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幸せに「は」必ずなります。

みなさんこんにちは。気学Style 西島です。

緊急事態宣言の中突入したGWですがいかがお過ごしでしょうか。
宣言のこともあってか、日々用事で車を走らせていても心なしか車の量も少なく感じられます。

コロナウイルスについてはワクチンの接種も始まりましたが、その横で新型株も出現し、さながらいたちごっこのような様相も呈しております。
こうした状況下にあって、現在接種されているワクチンが感染防止ということに対してどの程度効果があるのかという問題はさておき、
どうも私の周りではこのコロナワクチンに否定的な意見をよく耳にいたします。

詰まるところこれは今回のコロナワクチンに対するある種信用のなさなのでしょう。

変異株が出てきて、それに対して効果があるのか?
副反応が怖い
海外製である
ワクチンを接種する手順がよくわからない・不手際感がある
ワクチンをうって社会はどうなってゆくのか?

などなど、こうした疑問・不安に対して明確な回答が存在しないため接種に対して前向きになれないこともあるでしょうし、またマスコミなどをみていますとどちらかというと悪戯に不安を煽るような報道が多いようにも思えます。

「待望のコロナワクチン」

…のはずなのですが、不思議なものです。

医療関係の方、役所の方などはこうした状況にあっても大忙しでワクチン接種の段取り・業務をこなしておられます。

正しい情報を把握し、コロナ対策の最前線におられる皆様に感謝しながら皆で共に、前向きにコロナ対策に取り組んでゆきたいですね。
そして、早く「ワクチンを接種できてよかったね」と言い合える日が来ることを心から祈るばかりです。

水火殺

注)この凶方位は存在しません

さて、以前からなんとなく耳に入っていた架空の凶方位の話、本日その正式名称を耳にしました。

曰く、水火殺。

例えば南(九紫火星の本拠地)に一白水星がやってくる時、その方位は凶方位になるというお話です。

理屈としましては「九紫火星=火」の上に「一白水星=水」がやってくる形になるため、相克し合う火水の交わりが激しいことによりその方位を取ると「しんどい」ということらしいです。

誰が言い始めたのかはわかりませんが、根拠に欠ける凶方位であると思います。

相克の火水がダメだというのであれば、他の相克する五行同士の重なり(金vs木など)も同じ理屈でNGになりそうなものです。が、そこに関しては触れられていない(よしとされている)のはなぜか?

特に火水だけが問題であるというのであれば、なぜその2つだけ取り上げられるのか、明確な基準はなにか?

気学は易より出ております。
易で火水の重なるパターンの卦は二つ、水火既成・火水未済がございます。
火水の重なりが悪いというのであればこの2つの卦は大凶クラスの卦になっていそうなものですが、残念ながらそんなことはございません。

簡単に思いつく上記のような疑問に対して明白な根拠が示されるようであれば検証の価値ありですが、おそらく期待はできないでしょう。

これは想像ですが、水火殺とは一白水星方位へ移動することで起こる陥入のイメージと、火水という相克をよりイメージしやすい存在が相まってできたものではないかと思います。

こうした架空の凶方位は他にも土用殺など時々目にすることがございます。

しかしながら気学においては本来凶方位というものは

五黄殺・暗剣殺・破壊殺・本命殺・的殺

の5種類、あるいはこれに小児殺を足して6種類が原則です。
これ以外の凶方位をご覧になった場合は全て架空のものと思っていただいて結構です。

2021年・10月・南

さて話は変わりますが、2021年は引越しあるいは仮吉方と呼ばれる方法で人生の流れを大きく変えることができるチャンスがある年です。

特に10月中に東西および南に自分の星的に引っ越しが可能な星を持っている人はぜひ引越しをお勧めしたいところです。
東は社会生活において大いに発展し我が世の春を謳歌できる方位、
西は人生が大きく変わって金銭含む喜びがどんどん入ってくる方位、
南は人生の再出発、そして大いに日の目を見る方位となります。

もちろんその他にも引越しとしては良い方位はたくさんございますが、10月のこの方位に関してはその効果は特に大きく、またこのチャンスが巡ってくるのが9年後ということもあってこの機会はぜひ捕まえておきたいところです。

さて、そんな10月の引っ越しですが、この南の方位が上にあげた水火の交わりの方位となります。

後天-15

図は向かって上が南となりますが、ご覧いただいてわかりますように、南は後天定位において九紫火星のいる場所で、そこに2021年およびその10月は一白水星がやってまいります。
(この状況が人によっては上述の水火殺という風に呼ばれる状況です)

改めて、2021年10月に東・西・南に引越しをすることで得られるパワーは他の引越しとは何倍も格が違います。

運気とは私たちの夢を叶える力とも言いますが、その意味合いにおいては破格の力を得ることができることでしょう。

それだけ効果が強いわけですから、その方位で取る星の効果もはっきり力強く出ます。

そんな状況で、南に引っ越すということ。
どういう状況になるかおわかりいただけますでしょうか。

上の方でも書きましたが、一白水星は「陥入(坎入)」という特徴的な効果を持っています。

陥入(坎入)とは、新しい出発のために今あるものを一度リセットする、あるいはゼロクリアするという働きです。
今あるものをクリアするということは人間関係・健康・経済その他すべてにわたって起こってまいります。
こうした物事が不安定になってまいりますので、相応の苦労を伴うという形になってまいります。

ですが、そうやってまっさらになった大地に一滴の水(一白水星)が落ちてきて、それが小川となり、大河となり、大海になるという形で人生が発展してゆきます。

上で引越しの効果に「人生の再出発」と書きましたが、それは坎入を伴う一白水星の星の効果であるわけです。
(水火殺などとのいわれは、この陥入の作用に意識がとらわれすぎた結果出てきているのかもしれませんね。)

そして、一白水星方位に引越しを行った時真っ先に表に出てくるのがこの陥入の効果なのです。

ですから、2021年10月に南に引っ越すということは、「吉方方位」への引越しであるにもかかわらず、「陥入」という、いわば苦労が真っ先に目の前に出てくる状況が起きるわけです。

先に、

それだけ効果が強いわけですから、その方位で取る星の効果もはっきり力強く出ます。

と書きました。
つまり、2021年10月南への引越しによって起こる「陥入」という現象はよりくっきり、強く出るという話になってくるわけです。

ですが、その分効果も段違いの大きい方位になってまいります。

陥入の苦労があけてしばらくして気づけば、全く別人のように生まれ変わって世間からの注目を集めていることでしょう。

これを水火殺などと呼んで除外するのは勿体なさすぎます。

吉方への引っ越しはただ楽になるというわけではない

さて、陥入は一白水星が絡む方位に引越した場合は漏れ無く起きてまいります。
特に北方位への引っ越しは、そもそも一白水星の本拠地への引っ越しですので北に引っ越す場合は必ず陥入が入ると思っていただいて間違いはないでしょう。

陥入ほどではないにしても、この他には例えば八白土星方向への引越しも似たような現象が起きます。

八白土星は変化の星ですが、変化の前には必ず停止を伴います。
つまり、八白土星方位への引っ越しは、仕事・人間関係・その他、必ず何かが止まる現象が起きてきます。

この状況に遭って不安になる方も時折おられます。

昔、北に引っ越されて八白土星の吉方位にゆかれた方がしばらくの間
「いろいろ大変で全然吉方位に引越した感じがしない」
というふうにこぼされておられました。
つまりこの方は、「北で八白土星」ですから一白水星の「陥入」・八白土星の「停止」の両方に出会ったわけで、そう感じられるのも無理はなかったのです。

世間では吉方位への引っ越しは、幸せになってゆく印象が強く語られております。

が、この八白土星の例、先の南への引っ越しの例などもございますように、全ての引越しがただお手軽に幸せになるものではない時もございます。

吉方位の引っ越しで幸せに「は」必ずなります。

吉方位への引っ越しは、最終的には必ず幸せになります。

ですが、その過程においてご覧いただいたような大きな苦労が伴うことも時としてございます。
(*もちろん全ての星が苦労を伴うわけではありません)

これは翻ってみれば、大きな幸せを得るには相応の覚悟を決めて取り組む必要があるということが示唆されているのかもしれません。

2021年10月・南への引っ越しなどは特にそうでしょう。
想像を超えて人生が大きく良い方向へ変化してゆくという現象は、今の日常生活のただの延長ではやはり起こり得ないものだと思うからです。

吉方位への引っ越しは、時として相応の苦労…すなわち人生を変えるのだという覚悟が試されている場合があるということを覚えておいていただけたら幸いです。

時としてその苦労を辛く思うことがあるかもしれません。
が、乗り越えられない試練は与えられないということも心に留めておいてください。

その苦労を乗り越えた後に見える景色はこれまでみたことがない、まさに絶景であることでしょう。

そしてまた思い起こせば、「苦労」とは一白水星の担当でした。
そんな苦労を担当する一白水星は陰陽で言えば陽の星でもございます。

以前にも書きましたが、

苦労は祝福の中で始まる。
今自分が苦労していると思ったなら、それは自分が幸せの入り口に立ったということなのだ。

…これが一白水星の持つ哲学です。

吉方位をとっての苦労が大きかったのであれば、その後にやってくる幸せもより大きなものであるとも考えられるでしょう。

最初がどんなに辛く感じても吉方位への引っ越しで幸せには必ずなります。

ですので、チャンスがあったのならぜひみなさんも勇気を持って挑戦していただけましたら何より幸いに存じます。

…そしてご参考までに、その大きなチャンスは今年の10月にございます。
さて、いかがいたしましょうか。
(持ち家で引っ越しができないなどという方には仮吉方というテクニックもございますので、ご関心のある方はお問い合わせくださいね)


こうしたことをコラムで書くようになってきたあたり、自分も引っ越しなどを考える時期なのでしょうか。
戦略的に今後を考えてみたいと思います。


次回の投稿は5月10日です。

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