クリアしたゲームリスト・2024年10月分
10/02 PC 20h 『Ara: History Untold』
だいたいCivilizationなんですけど、資源がより細分化されており、都市のマネジメント要素が大幅に増えてます。
資源というのは、米や魚、銅やウラン、香辛料や綿など、自然から直接採れるものだけではありません。それらを用いた加工品がめちゃくちゃ多いです。
たとえば紙っぽいものとしては、紙の他に、書物、百科事典、国債、信用状、法律書などがあったと思います。食料品としてなら、祭り、豪華なグルメ、パン、保存食、乾燥食料、缶詰…などだったかな。
まあともかくテクノロジーの進歩とともにどんどん増えていく形ですね。
使い道は、遺産を作るときに消費したり、各施設の生産能力をブーストしたり、都市全体に使って幸福度や衛生値を上げたりなどです。考えることが多い!!
ただ改めて言うようですけど、ベース部分はだいたいCivilizationなので、そこまで頭プシューッとはなりませんでした。パラドゲーに比べたら遥かに全然楽です。
面白いなーと思ったのが、チャプター制ですね。
ゲーム進行は3つのチャプターに区切られ、時代の進化によるチャプター移行時に一定ランク以下の文明は「忘れられ」てしまいます。ゲームから脱落ということです。
脱落した文明の築いた都市は滅び、遺跡と変わって、斥候ユニットのおやつになります。これ、終盤には斥候いらなくなりがち問題の解決方法として面白いと思いました。
また、良い立地争奪戦に一旦は負けても、あとでチャンスがまた出てくるという。
もひとつ、戦争の仕様もちょっと風変わりでした。
戦争前に「目標」(の都市)を定めて、期限内に達成すれば攻撃側勝利、そうでなければ防御側の勝利となり、そこで戦争は終了、強制的に和平となります。
相手文明が滅びるまで戦争を継続したい場合は「絶滅戦争」という目標を掲げなければならず、これは戦争とは無関係の他文明からの心象が大幅に悪化します。戦争だけで全てを決着させることを難しくする調整でしょうか。
てな感じで結構な差異が見られるCivライクな戦略SLGです。
いちプレイ時間が20時間ほどと長めでしんどく、何度もプレイするには向いてなさそうですが、一回やった限りにおいてはCivに負けず劣らず楽しめたかもしれません。
累計では50時間ほど遊びました。
10/13 フリゲ 1h 『Magic Archery』
クリッカー系。段々と絵面や音が賑やかになっていって楽しいです。
SteamDeckでプレイしました。マウスカーソルをエミュレートするモードで。ちょっと細かい操作は難しかったですが、動作には全く支障ありませんでした。
10/15 PC 7h 『Farmer Against Potatoes Idle』
クリッカー系。
ポテトが襲ってくるので戦って収穫しようって流れです。
ナンデ?
あらゆる要素が農夫を強くすること(攻撃力やHPなど)に帰結するのですが、その強化手段が多彩です。
最初はポテトを消費してステータスを強化するところから、やがて、敵がランダムドロップするランダムエンチャント武具を装備しよう、死んだときに手に入るポイントで強化しよう、一定レベルごとに手に入るスキルポイント以下略、畑、ミミズ、もぐら(ポテト)叩きのミニゲーム…そしてもちろん転生も。ここまででおそらくまだ強化要素種類の半分程度です。
強化されていくスピードというか、バランス調整が絶妙で、とても良くできたゲームだと思いますが、時間泥棒なので断じてオススメしません。
なお、クリアの概念はなさそうなので、プレイ開始した日をクリア日としています。クリア時間は現時点までのプレイ時間です。
10/19 PC 15m 『ELEMASTA -エレマスタ- 15 minute demo version』
1000個の宝箱と320人の仲間がいる大大大ボリュームRPG…の15分しか遊べない体験版。
とてつもなく広大な世界を自由に歩けそうな様子は、15分でもひしひしと伝わってきました。
会話中も15分のカウントダウンは止まらないので、メッセージをろくに読まずに飛ばしがちになるという体験版特有の問題は気になります。
製品版でも引きずりかねないのが、戦闘速度を早送りできないことや、仲間の離脱仕様(3人までしか保持できないが、途中で勝手にパーティを抜けていくのでフルメンバーで旅を続けられない)、ダンジョン内のエンカウント率の妙な高さなどでしょうか。
まあそれら欠点を上回る面白さがありそうなので、完成したら普通に買いたいです。
10/27 PC 30h 『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』
あの激辛フリーシナリオRPGが食べやすくなって新登場!
…とそれっぽいことを言ってみたものの、実は原作未プレイなので、本当に原作が激辛なのかどうか知りません。ただ、プレイしたことがある他のサガでは辛酸を舐めて来たので、この原作もそうなんでしょって認識です。
ともかく、本家サガに挫折し続けてきた人生でしたが、それにもついにサヨナラです。
そう、本作で実装された難易度カジュアル(≒イージーモード)ならね。
特に進行に詰まる所もなく、スムーズに駆け抜けられました。
う~んカジュアル~。(※ラスボスはかなり強い)
ストーリー自体は薄味ですが、何百年も戦い続けるシチュエーションは素敵ですね。
主人公がどんどん世代交代していくので、それを折り込んで主人公死亡イベントもできるという。なるほどな~。ヴィーナスアンドブレイブス新作マダー?
FF5ピクセルリマスターのときも感じましたが、スクウェア黄金時代のヤバさが垣間見えるようです。
原作と比較して具体的にどこが良くなった悪くなった~…、ってのは先述の通り原作未プレイなのでわからないんですが、それでも「原作愛」みたいなものはひしひしと感じます。
美味しいところは美味しいままに、食べづらかったところは食べやすく。余計なことをせず、必要なことだけをしているという塩梅。聖剣3リメイクでの成功、再び。
聖剣3リメイクといえば、あれにあったサボテン探しが、本作ではより洗練された形で実装されましたね。ひとつひとつの隠し場所や、捜索対象の挙動に遊び心があります。丁寧な仕事、誇らしくないの?
体験版プレイで期待した通りの満足度でした。
制作チームが手掛ける次の作品が、ロマサガなのか、別のシリーズリメイクなのか、はたまたオリジナルなのかはわかりませんが、何にせよとても楽しみです。
今月の一本
は『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』です。
令和最新RPGとして全く不足ない出来栄え。
強いて言えばグラフィックは、スイッチでも動作するくらいなので高精細とは言えないかな。でも十分に魅力的なので問題ないです。
あとスクエニRPGにしては少しお値段安めなのも嬉しいところ。少なくとも自分の場合、もしあと1000円高かったら買わなかった可能性が高いので、値付け正解だよ!って主張したいところ。
FF16と7リバースの売上不振を受け、その一因は値段の高さにあると思って方針を改めたんでしょうか。しらんけど。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?