おでかけ(加島美術、インターメディアテク編)
ププッピドゥ(挨拶)木口ゆらです。
今日は東京駅周辺で楽しんできました。簡単ですが感想を書こうと思います。
※以下の文章は特定の思想とかアレコレを推奨する内容ではありません。
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「加島美術」
まず向かったのは「加島美術」。小早川秀聲の回顧展が開かれているという事で行きました。東京駅八重洲口から徒歩10分ぐらいです。
加島美術 https://www.kashima-arts.co.jp/
小早川秀聲について知ったのは以下の記事からでした。
『「従軍画家」小早川秋聲の回顧展が関東で初開催。陸軍が受け取り拒否した《國之楯》も展示』(美術手帖)https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/20340
ここに掲載されていたという「國之楯」という作品を見て衝撃が走りました。そして「ぜひ実物を見たい!」と思い、今日のおでかけに繋がりました。
作品数はやや少なめでしたが、入場料は無料かつ小早川秀聲の関東での初めての回顧展ということで意外とお客さんが多かったです。
どの作品も魅力的でしたが、特に私が好きだったのは「日本刀」という作品でした。日本兵が日本刀を持って座り込んでいる絵です。この絵の土臭さや装備の細かい描写がとても好みです。
また、「國之楯」ももちろん圧倒的でした。兵士が日章旗を顔にかけて横たわっている絵なのですが、見ていると悲しみや切なさ、虚しさといった感情が心の中でうずまきました。どこか勇ましさもあった「日本刀」との対比も感じました。
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「インターメディアテク」
その次に向かったのは東京駅丸の内口そばにあるJPタワーの中にある「インターメディアテク」。こちらも入場は無料です。
インターメディアテクhttp://www.intermediatheque.jp/
ここには「学術資料」が展示されています。動物や虫の標本、古代エジプトのホルス像、古代硬貨コレクション、タイプライター、教育用の蒸気機関の模型などなど……使い道がよく分からなくても知的好奇心が刺激される、そんなものに満ちた空間です。
また、収蔵用什器も年月を重ねたものを使っていて、レトロでシックでキュートでした。木とガラスの棚に標本や模型が収蔵されている画にときめく人は多いと思います。
そして何より広い。JPタワーの2・3階の一部がインターメディアテクの展示室なのですが、じっくり見てると半分見るのに1時間はかかります。下手したらもっと掛かります。それぐらい広いスペースに様々なものがあります。
私が好きだったのはペンギンの剥製と骨格標本でした。あとタヌキとキツネの剥製。かわいい。今はカワセミなど鳥の標本も沢山展示されていて鳥好きにはたまらない状態でした。
ワンポイントアドバイス。もし行かれる方は歩きやすい靴で行くといいかもです。あとJPタワー内には喫茶店のような気軽に休める場所がないので、休憩は東京駅の地下など外で行うのがベターです。ベンチというかソファはあるけど、多分基本的に埋まってます。
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こんな感じのおでかけでした。芸術鑑賞浴と知的好奇心が満たされて幸せです。
おいしいものたべます。