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【遊学】4月14日(ウィーン)

この日のウィーンはすこぶる天気が悪く、一日中少し強めの雨が降っており、4月の半ばだというのに気温は一日中一桁台であった。そんな中、昨夜ホステルで仲良くなった友達と一緒に過酷なウィーン観光へ!

◯美術史美術館

最初に向かったのが(というよりここしか行かなかったが)、美術史美術館。宿からは電車と徒歩で10分ずつ。晴れてたらあるいは違ったのかもしれないが、こう天気が悪く気温も低いと途中でモーツァルト像なんかがあってもしっかりと見てあげることができない。

美術史美術館は3階建ての大きな美術館で、じっくり見ていると3、4時間なんてあっという間に感じる程に見応えがある。なので、もし行くことがあれば何時ごろに行くかは結構大事。というのも、お昼を跨ぐと空腹で集中できないからだ。お金をかけられる人は館内で食事を済ませることが出来るだろうが、そうじゃない場合は何かお腹に詰めた状態で行くのがベストだろう。

ブリューゲル『バベルの塔』
なんか教科書で見た気がする絵

◯人生初オペラ鑑賞

美術史美術館を見終わった後も天候は一向に好転する気配はなく、わざわざ今日頑張ることはないという合意に達した私たちは一旦宿に戻ることに。美術館に向かう途中に当日の19時からのオペラのチケットが買えたのでそれまで各自自由時間だ。

演目は『ウリッセの帰還』で、初心者はある程度予習しないと子守唄しか聞けないということだったのでGoogle先生の授業を受ける。それでも半分くらいしか理解できなかった気がする。

ウィーンの国立劇場は、さすが音楽の都なだけあり外観も中も重厚なつくり・雰囲気だった。ピシッと服を決めている紳士淑女もいれば、カジュアルを通り越して「さすがにそれはないだろう」と感じるような服装の人までマチマチだった。かく言う僕もカジュアルな服装だったので、安い席ならとやかく言われないのでは。

席で思い出したが、僕らはハズレ席を引いてしまったようで、ステージの半分が見えなかった。劇場前にいるチケット売りのおっちゃんから買ったときに「良い席にしといてやったよ!」とか言ってたあれはなんだったのか(苦笑)
これがまわり回って誰かの参考になればと、メモ程度に注意点をば

・座席表を出させてそれぞれの価格帯を聞く
・欲しい価格帯の座席でどこの席を持っているのかを聞く
・「ここの席がいい」と指定して購入

また、この他にも立ち見席があり、開演の3時間前くらいから並べばステージ全体を見渡せるような1階後方部の立ち見席が取れるそうな。値段も一桁ユーロと座るのよりも大層手が出やすい。オペラ自体も3時間弱はあるので足はパンパンになるだろうが、体が許すのであればGOだと思う。僕も次があるなら断然立ち見席だろうと思う。

国立劇場の中
オペラ会場

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