【遊学】4月23日(プリトヴィツェ)
◯起床、バスへ
プリトヴィツェ国立公園はクロアチアの内陸部中央にあり、公共交通機関はバスでしか行けない。ザグレブから2時間と少しかかるこちらへは日に数本しかバスが出ておらず、必然的に6:45発のバスに乗る必要があった。
5:30ごろに準備のためモゾモゾと起きると、同じようなモゾモゾが数ヶ所から聞こえる。ここまでモゾモゾが重なると、もはやモゾモゾはモゾモゾではなく、れっきとした物音へと昇華し、他の人たちを起こしてしまうのではと少し心配になる。
察しはついていたがモゾモゾの正体はプリトヴィツェ国立公園に行く予定の人たちで、計3モゾモゾで仲良く一緒にプリトヴィツェ国立公園へ向かうことに。
◯プリトヴィツェ国立公園
公園への入場券を購入して一歩公園内に入ると、それまで遠くに聞こえてた水の音が一気に大きくなり、目の前に巨大な滝が現れた。
周囲を自然豊かな山々に囲まれ、青々とした湖ととてつもない高低差で打ち付ける滝。それしかないが他の不要なものが何もなく、すごく気持ちのいい場所である。
公園内にはいくつかハイキングコースがあり、自分の体力や持ち時間と相談して最適な道順を選べる。体力は考慮に入れず、時間は目一杯17時まであった僕らは迷わず一番長いコースを選択。
道のりは結構キツかったが、随所で色々な形の滝や湖のコントラストが楽しめて大満足。
筆舌に尽くし難い大自然の雄大さを受けて、心地良い疲労感に包まれながら、名残惜しくプリトヴィツェ国立公園を後にした。
息を呑む美しさとはこういうことを言うんだなとしみじみ感じた1日。機会があればぜひまた行きたいものです。