見出し画像

白い世界~カハラホテル横浜

こんにちは、ぱんだごろごろです。
先日、娘のお誕生日会兼昇進祝いのため、横浜みなとみらいにある「カハラホテル 横浜」に行ってきました。

ご存知の通り、本家のカハラホテルは、ハワイのオアフ島にある、有名なリゾートホテルです。
オアフ島と言えば、ワイキキビーチ沿いにある、「ロイヤルハワイアン」「ハレクラニ」などのデラックスホテルを思い浮かべますが、カハラホテルはワイキキから少し離れたカハラ地区にあります。

カハラ地区は、もともとオアフ島の中でも有数の高級住宅地として知られた土地。

そんな立地から、カハラホテルには、観光客であふれかえるワイキキのホテル群とは、ひと味違った豪奢な落ち着きがあるのです。

数年前に横浜に作られた「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」は、ハワイの本家カハラホテルのホスピタリティを受け継ぎ、日本に、横浜に根ざした存在になろうとしています。


カハラホテル(横浜)の特徴的な外観。
葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」の構図に見立てた
<Wikipediaより引用>


「神奈川沖浪裏」(富嶽三十六景より)

そもそも、今回「カハラホテル」に行こうと思い付いたのは、2020年に開業したこのホテルが、当時、人気の余り、予約が取れない状態が続いていたから。

おしゃれな横浜マダムたちが、こぞってカハラホテルに詰めかけたため、
「今度、みなとみらいにカハラができたそうだから、アフタヌーンティーに行かない?」
と娘と話しても、
「だめだわ、予約が取れない」
となっていたのです。

「もうちょっと落ち着いたら、ね」

それから4年が経ち、娘が勤め先の昇進試験に合格したけれど、娘婿が忙しくてお祝いもしていない、と言ったときに、私の脳裏にカハラホテルの姿が思い浮かんだのです。

「ねえ、前に横浜に新しいホテルができたよね、○○ちゃん、もう行った?」
「カハラホテルのことだよね、ううん、まだ行ってない」
「お母さんも行ってないの。一度行ってみたいと思っていたんだけど」
「できてすぐの頃は、予約が取れなかったんだよね。さすがに今は大丈夫でしょう」
「じゃあ、○○ちゃんの昇進祝いをカハラホテルでやらない?」
「えー、いいの? ◇◇さん(娘婿の名)は来られないと思うけど」
「それなら、ついでに○○ちゃんのお誕生日祝いも一緒にすることにして、△△(息子の名)も呼ぼうか? ○○ちゃん、予約してくれる?」
「え、私がするの?」
「好きなレストランを選んでいいから」
「うん、わかった」

娘は、色々食べられるビュッフェがいいと言って、1階にあるグランドボールルームでの、<Chef’s Dining Buffet>のランチ・ビュッフェを予約してくれました。
(お財布にやさしいランチタイムを選んでくれる、よくできた娘です)

当日、横浜駅で子ども達と待ち合わせ。
みなとみらい線の新高島駅もしくはみなとみらい駅から徒歩8分と言うことだったので、当然電車に乗り換えるのだと思っていたら、息子は、「横浜駅から歩く」と言います。

今や横浜の住人となっている息子の言葉には逆らえず、4人で長い道のりをおしゃべりしながら歩きました。

あ、ようやく見えてきた、あれがカハラホテル――――。


クリスマス・リースのリボンの色は、ホテルのシンボルカラー、カハラブルーでしょうか。


ホテル内に入り、案内されて、会場のグランドボールルームに向かいます。

室内はハワイのムード一色。

飾られた花も見事でした

ライブは、和食が天ぷら、中華が北京ダック、洋食がステーキでした。

一通り料理を楽しんだあとは、デザートが待っています。


ケーキ類がずらりと並び、目移りします。


まずは、パリ・ブレスト、カハラ・プリン、モンブラン。


こちらは焼き菓子の数々。

マカダミアナッツ・チョコレートもいただきました。
ご馳走様でした。
あぁ、幸せです。

帰る前に、せっかくなので、14階にあるロビーまで行きました。

そこにあったのは、素敵なクリスマス・ツリー。

クリスマス・ツリーの根元には、カハラブルーのプレゼントの数々。

そして、窓から見えたのが、タイトルにした、「白い世界」でした。

14階のロビーの壁面は、一面のガラス張りになっていて、みなとみらいの景色が一望できます。

そこから見た、港町、横浜の姿。

雲の多い日だったため、そこはいちめん、白の世界。

林立するタワーマンション、ヨットの帆を模したグランドインターコンチネンタルホテル、ランドマークタワーも見えます。
眼下の白い屋根は、パシフィコ横浜ノースでしょうか。

目を左に遣ると、大きな客船の姿も見えます。

横浜は、白い町でした。


海を見たいという私の希望で、海沿いまで、皆で歩きました。
名古屋港のすぐ傍で育ったため、海を見るのが好きなのです。

帰り道は、みなとみらいの街を通って、横浜駅まで歩きました。
息子の行きつけだというスーパーマーケットものぞいてみました。

息子にエスコートされて歩くスーパーというのも、良いものですね。

途中、みなとみらいの某ビル内に飾られていたクリスマス・ツリー。
カハラブルーと違って、こちらはクリスマスカラーの赤が基調。


横浜駅で子どもたちと別れ、夫と二人で家に帰りました。

その日の晩ごはんは軽く済ませ、あとはのんびりと過ごしました。

クリスマスを待つ街と、海沿いの町を歩いた、思い出に残る一日でした。


今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
あなたのスキ、フォロー、コメントに、いつも励まされています。

#この街がすき
#おいしいお店


いいなと思ったら応援しよう!

ぱんだごろごろ
記事を充実させるための活動費、書籍代として使いたいと思います🐼