このご時世、住宅ローンの返済は1回待ってもらえないのか?
緊急事態宣言が発令され、各社・各店の臨時休業などが目立つ今、
避けられない「収入減」に危機感や不安を覚えている方も多いと思います。
筆者もその一人です。
収入減は避けられそうにもなく、国からの補償は期待できないので、
何とか支出の方を抑えていかねばと画策している中、
住宅ローンの返済はどうにかなるものなのだろうか?と、
こういうご時世だからと、特別対応みたいなものがあったりするものだろうか?と、
もしここが意外にどうにかなるものなら、例えば1ヶ月だけでも返済を待ってもらえたら、家計的にはめちゃくちゃ助かるなぁ、期待はしてないけど!と思い、銀行の担当に問い合わせてみました。
ローン会社とかによっても回答は変わってくるのかもしれませんが、
筆者が得た回答の結論としては、
「タダで返済を待つということは、どういうご時世であろうとも“無い”。」
そして
「返済を一時的に止めるという方法はあるにはあるが、そこには大きなリスクが有る。」
ということだそうです。
筆者の状況としては、例えばこの1ヶ月分だけ返済を待ってもらえたならかなり助かるけど、
あくまで支出減の方法の1つであって、待ってもらえなくとも何とかなるにはなる。
なので、延滞料が発生するとか、そのために何かプラスの支払いが発生するのは本末転倒であり得ない!
というぐらいのテンションでした。
待ってもらった分は後々に分散したりとか、そういう形でできないかな?と思っていました。
しかし、ローンの担当の方によると、例えばもし返済を待ってもらう、ということになれば、
例えその期間が1ヶ月であったとしても、
・待てる金額は元金の分だけなので(利息は絶対にストップできない)、場合によっては大した減額にならない
・しかし延滞料は発生する
・そして「個人信用情報センター」というところに返済を待ったという情報が送られ経歴に残る(経歴にキズがつくような形になる)
、、、というリスクがあるようです。
さらに、それでも何とか待ってもらいたいということになった場合、
世帯の収入状況、支出状況を事細かに話して協議してその結果、契約を交わした上で返済について何かしらの形でコントロールする、
ということもあるみたいなのですが、手数料や印紙代がかかるので結局そのために支出をしなければならないのだそうです。
そしてこれらは先述の通り、例え世の中がどういう状況になったとしても変わらないそう。
実はこういうお金関係に詳しい人から「銀行はローンの返済を待ってくれるよ」と言われたことがあったのですが、
実際は決して軽いものではなく、リスクや延滞料などを背負った上でなら待ってくれる、というものでした。
なので収入減に今苦しんでいる中で住宅ローンを抱えている方にとって、
支出減のために住宅ローンを1回待ってもらう、ということは現実的ではない。
という情報をこの記事にて共有できたなら幸いです。
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