恵方詣りからの覚悟
100日恵方詣りを始めて、今日で4回目のお詣りでした。
仕事のタイミングで毎日はお詣りすることができていませんが、それでもお詣りをするたびに、自分の中の考えを改めて思い知ることになります。
神様の前でお願いを口にするという事は、覚悟が決まっていないとできません。
しかしお願いしながら出てくる言葉に、自分の覚悟がまだ甘いぞ…と気づくのです。
氣学は気づく学問であるともいえます。
氣というエネルギーは目に見えませんが、必ずそこにあるもの。
元気がある、元気がない、やる気がある、やる気がない、雰囲気が良い、雰囲気が悪い、など気という言葉を普通に使っていますね。
恵方詣りをしたり、吉取りをしたりして、開運したいと思っても、そこでもらえたチャンスに気づくことができなければ、もちろんチャンスに乗ることができません。
そしていくら偉い先生がこうしたらいいよと教えてくれたとしても、本を読んで知識を学んだとしても、それを実践するのは本人が心の底から納得した時だけだと思います。
大体のことが、いろいろな場面でいろいろな人から似たようなことを言われています。
それを自分事だと気づくのがまずはじめの1歩。
そしてそれをやってみようと決意し、1歩目を始めるのはまたハードルがあります。
さらにそれを継続するのが本当に大変で、当たり前のことを当たり前にできる方が強いのはその難しさがあるからでしょう。
何かを決めて継続する時、なかなか自分の意思だけでは難しいです。人間はすぐに得られる喜びになびいてしまうからです。
ダイエットも目の前のケーキを我慢して、1ヶ月後の体重に変化があるよりも、今すぐ目の前のケーキを食べておいしさを感じる方がすぐに幸せを得られますから、誘惑に負けがちなのです。
こういう理屈がいくつ分かっていても、すぐに楽な方に流れてしまうからこそ…
気学を学び続け、吉取りをして日々の修正を行う。
出会った人から学び、お墓参りでご先祖様に思いを馳せる。
恵方詣りで神様の前で身が引き締まるような思いをする。
ここまで来て、ようやく覚悟を決められる自分に少しずつなっていく感覚があります。
もちろん失敗しながらです。
しかし、そこで諦めずにやり続けられるようになっていく、そんな風に自分を良くしていき、その結果、人の為にも何かできる自分にもなっていけたら、幸せだなと思います。
不足しているエネルギー、苦手な事がわかる最大吉方の星が多い私ですから、その道のりはとても長く生涯続きます。
登る山はたくさんある。
登り方もたくさんある。
いろいろな山を登る人生にしたいなと思う八白でした。