を入れていて、昨年暮れには、両家の家族と共に、海外で結婚式を挙げたのだそうです。
新婚旅行も兼ねていたそうですが、その結婚式で兄は号泣。
『今日の披露宴でも泣くんじゃないかと心配していたんですよ~』
とは、次女で末っ子の、もう一人の姪の言葉です。
新郎新婦から両家の母たちへの花束贈呈、両親への感謝の言葉と続くあいだ、兄は兄嫁から渡されたハンカチを握りしめ、ときおり目の辺りを押さえていました。
『お姉ちゃんはずっと、「私は結婚しない」って言っていたんですよ。それが、急に結婚するって言い出したものだから、お父さんもびっくりして、結婚式のときは泣いちゃったんですよね。お兄ちゃんたちも家から離れたところで暮らしてるから、今はお父さんもお母さんも、私にくっついちゃって、私だけは、遠くへ行かせないって言ってます』
と語ったのは、現在、大学四年生の末っ子(姪)。
今回結婚した姪は、新郎がその美しさにひとめぼれしたと言うだけあって、兄に似ず、なかなかの美人に育ちましたが、こちらの末っ子も、こうして着飾っていると、けっこうキュートです。
兄夫婦の希望がどこまで叶えられるか、神のみぞ知る、ですね。
そんなこんなで、お料理も美味しく、とても良い披露宴だったのですが、中でも印象に残ったのが、タイトルにもした、「108本の薔薇」のエピソードです。
今日はこの話をして、締めくくりにしたいと思います。
新郎が姪にプロポーズをしたのは、港町横浜でのこと。
そのとき、彼は姪に108本の赤い薔薇の花束を渡したのだそうです。
108本の薔薇って、かなりの大きさですよね。
その話を聞いて、まず単純に驚いたのですが、次に、姪がそれを見て思ったという言葉、
『あまりに大きくて、笑った』
というのを聞いて、こちらも大笑いしてしまいました。
姪よ、もっとロマンチックなことを思ってあげればよかったのに。
もちろん、嬉しかったのだとは思いますけれどね、たしかに大きいですよね。
ちなみに、なぜ、薔薇の花束が108本かと言うと、
108本の薔薇には、「結婚してください」という意味があるからなのだそうです。
今回、初めて知りました。
他にも、本数によって、以下のような意味があるそうです。
おめでたい結婚披露宴の席で、
『108って、煩悩じゃないの?』
と口走らなかった自分をほめたいと思います。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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