週末日記#39(2025年2月2日)
今週はの「大手かベンチャーか」の結論、宇宙兄弟、Columbiaのジャケット、佐渡国際トライアスロン、一月レビューの五つ。
「大手かベンチャーか」の結論
僕は、2026年の9月頃に大学を卒業し、新卒としてどこかの企業で働くことになる。この就職先を考える際に常に悩むのは、大手企業に行くかベンチャー企業に行くかだ。前者は比較的給与も良く、新卒社員に対する教育環境が整っているので成長の速度もその分早いと推測できる。一方でベンチャーであればこの二点に関しては劣るが、人数が少なく組織形態が未完全であるため、若いうちから(熱意と実力と適切な組織文化があれば)裁量を持って働くことができる。しかし、教育環境は整っていないため自分で考え、学び、成長していくことが求められる。
このようなメリット、デメリットを比較しながら悩んでいたが、先日一時的な結論に至った。それは大手に勤めるべく就活は全力で行うことが後に後悔しない選択になりうるということだ。
理由としては二点ある、まず一つ目は自分の性格上、就職活動もせずにそれが正解だと信じてベンチャーに就職してしまうと、入った後に何かうまくいかないことがあれば(必ずある)大手に勤めている自分の姿と比較して、後悔するだろうなと感じるからだ。二点目はそのような後悔が生まれた時に大手に勤めていれば、ベンチャーへの就職は実現可能性が高いが、逆であると難しいからだ。一般的に、新卒2、3年目のベンチャー社員が大手企業に就職するのは難易度が非常に高いとされている。
この二点から結論をもう一度まとめると、「どちらとも正しい道だが、就職したとに疑問を抱えた時に後悔が残らないようにするためには、大手就職に向けた就活を全力で行うことが最善となる。そうすることで、どちらに就職したとしてもそのような後悔はしなくて済むからだ。」
全力ですることに意味があると思うので、本格的な就活が始まる9月頃までにしっかり準備をしておきたい。
宇宙兄弟
最近、Netflixで宇宙兄弟という漫画原作のアニメを見ている。宇宙飛行士を目指す兄弟の話で、年齢の近い兄を持つ自分にとって共感できることがあるからなのか、非常に楽しく見ることができている。
見ていて印象に残った言葉が二つある。
“迷ったら心に聞く”
これは上記した就活について考える時にも参考にした言葉だが、これが意味することは「人生の重要な意思決定をする際、迷っているときは頭で考えずに心に聞いてみる。すなわち、楽しそうな方を選択する」ということだ。
よく耳にするような言葉だが、優柔不断で悩むことが多々ある自分にとって、「悩む時点でそこに正解、不正解という概念は存在しなくなるので、それ以降の意思決定はあまり深く考えなくてもいいんだな」と思わせてくれるきっかけとなった。
後悔の残らない意思決定は、合理的に正解か不正解ではなく、その道を楽しめるか否かにある。
“リーダーの役割は安心と興奮を同時に与えること”
リーダーは決して組織の中で一番優れている必要はない。ただ、ついてくる皆がモチベーションを維持できて、安心して挑戦できる環境を作ることだと思う。この言葉はそれを改めて考えさせてくれた。
Columbiaのジャケット
土曜日、近所のアウトレットモールにあるColumbiaにて新たにジャケットを購入した。
僕はできるだけ服は少なく、同じものを長く持つように心がけている。選択肢を少なくすることで朝や着替えの際の意思決定を最小限にできるし、長く持つことでその分、廃棄を減らせて環境にも良いからだ(+服などの外的なものを使って自己肯定感を高めようとするのは持続的でないとも思っていることもファッションに興味がない理由の一つ)。
そういう意味で、このColumbiaのジャケットは秋から春まで長いシーズン着れる上に、山登り用の服を作っている会社のものなので、耐久性も良く、長く使える。デザインもシンプルで好みな上に機能性も高い。
今までイギリスで買ったあまり質の高くない服を2年ほど着ていたので、このタイミングで買い替えた。アウターに関しては、短くとも5年間(2030年まで)これ一つを着ようと思う。
佐渡国際トライアスロン
日本で一番長いトライアスロンレースである、佐渡国際トライアスロンAタイプにエントリーした。一般的な、いわゆるアイアンマンレースと言われるようなレースよりもスイムとバイク(自転車)の距離が少しずつ長いのが特徴だ。
レースの構成はスイム4.0km→バイク190km→ラン42kmの総距離236kmになる。制限時間は朝6時から21時30分までの15時間半だ。
正直、完走できるか分からない。全力で練習に取り組むつもりだが、運の要素も必要な距離なので完走の可能性は正直、半々くらいだ。それでも、ネットサーフィンをしているだけで、還暦に近いおじさんたちが完走しているので弱音を吐いてはいられないので、完走を目指して全力でチャレンジはしてみる。
よくトライアスロンのことを人に話すと、「なぜそこまでするのか」と聞かれることがある(この質問はいつも答えづらいのでできれば控えてほしいが)。これに対する答えとして、有名な登山家の回答を模すると「そこにレースがあるからだ」。それ以上でも以下でもない。
あの「そこに山があるから」という言葉の真理は「特に理由はない」だと思う。何事も始めた頃には明確な理由がありがちだが、やり続けているとそれは生活の一部になり、やることが当たり前になるんだと思う。そこに楽しさや、やりがいはあるが“やる理由”は特になくなってくる。
僕もそんな感じのことを思っていて、いつも、完走してみたいからとか、楽しそうだからとかいう曖昧な回答を返してしまって、理解を苦しませることが多々あるが、それが正直な回答だ。
一月レビュー
年末年始の目標に基づいて、月末レビューを行ってみようと思う。以前の記事で、一年に二度(6月と年末)レビューをすると書いたが、それだとどうしても記憶が薄れてしまう気がするので、週末日記を使って、月末に振り返りをしようと思う。
一月の総評としては、仕事、NPOについては計画通りに物事を進めることができたと思う一方、プライベートにはあまり時間を避けなかった。
一つずつ振り返る。
仕事に関しては、忙しい時期に多くのタスクを抱えてしまって期限内にこなせなかったこともあったが、自分がやるべきことを最後まで責任を持って粛々と消化できた。NPOに関しても、Noteの記事を書き、支援の打ち合わせも着々と進んでいる。
プライベート:
運動に関しては、3月に東京マラソンを控えておりそれに向けて順調に練習を進められた。合計95kmくらい走った。
読書は、月初の読書合宿の際の三冊しか読了することができなかった(目標は五冊)。現在読み進めているものは三冊もある。一つ読み終えてから、別の本に移る必要があるかもしれない。または、それ以上学ぶことがないと感じたなら読み終えてしまっても良い。
ピアノに関しては、あまり練習ができず譜面一枚半ほどしか進めなかった。
プライベート、特に読書とピアノにあまり時間を割くことができなかった理由としては、寝る前のルーティーンをうまく行えなかったことにある。寝る1時間前くらいからはデジタルデバイスは触らずにピアノの練習を30分、ベットに入ってからは読書(理想は30分〜1時間ほど)することを心がけたい。
二月は生活ルーティンを整えて、プライベートの時間に重点を置こうと思う。
週末日記について
この記事は、筆者が一週間のうちにあった出来事を振り返り、反省し、今後に生かすために書いている日記です。当たり前のように過ぎていく日々をじっくりと考察する時間を設けるために、これを書き始めました。自分のために書いている日記ですが、少しでも誰かのためになればと思い、noteにて公開しています。反応を頂けるとモチベーションが少し上がります。