総裁選2021
みなさんこんにちは。気学Style 西島です。
緊急事態宣言も解除の方向性で日取りが決まり、少しずつコロナの動向も変わってきております。
「疫病」は五黄土星で見て参りますが、10月はその五黄土星が今年一番勢いのある時期です。
果たして緊急事態宣言の解除はどう出るか。
もちろん苦境に喘ぐ飲食店などにとっては復帰へ向けての一縷の望みの施策ではあると思いますが、宣言の解除が獅子を檻から解き放つようなことにならないよう祈るばかりです。
明日はいよいよ総裁選ですが、果たして日本の新総理になるのは誰でしょうか。今回はその辺りを考えてみたいと思います。
候補者と星と素行
改めて今回の候補者と星を考えてみたいと思います。
でも触れておりますが、今回の候補者の星は以下のようになります。
・岸田文雄氏(本命:七赤金星・傾斜:九紫火星)
・河野太郎氏(本命:二黒土星・傾斜:七赤金星)
・高市早苗氏(本命:三碧木星・傾斜:四緑木星)
・野田聖子氏(本命:四緑木星・傾斜:七赤金星)
各候補者の本命を見て考えて参りますと、どの星も確かにそれぞれの持ち味があり良い星です。
ざっと見て参りますと、まず
河野太郎氏の二黒土星はどちらかと言いますと裏方向きの星です。
よくピッチャーとキャッチャーを夫婦役として例えますが、二黒土星は花形のピッチャーというよりもむしろキャッチャーをやって輝くタイプの星ですので総理よりもむしろ裏でのまとめ役の方が合っていると思います。
正直なところ、「自分が自分が」と前に出てくる二黒土星は結構キツイところがございますので、私的に見ますと氏には総理と言うよりも別のお役目で動いていただきたいところです。
岸田氏の七赤金星は多才な星です。今の菅総理も同じ星ですが一見柔らかそうに見えて芯が強いのもこの星の特徴です。
能力はあると思いますがこの星は「少女」の意味合いも持っています。
初々しさ・可愛らしさが出ている時がこの星の真価が存分に発揮されてくるところですが、今現状いかがでしょうか。
高市氏は三碧木星です。三碧木星は希望の光の星でもありますので
「今の日本に希望をもたらす」
というコンセプトでは総理向きかもしれません。
ですが、三碧木星は掛け声は立派ですが実行力が心許ない星。
三碧木星の「言葉」を実現するサポート役がいればよいのに…というところです。
野田氏は四緑木星です。
バイデン大統領も同じく、野田氏の二周り上の四緑木星ですね。
四緑木星はきっちりと物事を整えるのが上手な星です。性格が円満で、いわゆる「ウドの大木」のようなキャラでいる四緑木星は最高に強いのですが野田氏はいかがでしょうか。ただ、整えるという星の割に身内を上手に整えられていない感がございます。そのあたり少し不安ですね。
さて、今回は章ごとに上位から3・2・1・0点と、ポイントをつけてみたいと思います。
気学的な理屈などにおける勢いと、現状の乖離から何か見えてくるかもしれません。一つの試みとして一度試してみましょう。
というわけで、この章でのポイントは
・河野太郎:0
・岸田文雄:2
・高市早苗:3
・野田聖子:1
…としておきます。
歴代の総理の星から
今回の総裁選をみるにあたって歴代の総理大臣の星を調べてみました。
現在の菅総理が99代目ということですが、複数任期を務められている方もおられますので、総理大臣になったのは実質63名です。
この63名において九星の比率はこんな感じです。
一白水星:14.3%
二黒土星:6.3%
三碧木星:6.3%
四緑木星:9.5%
五黄土星:11.1%
六白金星:11.1%
七赤金星:14.3%
八白土星:7.9%
九紫火星:20.6%
こうしてみて参りますと、そこそこ星も偏っていることに気づきます。
一番多いのが九紫火星、次が七赤金星と一白水星。
ついで、五黄土星・六白金星と続きます。
河野太郎氏が二黒土星、高市早苗氏が三碧木星ですが、この2つの星で総理を担った人数は一番少ないですね。実に63人中4人です。
二黒土星・三碧木星はあまり総理大臣に向いていないのかもしれません。
とはいえ二黒土星であれば池田勇人、三碧木星なら三木武夫などこれらの星から総理になった中で有名な方もおられます。
これまでの履歴だけで考えますと、今回の候補者中岸田氏の星・七赤金星が総理になった数が一番多く14.3%。
そうした「星による総理になりやすさ」で考えてみますとこの章でのポイントは…
・河野太郎:1(同率3位)
・岸田文雄:3
・高市早苗:1(同率3位)
・野田聖子:2
姓名鑑定の視点から
正直なところ、姓名鑑定に関してはどの候補者も見るべきところはほぼありません。
一般的にもそうですが、お名前が整っている方は、加盟などされていない状態では1〜2割ほどしかおられません。
今回の候補の皆さんについても、皆様「整っていない方」の方ばかりです。
前の投稿では「高市早苗」が一番ましではないかと書きましたが、一つ見落としがあり結局似たり寄ったりという感じになりました。
名前の鑑定を行なったとしてその特徴を簡潔にまとめておきます。
ただ、プラスの要素はありません。
・河野太郎:
何か制約が人生にある。自分の頭の中で一人相撲しやすい。人間関係での苦労が多い
・岸田文雄:
何か制約が人生にある。人とぶつかりやすい…というかぶつかりにゆく。人間関係での苦労が多い
・高市早苗:
集団を空中分解させやすい。考えが育ちきっていない
・野田聖子:
良い時は良いが悪い時は悪い。100か0かしかない(好不調の波が激しい)。集団を空中分解させやすい。
こうしてお名前を見ておりますと、このお名前で国会に入っているのが不思議に思えます。
各章ごとにポイントをつけておりますが、ここでは得点なしといたします。
・河野太郎:0
・岸田文雄:0
・高市早苗:0
・野田聖子:0
星の勢い:2021年
まず各候補者の今年の運勢を見てみたいと思います。
上記が今年の盤面です。
ちなみに、破壊殺が三碧木星に、暗剣殺が七赤金星についております。
候補者の星で見て考えてゆきましょう。
・岸田文雄氏(本命:七赤金星・傾斜:九紫火星)
・河野太郎氏(本命:二黒土星・傾斜:七赤金星)
・高市早苗氏(本命:三碧木星・傾斜:四緑木星)
・野田聖子氏(本命:四緑木星・傾斜:七赤金星)
本命・傾斜両方の星を見てその運勢の強さ順に見てみます。
そういたしますと、関係している星単体での運勢の強さの並びは
1:四緑木星
2:九紫火星
3:七赤金星
4:三碧木星
5:二黒土星
…となりますので、本命・傾斜両方を加味してその勢いをみてゆきますと
1位:野田聖子氏
2位:岸田文雄氏・高市早苗氏(同率2位)
4位:河野太郎氏
…という感じになるかと思います。
というわけで、この章でのポイントは
・河野太郎:0
・岸田文雄:2
・高市早苗:2
・野田聖子:3
星の勢い:9月時点
暦的には10月7日までが9月です。
この考えで今現在をみますと、
「9月は中盤を過ぎ後半に差し掛かるところ」
と考えられます。
この状況を見て、9月という瞬間の勢いで考えますと勢いの強い順には
1:七赤金星
2:四緑木星
3:九紫火星
4:三碧木星
5:二黒土星
という並びになります。
中央にいる七赤金星、ほんとうは今月はあまり飛び回って欲しくない時ではありますが、基本中央は運気が強い場所になりますのでとはいえトップに。ついで僅差で四緑木星という並びです。
一見坎入している三碧木星(高市氏)のほうが二黒土星よりも悪そうに見えますが、これから来月に向けて
・坎入を抜ける動きに変わってゆきつつある三碧木星
・坎入に入りつつある二黒土星
という流れでもって上記にいたしました。
この勢いを候補者の星に当てはめて考えますと、
2位:岸田文雄氏
3位:河野太郎氏
4位:高市早苗氏
1位:野田聖子氏
というわけで、この章でのポイントは
・河野太郎:1
・岸田文雄:2
・高市早苗:0
・野田聖子:3
ですね。
易として
今回は易としても少し見てみようと思います。
そもそも一般大衆は二黒土星で見て参ります。
その上に、総理として各候補者が立つということで、ここで
「総理となった候補者&国民」
という図式で一人ずつ易卦が導き出されます。
そのようにしてみて参りますと、それぞれが総理となった場合の易卦は
・河野太郎:坤為地
・岸田文雄:沢地萃
・高市早苗:雷地予
・野田聖子:風地観
となり、国民と総理の関係性を示すようになります。
・河野太郎:坤為地
この卦はリーダーシップをとって引っ張ってゆくというよりも上手に調整し、国民のいうことを聞いてまとめながら柔らかく進んでゆく印象を与えます。そもそも河野氏が二黒土星の人ということもございますが、二黒土星は包み込むような優しさでもって動くのが身上。
河野氏はどのように動かれようとしているのでしょうか。
・岸田文雄:沢地萃
そもそも素晴らしいリーダーのもとにはどんどん人が集まってくるといったニュアンスの卦です。裏返してみれば、人や物が集まってくるようにするにはリーダーが人徳・人格を磨く必要があるということも示しています。
果たして岸田氏は私たちから見て、その振る舞いはどのように目に映りますでしょうか。
・高市早苗:雷地予
上に立つものが動き、それに従って動くことで皆が活気付くという卦です。
この卦のとき、優れたリーダーが立てば民衆は奮い立って喜び、そのリーダーに従って動くので事は思い通りに運ぶというなかなかテンションの高い卦です。
果たして高市氏リーダーの資質はいかがでしょうか。
・野田聖子:風地観
この卦は「観」とつくだけに、いろんな意味で「みる」ことがテーマの卦です。上(総理)の動きを見守る民衆、民衆の動きを観察する総理…など、様々な状況でしっかり物を見てゆく感覚があります。
心静かにじっくり本質を見極めるという意味合いもあるこの卦。
果たして野田氏は観察の中から何を見出してくれそうでしょうか。
易はそれぞれに持ち味があり、優劣をつけるものではございませんのでこの章ではポイントはなしと致します。
・河野太郎:0
・岸田文雄:0
・高市早苗:0
・野田聖子:0
ポイント集計
試みにポイントをつけて参りましたが一度集計しておきたいと思います。
それぞれの章のポイントを集計しますと
・河野太郎:2
・岸田文雄:9
・高市早苗:6
・野田聖子:9
といったようになりました。
お名前的にはどの方に置かれても総理大臣になるのはちょっと勘弁いただきたくも思うのですが、
ポイント的には岸田氏・野田氏が同率1位です。
所感
現在の総裁選の状況で岸田氏が好調の様子ですが、上のポイント的にはまず順当のように見えます。
一方、同じくポイントの高い野田氏が不調であるとも言われています。
正直なぜ野田氏が総裁選に出てきたのかよくわからない部分がございますが、上の姓名鑑定にて野田氏のご縁は「100か0か」ということを書いておりました。
野田氏はもともと好不調の波が激しい方です。身内のスキャンダルなど出てきておりましたから今は不調の方へ寄っているのかもしれません。
河野氏に関しては、個人的にはこの方は総理ではなく「総理の右腕」という位置に収まってほしいと思います。
序盤でも述べましたが表よりも裏でお役目を果たすことで輝く方です。
現在は確かに露出が多く目立ってはおりますが、それは今だけのこと。
来月二黒土星は坎入いたします。
総理になって早々の坎入はちょっと…とも思います。
あとは高市氏ですが、流れ的には良いと思いますがお名前の部分でどうしても引っかかってしまいます。
同じくお名前では岸田氏に関しても気乗りしません。
そもそも岸田氏の七赤金星は陰陽で言えば陰の星です。河野氏の二黒土星もそうですが、陰の星の割にどうもこの二人はガツガツし過ぎているような気がします。
陰の星ならもう少し柔らかめで良いと思うのですが。
野田氏の四緑木星も同じく陰の星ですが、野田氏のような、あんな感じで良いと思います。
気学の結果を交えて、あくまで個人的な希望で言えば、
一番ましなところで高市氏あたりになれば良いなと思ったりもいたします。
名前に傷があるのはもう仕方ないとしますが、
高市氏が総理になった時の易の形が個人的には良いように思えます。
一人のリーダーが立って、そのリーダーのもと皆が奮い立って喜び、動くという形は、今の元気がない日本には必要なもののように感じるのです。
そもそも高市氏の三碧木星が「希望の光」ということもありますから、先の見えないコロナの状況にあかりを灯すという意味でも高市氏になればと。
短命政権でも構わないのですが、とにかく何か明るい光が欲しいところです。
でもって、そのサブで河野氏とくると、結構いい感じのコンビになりそうだとも思えるのです。
果たして明日はどうなるでしょうか。
個人的には高市氏を希望しますが、
気学的な観点では岸田氏かしらというところでしょうか。
もし決選投票になればまたこの先を考えてみたいと思います。
まずは明日、動向をしっかりチェックしてみましょう。
次回の投稿は10月4日です。