![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162212308/rectangle_large_type_2_32c52c51e3bd37d0ad831b8220e99b78.jpeg?width=1200)
週末日記#29(2024年11月17日)
今週は塔ノ岳登山、面接、児童養護施設での進路相談の三つを振り返る。
塔ノ岳登山
この記事のカバーに使われている写真は先週末に登った塔ノ岳の写真だ。標高は1400m強で難易度は比較的優しい方だったため、自然を楽しみながら良いリフレッシュの時間になった。
この登山の目的は、12月に参加予定のトレイルランニングレースの対策のためだ。総距離41kmの尾根をひたすら上下するコースになっている。これを制限時間内に完走するには、単純な走力だけでなく登り力の重要になってくるため今回の登山を通して足腰のトレーニングをしようと試みた。無事、翌二日間は筋肉痛が続いたため良い鍛錬になったと思う。
来週にもう一度山でトレーニングを積んで、レース本番に挑もうと思う。無事に完走したい。
面接
休学し学業から離れている間に少しでも就職活動を前に進めておくことを目的に、いくつかの企業の選考を進めている。そのうちの一つの企業の最終面接が今週あったので、そこで感じたことを記しておく。
結論から言うと、自己評価的には非常に低かったが出しうる力は出したと感じる。自己評価が低い理由は、とにかくテクニカル(財務やフェルミ推定など)な質問への回答の速度と質が悪かったと感じるからだ。まだまだ勉強(特にファイナンス分野)が必要だと感じた。
私は面接を行う際に、常に意識していることがある。何度も日記で書いたと思うが重要なことなので重複して記す。それは「人事を尽くして天命を待つ」ことだ。自分の能力以上の結果を求めず、目の前のことに一生懸命になり、あとは待つだけ。過ぎたことへの評価は、いくら自分が推測しようとしてもそれは意味を成さないと感じる。外れた時の反動が大きいからだ。
今回の面接では、概ね自身の全力を発揮することができたが、計算を要する問いが飛んできたときに、少し緊張気味になってしまった。今になって分析してみると、数学や統計などは明白な答えが存在し、自分の回答に対して正誤がはっきりするため、それを恐れたのだと思う。この分析を鑑みると、自分はまだまだ人事を尽くすことができていないらしい。
面接など、自分が他人から評価をされる状況において自身の全力を出せるようになるように、基礎能力を高めると同時にマインドセットをさらに磨くことに努めようと思う。
児童養護施設での進路相談
毎週土曜日、僕がボランティアとして通っている児童養護施設の高校生に対して進路相談を行っている。この進路相談の目的は、「施設卒業前に、進路についての考えを持ち、手遅れになる前に対策を行う」ということだ。特定できてしまうような情報は書くことができないので大枠だけ記しながら振り返る。
進路相談一回目は、夢についてざっくばらんに語り合った。したいことはあるのか、何に興味があるのか、大学や専門学校に行きたいと思うか、働きたいか、など自身のやりたいことを言語化できるような質問をいくつか聞いた。
二回目は一回目よりもさらに具体的に、就職するならどんな職業に進むのか、大学ならば何を学ぶか、そのために今からしておくべきことは何か、などだ。
一回目は初めてだったこともありあまり話がまとまらないまま終わった。宿題として、その子が興味のありそうな職業をピックアップしてくることになった。
そして迎えた二回目では、宿題として集めてきた目標をもとに「今しておくべきこと」にフォーカスして話を進めていこうとしたが、やりたいことへの関心が薄いためか興味がないように感じた。
切羽詰まっていた中、ふとその子が通っている高校の話になり、授業をあまり受けられておらず、それを改善したいという話になり、自分はスケジュール作成を担うことになった。その子の要望のもと、1日のスケージュールを起床時間から授業時間、就寝時間まで分刻みで決めることにした。
この方法が合っているかはわからないが一週間頑張って続けてみようと決めて、その日の相談は終わった。来週の面談で進捗を確認し、うまくいっていないポイントがあれば、議論し、対策を練っていこうと思う。
二回の相談を通して思ったことは、「進路」の前に目の前の問題を解決することが子どもにとって重要だということだ。サッカーで例えるなら、ボールもまともに蹴れていないのに、ポジションの話をしてもイメージが沸きずらいのと似ている。進路相談において重要なことは、支援者側の価値観で対策を講じないこと、目標がなくても、とりあえず今するべきことを対処していくことで何か見えてくるのかもしれない。そういう点において、学校でやる気を出して受験勉強をしたり、部活に打ち込んだりすることは大切に思える。
週末日記について
この記事は、筆者が一週間のうちにあった出来事を振り返り、反省し、今後に生かすために書いている日記です。当たり前のように過ぎていく日々をじっくりと考察する時間を設けるために、これを書き始めました。自分のために書いている日記ですが、少しでも誰かのためになればと思い、Noteにて公開しています。反応をくださるとモチベーションが少し上がります。