タブPCを失った人間のアナログイラストの描き方(作業編)
社長のみなさん!12月ですよ〜!(挨拶)木口ゆらです。
間がだいぶ空いてしまいましたが、「タブPCを失った人間のアナログイラストの描き方(道具編)」の続き、作業編です。
◆ラフ
ニュースプリントパッドにラフを描きます。今回はB6サイズに切って描きました。
今回は気にいるポーズが一回で描けたので、このまま進めることにしました。もっと大きいサイズだったり構図が複雑だったりする絵は小さいラフをいくつか描くこともあります。専門的にカッコよく書くと「サムネイル」ってやつです。響きがかっこいいですね。でも描くといい構図が生まれやすい。気がします。
◆下描き
さっきのラフを参考に下描きを描きます。でも描く紙は最終仕上がりサイズ(※今回はB6)に切ったニュースプリントパッドです。いきなり清書用紙には描きません。一発で描けないから。迷い線で紙をボロボロにしちゃうから。
しかし君ラフと顔違わない?
◆転写
ここで転写のお時間です。転写の作業を挟むことにより、清書用紙が下描きでボコボコになる恐怖とはおさらばできます! バイビー!
まずはさっきの下描きの裏を鉛筆でひたすら黒く塗っていきます。この作業の手を抜くと上手く転写出来なくて泣きを見ます。使用する鉛筆は濃ければ濃いほど良いです。
次に、転写させたい紙に下描きをマスキングテープで固定してボールペンでなぞります。しっかり転写させたいので、気持ち強く。強すぎるとペン入れの時に引っかかるので少しだけ強く。
すると転写ができてます!!!! 参考画像は写真取るの忘れてたからありません!!!!
◆ペン入れ
転写された線を使ってシグノでペン入れします。丁寧丁寧丁寧になぞります。
ペン入れして消しゴムをかけたものがこちらです。ペン入れ後すぐはまだインクが乾いていないので、少し置いて乾燥させます。
そして、これを更に描き込んでいきます。
ウ線の強弱をつけたりベタを塗ったり髪の毛を描き込んだり影や濃い色のところをハッチングしたりエビを足したりして完成です。ウォウー🦐
画像加工アプリでコントラストや明るさなどをいじってアップ用のデータも完成です。kawaii!!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
というわけでやっとメイキングが終わりました。遅い。
画材は安価なものが多めかつ代替品になるものも豊富ですし、何より特殊なテクニックを使ってないので誰でもやりやすい絵の描き方だと思います。みんなもおえかきしようね!
木口へのご依頼は下記からどうぞ! 何でも描くぞ。
skeb https://skeb.jp/@Kiguchi1902
おいしいものたべます。