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電波少年的「セックスチェンジエンジニア」を、来年の流行語にしたい!

It's Christmas eve…

20年前、ITエンジニアと言う業態が認知されていなかった頃は情報通信産業では「プログラマー」「システムエンジニア」の2職種が主たる基幹業務システムなどを請け負っていた時代…個別指導FC塾業界のファーストペンギンとなった会社のバイトで出会った(へぇ、当時は池袋のちょっと小さめなビルから本部は新宿のスカイクレイパーなビルの30階にRelocationですか、儲かってマスねぇ)メンヘラ崩壊女子たちの思い出話でも、聖夜なので綴りませう。

こういう芸風になる5年ほど前に学生教材のお仕事なんぞをやってまひた

 2003年、当時は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」が社会現象アニメとして笑い男やらThe Catcher in the Ryeやらの引用科白でMIXIを主体としたねらー民たちが「お姉さん、鋭い!」とか、ホッテントリで騒いでいた頃だ。彼らに言わせれば「プログラマーと言うと…あのアオイ君みたいな、視覚インタセプタを自在に他者の電脳にハッキングできる障害者の類のことでしょ?」と憚らなかったわけで。

そうこうしてるうち、何処かのITベンチャーで酷い目に遭ったであろう、死んだ眼をしたK藤さんという女の子プログラマーがバイトで入って来た。聞けば「毎日残業・一ヶ月家に帰れず、堪らず辞職して」療養も込みで此処に流れ着いたという。

顔・スタイルが良く、たまにシースルーブラウスを着てブラジャーがわざとはっきり見える様な出で立ちで(あれはモロ露出癖だったのかね?)出社してたのが災いし、ガチのセクハラを受けていた…のは兎も角として「わざわざC言語をスクールで学んだのに、今時のインターネット産業って3Kの劣悪な現場しかないんだなぁ。理系の大学受け直してもどうにもならないしどうするか…」と、Kちゃんを観て余計に辟易したものであった。

次に入って来たのは結婚したての(当時は破竹の勢いで認知されだした新興言語の)JAVA言語使いのシステムエンジニア女子。

この人は話すだけでも論理的思考がすばらしく、あっという間に月40万の高給SE職に戻って行った。何でも「旦那と新生活を創めたいので家を買うんだ」とか何とか…2000年当時のJAVAの流行フレームワークならSTRUTSあたりが使いこなせれば一流扱いだった筈だ。Kちゃんは下請けのIT土方、この人は直請けプライム、リケジョと言えど女同士のマウントは風貌の荒れっぷりで勝敗はつく…どちらかというと「男の娘」系な誘惑女ぶりを醸し出したりしていた、Kちゃんが可哀想に見えたのは言うまでもない。

さて、2000年代のネット界を騒がせた時代の寵児といえばライブドア事件で側近が沖縄で他殺されたのにもかかわらず平然としていた、BL愛好家のホリエモンと、一切素性を明かそうとしなかった巨大匿名掲示板モデレーター・レフトウイング日系チェ・ゲバラひろゆきだが、インターネットのウェブシステムの根幹を割と組みやすいように開発されたPERL言語はこの二人の快刀であった。

自分は結局4年近く、半分ホームレスのフリーター生活から脱却し、非常に運よく隠れホワイトIT部署な工業新聞社の駆け出しPGとして拾われ、エンジニアリング・キャリアをPERL言語から始める事になったのだが…

今も「ITエンジニアは下請けになれば未だ3K」と言う現状は変わっていない。JAVA言語ならSTRUTSからSPRINGへの組み直しをすれば、あるいはインフラならオンプレミスのサーヴァーをクラウドのAWSに移行しようとすれば簡単にデスマーチ現場と化す。WORK FROM HOME WITH LAPTOPなんて何処吹く風、CONTINGENCYは看過できない。

どっかのMEDIA TRASHが「今、大人気の職業は…ITエンジニアだあ!」とかブラフで煽って大騒ぎしていた今日この頃だが、

嘘を吐くのはおやめなさい。

「猛烈社員万歳!ノルマ未達は犯罪!昭和気質がナンボノモンジャイ!24時間戦えますか!ゾス!あ、うちは電話営業とか飛び込みとかやってましぇん!

セールスサービスエンジニアです、いやッッッパーリーピーポーエンジニアでふかね?!


」とかのたまうKITTY GUY社長が日本から居なくならない限り、社風というものは変えようが無い。

ま、それはさておきReactとか自主制作中の強烈誇大求人広告掲示ウェブシステム「You Are Liar」についての話はいずれ気が向いたらしまふ。

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