カウントダウンTVをご覧の皆さんこんばんわ。天皇です。新曲「元ヤクザのホームレスとガチホモ」をリリースします。
楽曲生成AIの最新プラットフォームのUdioAIの完成度が凄いと巷で話題になっている。
テキストフォームで「こういう感じの曲を創ってくれ」と入力すると、数秒でメジャーアーティスト顔負けの楽曲が生成されるが、もうすでに商用BGMをホテルのラウンジなどで流している人達もいる。
この手のニュースが最近は増えているが、音楽業界で云百曲とか書いて生計を立てる職業作曲家を目指している人達は今、その道を諦めざるを得ない状況に来てしまったと想った。
ロックバンド・打ち込みユニット・SSWでメジャーデビュー・インディーズデビュー⇒
あまり売れなかったので食い扶持を保つためスタジオミュージシャン・職業作曲家に
…という路線に逝った方々はかなり知っている(自分もそこそこの処まで行ったので知る事に成っただけ)が、元々時が来ると彼らもラーメン屋・税理士・不動産屋とか実業に転職せざるを得なくなる定めにあるし(1980年代なら十分の稼ぎになってたそうだが、今の時代はDTMの技術躍進で作編曲できる人間が増えすぎてギャラが激安に)そうでなくとも神曲ナンタラを創って云百万再生回数を夢見る、大勢のDTMerが目指す処の「ボカロP」シーンにとって、AIは致命的な脅威。作詞作曲編曲、ボーカロイドトラック編集から、全プロセスにおいてAIが勝ってしまっている。
じゃあ、楽曲生成AIを開発してるプログラマーたちに「もう辞めてくれ!」と、懇願するしかないっすかね?
20代の時に純粋芸術にドップリすぎて客が全く来なかった経験を持つ自分としてはある意味、俯瞰しているが…世界にいる「ポップスで売れて有名になりたい」アマチュア・インディーズミュージシャン5000万人ぐらいが困窮する事態が訪れるのは、似顔絵描写でお金貰ってた商業画家がカメラの登場で廃業・転職せざるを得なくなった様に、時代の流れとして仕様が無いんじゃなかろうか?と想ってる。
でも「そんな事実じぇったいに認めニャイッ」と頑なに突っぱねてるロックバンドな方々も大勢いて、こういう話自体を聴きたくない感パネェのも事実であり…さりとて「1870年代のカリブ海周辺で始まったポピュラー音楽の世界的ビジネスモデルの150年の歴史の終焉は間近」であるのも事実であり…
まぁ最終的に状況を決めてしまうのは「お客さん」だし。
udioAIの楽曲がどんどん素晴らしくなっても、お金を払って遠い処での興行でもあの人が目の前で呼吸して何かしている様子は観に行きたい!ないし向こうも、どう頑張っても最早ビートルズやマイケルジャクソンが築いたビジネスモデルの伝説は崩せないが「ま、まぁ、それでも来させてやるズエ!」と想い・想われ続ける様に、と言うしかない(自分は大乱闘事件20年前に起こして以来コンサートドロップアウトしてるけど)ねぇ…。