「補習校設立」で本当にいいのか?~決断のその前に➂~
ここまでくると、「実際、授業料の差ってどれくらいなのか」が気になりますよね。外務省の指定校のホームページなどから得られる情報をもとに、「キガリ補習授業校」のおおよその授業料(予想)と私塾にした場合の授業料比較をつくりました。
塾経営素人の予想です。また、指定校になった場合も、その援助率には幅があるので、その点も踏まえて参考にしてください。
授業料比較<補習授業校と私塾>
物価の高い先進国の授業料はとても高く、除外しました。アジア・中南米・アフリカ地域の10校程度から算出したおおよその平均値です。
日本から近いアジアの補習授業校の授業料は全体的に安い傾向でした。
アフリカの補習授業校は、情報が公開されているところが少なく、唯一公開されていたダルエスサラームは、なんと月額180ドル(週2コマ)!
それぞれ、校舎の設備や学習環境は異なります。
別途教材費や入学金を徴収する学校もありました。
コヤマ塾(仮)の授業料は、勤務時間や通学予定児童数を考慮して、独自に算出しました。変動の可能性は大いにあります。
どちらの学校も、国語と算数を中心とした授業の場合です。
ありがとうございました!
補習授業校の設立、なんだか大変そう!
って思わせてしまったかもしれません。みなさんの希望により、私塾でもいいということであれば、それはそれで、私もなるべく皆さんに寄り添って一生懸命やります。
ただ、政府指定の補習授業校!公共性!と言っても、私たちの学校。学習のもち方も、講師の関わり方も、保護者の関わり方も、世界各地、学校によってそれぞれです。
この地で(まだいないけど)出会ったみなさんと、日本というつながりをご縁に、子どもたちと一緒になって楽しいことがしたいです!
また、どちらにしても私は、日本にルーツをもつ子どもたちが、楽しみながら日本語や日本文化に親しみ、ただ「日本語を学ぶ」だけではなく「日本語でいろいろなことを学ぶ」教室になったらいいなと思いますし、それぞれのバックグラウンドに配慮した「安心して楽しく通える」教室にしたいと考えています。
みなさんの声をもう一度、お聞かせください。
"私塾 or 補習授業校?"
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