20230110「暇陽性」

三連休なのにインフルでぶっ倒れて全部の予定を飛ばしてしまった終わり!!!!!!!!!!!!!!!!!ミッチリ遊びの予定入れてたのに、全部です。各位その節は本当にいろいろとご迷惑をおかけしました。

39度がキツすぎて、その後の37度がマジで「無」だったので得をした。

インフルになってしまうとそれはもう暇で暇で暇で暇で、寝るしかできないのだが人間そう何十時間も連続で寝られるわけでもなく。あるときは「グループYoutuberのひとりがインフルの時にその様子を他メンバーが映してインフルの人に喋らせたりしている動画の、やや荒れているコメント欄(すべて架空)」とかを脳内上映していた。そのくらい暇だった。

その再現。終わってるよ。こんなことするやつは終わってる。架空の炎上盤面なんて、マジで何文字でも書けると思うっす自分。終わってる。普通にこの脳内に架空のインターネットがありつづける病気治したい。これ治る薬あったらいくらでも買います。

マジで終わってるな。このスキルを活かして、炎上シュミレーターでも作ったらいいんじゃないだろうか。芸能人バンドマン俳優インフルエンサーのみんなに使ってもらって炎上回避してもらったらいいんじゃないだろうか。それで小銭稼ぎにでもなったら万々歳なんじゃないだろうか。そんなことを考えるしかないくらい暇だった。
でもクソリプって全部の文言に付けることが可能だから、シュミレーターを作った結果何を呟いても炎上するという事実が判明するだけで絶望しかないというオチの短編になりそう。もうありそう。あったら教えてください。

まあ病気のいいところはといえば、学校会社が休めることと、休んでいる間たくさんインプットができることだ。ちょうど年始からクドカン×長瀬ドラマ『I.W.G.P』『タイガー&ドラゴン』がネトフリにきたので観た。どっちも良すぎ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
IWGPが伝説だというのはなんとなく聞き及んでいたのでワックワクで見たけどその期待をちゃんと叶えてくれて最高でした。なんといっても、あの過激な内容が深夜帯でない連続テレビドラマで放映されていたというのが最も驚いたかも。今じゃ考えられないほど犯罪オンパレードだし警察も倫理観がない。今じゃ絶対できない。だからこそスッゲー「夢」と「自由」を感じるわけですが。
最初は窪塚目当てで見たも同然だったが、ちょっと長瀬、かっこよすぎたな。がちで頭いかれるかと思うくらいかっこよすぎて「長瀬になりて〜」の気持ち10000%になってもうた。焼きそば食べてえ。バカみたいにタバコ吸いてえ。あと他のキャストも豪華すぎね。高橋一生いい味出しすぎね。窪塚演じるキングも本当に完璧の完璧でしたね。私は電波な強キャラが大好きですので。本当に理想のキャラ造形すぎる。バカボンのセリフ嬉しすぎだろ。あれ系のシーン、あと8個あって良かったよガチで。ちなみに窪塚がイカれ役してるの好きな人はTOKYO TRIBEも見てください。人を家具にしてる三つ編みの窪塚おるので。窪塚がイカれ役やってるの好きすぎて、ニューヨークのネタでも嶋佐が窪塚の真似するやつが結局一番好きまであるもんな。(?)カブトムシちゃんと食べなきゃダメでしょ♪先生、踊ってよ♪

タイガー&ドラゴン こちらは最近まで知らなかったのだけど、ちょうど配信開始の数ヶ月前に、ヒプノシスマイクさんの碧棺左馬刻さん(ヤクザ)と白膠木簓さん(芸人)の楽曲「Double Trouble」内にある歌詞「俺の話を聞け 5分と言わずAllday」のサンプリング元となっている、クレイジーケンバンドの楽曲「タイガー&ドラゴン」が同タイトルのドラマの主題歌であり、そのドラマはヤクザと噺家のお話だ!というのを知って白目剥いてたところだったのでとてもタイミングが良く、そのまま視聴…。ちょっと一文が長すぎるか。あとオタクの動機すぎるか。でもオタクの動機が、私の人生において私の消費行動を豊かにしてきた。それは間違いないのだから。
結果、めっちゃ泣けちゃったな。めっちゃではないけど、ほろりほろりと涙が流れる感じ。人情あったけぇよーTT そして西田敏行がすごすぎるよーTT 結局全部西田敏行に泣かされました。まじで見てーみんなー。泣くのに興味ない人も長瀬と岡田准一かっこよすぎて気づいたら見終わってると思う。長瀬って、かっこよすぎだから。本当に。何?あの存在は。あと岡田准一がダメ男やってるのも相当良かった。良かったよ!頼む!

最近、90〜00年代のものばかり摂取しすぎて「昔のものコンプレックス」がそれはそれはもう肥大化してきてる。ヤバいだろうね。そろそろ。昔のものしかよくないような錯覚に、飲まれてるもんね。熱に浮かされながら「令和はもう全部のコンテンツで全部の切り口が既出だから、何を出しても何かの裏か、何かっぽいかでしかない」とか考えてた。終わってる。
上記ドラマ2つも2000年台初頭のものだし、他で言うと90年台のJ-ヒップホップをいくつか聞いたりしてた。なんか90年台独特の何かがある?というか、日本のシーンでは90年台が黎明期なのか。軒並み不思議な聞き心地だった。どの曲も、路地裏から染み出してくるような、漂うような、匂ってくるような、音が少ないビートがめっっっっっっちゃかっこいい!音に隙間がいっぱいあって色気が半端ない。ラスボスの最終形態前みたいな「まだ眼前にないけど確実にある強さ」のようなものを感じる曲が多くて、その緊張感がたまらなかった。
ついでに「日本ではなぜヒップホップ文化が浸透してないか」みたいなレポートも読んだ。日本と西洋の言語やリズム感の違いに焦点を当てていておもしれーーーーーかった。な〜るほどマスカレッジ。けどなんか私は、めっっっちゃ勝手にだけど、日本は米国ほどいかつい人種差別もなかったしギャングがいた時代も銃もないから、暴力前提でそれを克服するための言葉である、というコンセプト自体が日本にとって強度ないんじゃね?だから表面的にしか伝わってこないんじゃね?みたいなことを思っていたので(←これガチの無学で勘で喋ってる💦キャ💦)そういう文化的な側面の考察も読んでみたくなった!

その後、友人から勧められたカルテットを見始めたらすげー変でおもしろくて、昔にしかいいものがないという錯覚からは余裕で抜け出すことができました✌️カルテット見切りたいなー。ギリギリまで会社休んでドラマ見まくるぞ。やってやる。自宅療養の限界に挑戦します。本気で。

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