これ“が”いいと選ぶ靴、就活時のスーツスタイルの足元に新提案!
■プロジェクトの背景
「#きがえよう就活」は、これまで就活における暗黙の了解の中で“服装自由という記載”について向き合ってきました。面接に「自由な服装で来てください」という企業の何気ない発信が、実際は多くの就活生の頭を悩ませています。
この課題を解決するために、「#きがえよう就活」では選考時の服装情報をデータとして開示したり、服装指定の理由を明示することで、企業側の想いを少しでも見えるようにする取り組みを進めています。
様々な企業の服装開示情報から、選考時にスーツを指定する会社は一定数存在することが分かりました。そのケースにおける就活生の悩みとして、『スーツを着るのはいいけれど、パンプスは足が痛いから嫌だ』という声が多くあがっていました。
この悩みに対して、近年、航空会社がパンプスの強制を撤廃するなど、各社が少しずつアクションを始めています。
JALがパンプス・ヒール規定を撤廃。「CAやグランドスタッフの安全と健康守る」
課題解決のために私たちができることは何か考えた結果、スーツスタイルにおいてパンプス※以外にも選択を拡げることで、つらい思いをする人が減るのではないか、という結論に至りました。パンプスを履きたい人は履くこともでき、履けない場合や履きたくない人にはその他の選択肢がある。当たり前のことですが、当たり前ではない現状に向き合って行動することで、悩む方を笑顔にしたい。これが今回のプロジェクト発足のきっかけです。
今回の提案はあくまでも、就活でスーツを着用する方の靴の悩みを軽減させることを目的にしたものです。就活の服装については、企業からの「服装自由」「私服可」の発信などを受けて多様化しています。服装の選択肢のひとつとして、今回はスーツを選ぶ就活生が抱える悩みに寄り添いたいと考えています。
※パンプス(ヒールあり:3~5cm)
STEP① パンプスにおける課題は何か?
まずは課題の抽出。ヒール付きのパンプスは背筋が伸びるなどの理由から好んで履く方も多くいる一方で、その形状などから大きく3つの課題が明らかになりました。
STEP② コーディネートパターンの提案
そこから、課題を解決するポイントを考えました。
STEP③ コーディネート案立案!
そして私たちが考案したコーディネート案はこちらです!パンプス以外の選択肢を増やすことを目的として、複数タイプのシューズやコーディネートを提案します。
■企業からの声
1~3のコーディネートについて、実際に企業の人事担当者にアンケートを行いました。その中から回答を一部抜粋して紹介します。
その他にもたくさんの企業から、ポジティブな意見をいただきました。
■ご意見をお待ちしています
「#きがえよう就活」プロジェクトでは、プロジェクト賛同企業の選考時の服装指定とその理由の開示、また各賛同企業の内定者・新入社員が実際に選考時に着用した服装を掲載しています。就活時の服装が多様化する中、スーツスタイルを選択する人の悩みの1つを解決したいと考えています。
今回考案したコーディネート案は完成形ではありません。また、提案した種類の靴は一例であり、それ以外の靴を除外しているわけでもありません。皆さまのご意見を元に、シューズスタイルをアップデートしていきたいと考えています。下記フォームでのご意見や、「#えらべるシュー活」で投稿をお待ちしています。
■シン・シゴト服ラボとは?
「シン・シゴト服ラボ」は、『ビジネスウェア 3.0 を定義する』をミッションに掲げる共創コミュニティです。新しい商品やサービスの開発など、ビジネスパーソンと共に新しい価値を創造することを目的としています。