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自分やみんなの星を知る
みなさんこんにちは。気学Style 西島です。
5月に入って暖かくなったと思いきやあっという間に梅雨空ですね。
長雨の風情は嫌いではないのですが、暖かな春空が少し恋しい感じも致します。
しかしながらこの春の雨のおかげで、庭の垣根の向こうに自生しているバラ科の花が大きく伸びて我が家の庭へ頭をもたげ、可憐な花を見せてくれております。
これまで蔓紫やその他のものが育ちすぎて庭からはみ出すことはございましたが、庭への来訪はこれがはじめてです。
多少なりとも緑のある環境に住うことができてよかったと思いますとともに、長雨の中、心和ませてくれる思わぬ春の間借り人には感謝ですね。
月の流れ配信
さて、このところお伝えいたしております「月の流れ」配信ですが、現在noteさんの方で作成した定期購読マガジンが審査中の状況です。
本格的な開始については6月から配信を考えております。
内容的には「7月の運気」という形ですね。
審査には少し時間がかかりそうとですので、とりあえず次回の投稿は審査の如何にかかわらず、実際の内容をご覧いただくということで
「6月の流れ」総合版をノーカットで特別にご覧いただくような投稿にする予定です。
これに際しまして、自分に関する星を把握していないとどれをみて良いのか分かりませんので、今回は改めて自分の星を確認する回にいたそうかと思います。
気学でいうところの星がどういう風に自分と関連しているか、自信がどんな星を持っているのか、気学に触れ始めた方は是非ご覧くださいませ。
自分に関する4つの星・自分の流れを見るのに使う星
九星気学におけるいわゆる「星」は9つあります。
すなわち
一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星
…ですね。
そして私たちはこの星を4つの持ち方で持っています。その持ち方は
・本命星
・月命星
・同会
・傾斜
…という感じです。
簡単に解説いたしますと、
・本命星:自分が生まれた年の星
・月命星:自分が生まれた月の星
・同会:本命星と月命星から導き出される、自分のご縁のあり方を示す星
・傾斜:同様に、自分の潜在能力を示す星
…となります。
例えば私の場合はこのようなセットになります。
・本命星:一白水星
・月命星:一白水星
・同会:二黒土星
・傾斜:六白金星
ここまでが自分に関する星4つのお話です。
さて、自分の状況を推し量るためには自分の持っている星がどのような流れにいるかを見てゆく必要がございます。
その流れを見る中心になる星は
・本命星
・傾斜
の2つの星になります。
ですので、私の場合、
・本命星:一白水星
・傾斜:六白金星
という、この2つの星の流れを見てゆきますと、自分がどういう流れにいるのかわかるということになります。
まずはここまでよろしいでしょうか。
4つの星を求める
さてここで実際に自分がどのような星を持っているのかという話になってまいります。
自分の星の求め方は様々ございますが、複雑なロジックを解説するよりは一覧表など見るのが簡単で早いでしょう。
一緒に4つの星について調べてゆきましょう。
①本命星を求める
自分の本命の星はこの一覧表から求めることができます。
画像が見にくい方はPDFファイルでご覧くださいませ。
本命表に自分の生まれた年を見つけてください。
その年の右に書いてある九星が自分の本命星です。
例えば2006年生まれの方なら本命星は「三碧木星」となりますね。
ただし、本命を調べる際には1点注意事項がございます。
・1月1日〜立春前(2月4日)の間に生まれた方は前年の生まれでみます。
例えば
1984年2月1日の生まれの人は→1983年の生まれとして考えます。
この点のみご注意ください。
ご自身の本命星、見つかりましたでしょうか。
②月命星を求める
同会や傾斜は本命と月命によって導かれます。ですので、月命を確認しなければなりません。
それでは月命の一覧を見てまいりましょう。
表の見方をご説明します。
1)表の左に日付がございますので自分がどの間で生まれているかを確認してみてください。
例えば、6月21日生まれですと、この日は「6/6(6月6日)〜7/6(7月6日)」の間にありますのでそのラインを見てゆくことになります。
2)次に上の項目を見ます。ご自身の本命星が、
・一白水星・四緑木星・七赤金星の方は「一・四・七」の列を
・二黒土星・五黄土星・八白土星の方は「二・五・八」の列を
・三碧木星・六白金星・九紫火星の方は「三・六・九」の列を
併せて確認します。
3)誕生日と本命星のラインが交差したところに書いてある星があなたの月命星となります。
例えば、本命が三碧木星(三)の方で誕生日が6月21日の場合は、
月命星は「一白水星」になります。
ここまで大丈夫でしょうか。
③同会・傾斜を求める
最後の2つ、同会と傾斜はまとめて調べてゆきましょう。
下の表をご覧ください。
*見づらい場合はPDFでもご覧いただけます。
左右に並べてある各表、一番左端に本命星が書いてあります。
そしてそのすぐ右には月命星が書いてありますので、ご自身の本命星の項目の中で月命星の欄を右に向かって見てゆきますと右端に同会と傾斜が書いてあるのがお分かりいただけるかと存じます。
この表を見る時の注意事項は下の二つです。
・本命星と月命星が同じであった場合、「★」マークのついている欄を見てゆく。
・特に、五黄土星の方で本命と月命が同じであった場合、
男性の場合は七赤金星の欄を
女性の場合は六白金星の欄を使って見てゆく。
簡単に例を示します。
【例1】
本命:七赤金星・月命:四緑木星 の場合
(七赤金星の項目の四緑木星の欄を見てゆく)
→ 同会:一白水星・傾斜:八白土星 …になります。
【例2】
本命:八白土星・月命:八白土星 の場合
*本命と月命が同じです。
八白土星の項目の中で、「★」マークが七赤金星についていますのでその欄を見てゆきます。
→ 同会:九紫火星・傾斜:六白金星 …になります。
【例3】
本命:五黄土星・月命:五黄土星 「男性」 の場合
*本命と月命が同じです。
五黄土星の項目の中で、七赤金星の欄を見てゆきます。
→ 同会・傾斜とも、三碧木星 …になります。
本命星と月命星が同じ時のみルールが少し複雑になりますが基本的には簡単にご確認いただけるかと思います。
本命星と傾斜、そして「月の流れ」
ご自身の持つ星、一通りご確認できましたでしょうか。
九星気学においては、4つの星の中で本命星が基本になってまいります。
また、その人の性格なども本命星によるところが大きいとします。
そして、自身の流れもやはりこの本命星の動きに従って動いてゆきます。
そして一方「傾斜」として持っている星は自分自身の潜在能力、隠れた力・ポテンシャルを示します。
水面下にあって自分自身に大きな影響を持つ星が傾斜というわけですから、この星がどう動くかもまた重要になってまいります。
これから配信してまいります「月の流れ」は一白水星〜九紫火星ごとにポイントをぎゅっと絞ってまとめた内容になります。
本命星のところだけをお読みいただくのも良いですが、本命星と傾斜の2つの流れの説明をご覧いただき、それらをハイブリッドにしたようなイメージで考えていただきますとより深みのある流れの傾向が掴めるかと存じます。
例えば本命星の乗っている流れは絶好調であっても傾斜がスローな流れにいるという場合もあるでしょう。
こうした状況は、例えるなら
勝ち戦にあっても負傷した味方を庇いながら進軍するようなもの
であろうと思います。
つまり結果は上々かもしれませんが至上には至らないかもしれませんので、そうした状況を弁えて動くことが肝要というわけです。
これから配信してまいります「月の流れ」はご神託ではありません。
その月におけるあなたの状況を示すものです。
その状況を見極めて月の流れのお話は、例えば上の戦の例であれば
・敗走する敵をどこまで追いかけるか
・どこを落とし所とするか
・どういう心構えが必要か
を考え、判断して動いてゆく手助けになればと思います。
そして流れを参考にその時々におけるベストな結果を導き出しながら、より素敵な人生を創造して行っていただけましたら何より幸いです。
それでは次回、定期購読配信より一足先に6月の流れを綴ってまいりたいと思います。
どうぞお楽しみに。
(購読価格や配信日時などのお知らせも併せて行います)
次回の投稿は5月22日です。