
【グレショー】質問箱への回答_0519
質問箱への回答を消化していきます。
『THE GREATEST SHOW-NEN』の第4回は、こちらで見逃し配信を見ることができます。
5月22日(日)1:00 までです。
この質問箱ですが、現時点で一件だけ、「全話の放送終了後に回答してください!」みたいなのがあったので、それだけスルーしています。
ので、意図的に無視しているわけではないので、心配しないでくださいね。
また、質問と僕の回答にラグがあるせいで、すでにnoteに書いたことと重複してしまっている内容が増えちゃってます。
僕は昨日と今日とで言ってる内容を真逆にしてしまえる能力を持っているので、「こないだと書いてること全然ちゃうやん…」みたいな矛盾が発生してしまうかもしれません。
そのときはもう、人格を乗っ取られたんやなと思っておいてください。
ずっと、可哀想な目で見ておいてください。
いざ。1万文字に達した時点で、次回に持ち越します。
***

その通り、『時計じかけのオレンジ』のオマージュです。
僕はあまりオシャレやファッションに興味がないほうですが、興味ないがゆえに、まれに血迷ってバカみたいな買い物をするタイプでして。あのパーカー、たしか中古で3万円以上したんですよね。
以来、ちょっとした勝負服として扱っているというか、「誰にも負けへんぞ!」みたいな気持ちで出かけるとき、あの服を着ています。
映画は好きですが、わりと「PVとして好き」みたいな感じで、原作小説も未読です。ミュージックビデオを見る感覚であの映画をたまに見ます。
ブロックの色については、特にこだわりはありませんでした。
メンバーカラーになっていたのは偶然か、あるいは組み立てた人のこだわりだと思います。答えは迷宮入りです。
「赤と青が動脈と静脈をイメージしていて、人間を壊しているメタファーである」という読み、めちゃくちゃ面白いなぁ。
その通りです、と言いたくなるような考察ですね。
ブロックの形は「城みたいな感じで、可能な限り大きく作りたいです」とオーダーしていました。「城みたいな感じ」というところに深い理由はなく、「目立つように、ハデに破壊できるように、とにかく大きく」というところを重要視していました。

劇団で上演した際も、「客席で笑い声が聞こえたことを、暴力的に感じた」という感想をいくつかいただいたことを思い出しました。
特にお気に入りの作品、思い入れのある作品かー。
次回に放送されるやつですかねー。見たらわかると思います。
今までの中なら、『理想と現実と現実』ですね。
自分で「(よくできてるわー…)」と気持ちよくなれちゃいます。

いえいえ、こちらの回答にラグがあるのでね。
衣装について、「新郎のように」ということは考えていませんでした。
ごく単純に「チンピラでお願いします」というオーダーです。

はじめまして。
うーん、斬新な切り口、というのはあまり思いつかなかったです。
「怖いな」と思える演技は、『これはまだ本番ではない』の随所に散見される、という感覚ですかね。
あ、でも佐野さんが演じた『愛のドキドキ百億万回レース』は、劇団のメンバーだと出せない味付けになっていたと思います。
まあでも、それを言い出すと全部そうなのでアレですけど…。

あら、『おっち確定』をご覧いただきましたか。ありがとうございます。
また感想も聞かせてくださいね。
そうそう、佐野さん、劇団四季出身だったんですねー。
放送中に、ファンの方の言及で知りました。
「(劇団四季で鍛えられた役者に、何をワシみたいなもんがダメ出ししとんねん)」という気持ちになっちゃうので、稽古中に知らなくてよかったと心から思いました。
でも、そこで鍛えられるパフォーマンスは、やっぱり僕のやりたいこととは真反対で。「演じ分け」って表現は、正直わかりやすいワードとして使ってしまったところもありますけど、「分ける」の前の「演じる」について、佐野さんとは価値観の相違があったような気がしますね。
というか、その相違を最初のエチュードで理解して、佐野さんは合わせてくださっていたのに、僕がゴチャゴチャした感じにしちゃいました。

ブロックの色、マジで関係なくてごめんなさい…。
もう…どうします…?
関係あるってことにしましょうか…?
そっちのほうが、絶対、なんか、いいですもんね…?
うん。
あれね、メンバーカラーを模した配色で、Aぇ! groupのメタファーです。
はい。

ほうほう。
BGMですが、シーン設定をカラオケにしていたので、「カラオケのブース内で、ドア越しに聞こえてくるようなBGMで」とオーダーしていました。
それ以外は特に指定していないので、『残響散歌』は偶然です。
っていうかごめんなさい、『鬼滅の刃』の主題歌なんですね。全然知らなかったです。たぶん聞いたらすぐピンと来るんでしょうけど。
だけど、ほかの作品とからめて解釈するというのは、普通に批評においてごく普通、当然のスタンスなので、よいと思いますよ。
あ、そういえば。なんか全然関係ないことが頭に浮かびましたけど、最近のワンピースの考察とかでちょっと思うところがあって。
「絶対に意味が存在するという神話」、僕あんまり乗れないんですよ。
「作者が作品のすべてをコントロールして、緻密に設計しているので、すべての内容に確固たる意味がある」みたいな。
それを想像して遊ぶのはすごく楽しいです。
でも、「別に意味のないところはあるし、作画ミスもあるし、後付けもあるだろ。エンタメ作品は、完璧な設計図とは別モノだろ」っていうふうにも思ってます。
たとえばこれが工業製品とか精密機器なら、意味のないネジなんて存在しないですが、エンタメ作品は違うと思うんですよねー。
だからと言って、「そんなのに深い理由ないだろww」という諦めを肯定しているわけじゃないですよ。それでいて「いや、全部に意味がある!」という態度も肯定したくないというか。
僕が作品を楽しむときは、「どうだろうねぇ!?意味があるとしたらこうかなぁ!?楽しいねぇ!?」という態度を、好んでとります。
ま、「意味もなくこれを描いたらダメだろ」という批判もしたりしますけど。それでいうと、ブロックの色がメンバーカラーだった件なんてまさに、作劇的には避けたほうがよかったような気もしています。
(この辺は「チェーホフの銃」という作劇のテクニックルールを参照してみてください。)
なんとなく、あれですね、日本人の聖書の読み方に近いんじゃないすか?
逆に日本人のワンピースの読み方は、「西洋の聖書の読み方」に近い感覚。
ごめん、むっちゃニュアンスで喋ってるわ。ワケわからんと思う。すまん。
マジで関係ない話しちゃいましたね。
でも、こういうことなんですよね。
質問者さんがグレショーを見て、関係ないことに想いを馳せて関連付けて、僕もそれを受けて関係ないことを関連付けて想いを馳せて。
「答え」を導き出すんじゃなくて、「いっぱい式を作る遊び」が好きです。

ふふふ、年末に別れを告げるの、なんか「まさに」という感じですね。
方言は広島弁です。
指定したのは、深さを狙ったからです。
この作品、ある程度の間口が存在すると思っていて、過去にこういう体験をしたことがある人も、わりといるんじゃないかなと思っています。
そんな中で、最後、広さよりも深さを選んだというか。
ある意味で、広島弁が露出することで、「これは自分とは違う別の人間の話だ」と感じる人もいるでしょうけど、あの瞬間、「完全に自分の話」になる人がいたらいいなと思って、そうしました。
完全に刺しにいったという感覚です。

お、完全に一つ前の質問で答えちゃいましたね。
「すぅっとポイントが絞られたように感じた」とのこと、鋭いです。そうしています。
ロジックか感覚か、というところは、どうだろうなぁ…。
どちらかというと感覚な気がします。
たとえばミスチルの歌詞とかもそうですけど、やけに具体的な描写が出てきたとき、本当ならリスナーの人生・体験とは遠ざかるはずですけど、なぜか逆に一気に自分の話になるというか、追体験できたりするじゃないですか。
これをたぶんロジックで説明することも可能ですけど、やったことないし、今もやろうとしてないので、このロジックを感覚で処理してる感じです。

どうもです。
「男女の愛情のやりとりには、どこかしら男から女に向かう暴力のベクトルがあるという先入観」かー。
それはやっぱり、先入観だと思いますねー。逆、女から男に向かう暴力のベクトルだって、全然あるでしょう。
ベクトルはいつだって、四方六方八方手裏剣だと思います。

劇団でも、『ぼくのまち』の前に『Singin~』があります。
散らかったブロックを回収するのも同じなので。
選曲は『時計じかけのオレンジ』のオマージュです。

その通り、よく気づきましたね。
ブロックの色はメンバーカラーを模しています。
紫の色がないのは、アレです。
赤と青を混ぜたら、紫じゃないですか。
だからこう、赤と青のみで構成されたブロックを破壊することで、えーと、紫が、存在しなくなるわけですね。
つまり、赤(榊)と青(高本)がこう、別離して、それぞれが、そうですね、離れ離れになると、紫(公野)が、消滅するんですね。
赤と青が同じグループにいることによって、紫は初めて存在できる。
いずれかがもし脱退したりとか、最初からいなかったとかなら、紫も同時に脱退したり、最初から組み込まれていない…みたいな…。
えー…なんか…そんな感じの…。
ほんで、なんですか?
三城平がブロックを回収していた理由ですか?
うーん、そうですね。
やっぱあれじゃないですか?
このグループをギリギリのところで保っているのは、三城平だからじゃないですか…?
……むちゃくちゃテキトーに書いたけど、遠からずではあるよな…?

感情の爆発と同時に、方言が露呈するという演出を施しています。
質問者さんのように、特定の人をぶっ刺すためにそうしています。
しめしめ、ですね。

はじめまして。
んっんー。
まあ印象としては「仲の良いグループだな」って感じです。
配役については、例えば…。
「責任を持たせることで追い込まれて苦労しそうなのは、福本さんか正門さんかなー」
「グループ内で存在を軽んじられそうなのは佐野さんかな」
「小島さんはずっとヘラヘラしてそうだな。それが良いところだけど、悪いところとしても取り扱えるな」
「末澤さんは他意なく強い言葉を吐けそうかな」
「リチャードさんは第三者的な立ち位置を好んで選びそうだなー」
とか、そんなところに注目していました。

んー、こだわりの度合いは、どうなんでしょう…。
なんとなくですけど、ほかの作家よりは低いかもしれません。
役者が適宜言い換えたりすることに、あまり抵抗がないほうなので。
ドメスティックについては、そうですね。
「言葉を辞書的に正しい意味で使おう」というよりは、「多くの人が理解している取り扱い方をしよう」という気持ちのほうが強いです。
たとえばもし仮に劇中、「確信犯」という言葉を使うなら、僕は誤用のほうで使います。で、もしそれに違和感を覚えたら「それは誤用で、正しくは~」を指摘するキャラクターを入れたりすると思います。
まさに今回、ドメスティックもそういう形で処理したということですね。
ただ、この辺は完全に「自分の感覚」なので、たとえば世間には「うろ覚え」を「うる覚え」と言ったり、「備忘録」を「忘備録」と書いたりする人がいますが、僕の感覚だとそれは「気になるレベルの、明らかな間違い」なので、そういう言葉を使うことはないです。

僕は演劇畑の人間なので、「画面越しじゃなく、生で見てほしい」という想いは当然持っています。
「テレビドラマよりも、舞台のほうがおもしれーだろーが!」とかいう価値観も持っていたりします。
まあでもそんなもんにしがみついていたら人生が終わるので、テレビドラマのオファーが来たら、プロデューサーの足の裏をぺろぺろ舐めます。
それは冗談だとして、僕は条件とか制約のあるモノづくりが嫌いじゃないです。今回の戦場は「テレビ」で、配られた手札は「ジャニーズ」でしたと。
あとはもう、やりがいしか感じないですよね。
とはいえ、「編集が歯がゆい」というのもわかりますけどねー。
ただ、テレビドラマもそうなんですけど、「これは僕の作品じゃないので、当たり前だよね」というふうに僕は考えています。
多分、劇団という、自分が好き勝手できる環境があるのも大きいです。
あくまでグレショーは、ディレクターさんの作品。
僕の作った『大暴力』や、Aぇ! groupの稽古風景は、ぜんぶその「素材」です。
何もかも、グレショーという番組のために、行われたことですから。

ほかにも「なぜ小島さんを選んだのか?」という質問をいただいた気がしますが、シンプルに似合うと思ったからです。
んー、あえて言葉を付け足すなら、小島さんはフラれるよりもフるほうが絶対ヘタだろうなというか…。
小島さん、すごく上手にフラれてくれそうな気がしません?
そこの優しさはとてもちゃんと機能しそうというか。
たとえば『愛の酷薄』の正門さんの役どころを小島さんにやってもらったら、もうちょっと痛みが和らぐ気がするんですよねー。
でも、こと「フる」にあたっては、小島さんの優しさが悪いほうに機能するというか、まあ繰り返しになりますが、単純にヘタだろうなと。
それがいい、それが見たい、と思って、選びました。

なるほど、面白い質問。
テレビ向けにやったけど使われていないシーンか…。
……面白い質問とか書いたけど、全然思いつかなかったです。すまん。
意図してなかったのに使われたところもないですねー。
なんせ常にカメラ回ってますしね。
ああ、でも佐野さんに指をさしていたのは、完全に無意識で、意図していませんでした。
「(厳しい演出家を演じておこう)」というような魂胆もなく、ただの天然で「人を指さす」って行為をしてしまっていたので、僕的にはショックでしたね。
次回の話ですけど、「ブラック正門」という言葉選びなんかは、むちゃくちゃテレビを意識したワードチョイスです。

演出家がキャストに何かを求めて、キャストがそれに納得できないというのは、まあ稽古なんてそんなことだらけですわな。
というかその差を埋めたり、その差で遊んだりするのが稽古ですからね。
僕も「ここは絶対こうじゃないとダメ!」と思ったりするときがありますが、キャストが「絶対にそれはできない!」と考えているなら、「さて、じゃあどうしようか」を考えます。
大抵、よく考えると別に「絶対」じゃないので、違う方法を選びます。
『愛の酷薄』のウェーイ以外はなかったんじゃないかな…?
思い浮かばないので、多分なかった気がします。

育児の記事、読んでいただいてありがとうございます!
あっ…まず最後の所ですが、ごめんなさいね…。前回言い訳しました…。
でも一応、僕も「古め」とは書いていませんからね。
「やや昔め」と書いて、「デビューの時期が」という意味を込めたつもりでした。
まあでも、誤解を招く書き方ではありましたよねー…。申し訳ないです。
でもだって…Aぇ! groupと比較したとき…やっぱ比べるには時間的な距離の遠いベテランかなって思ったんですもん…。
本当は、Snow Manとかなにわ男子とかを例に出したほうが、「これからのアイドルグループ」を語る上で適当かなって思ったけど、詳しく知らないので、自分が知っているグループを挙げたんです…。
ほんでまた、こんなふうに「これからのアイドルグループ」とか書くと、上記のベテランが「そうじゃない」みたいに感じます…?
…まあでも…そうなってきたら、さすがにその誤読は読み手の責任かな…。
TOKIOもKAT-TUNも関ジャニ∞も生田斗真さんも、古い存在なんかではなく、現役で人を楽しませている最高の芸能人だと思ってますよ。そして、これからも躍進するでしょう。
僕、「ジャにのちゃんねる」のリスナーだし、妹がいるので「少クラ」見てましたし、結構ジャニーズ好きですからね?
「私なりの大暴力」ということで、明確に暴力のつもりで送っていただいたと思うので、しっかりめに応答させていただきました。
こっちが本題ってことなので、こっちの回答だけにします(笑)

ほんと、解釈が多様で面白いですよね。
個人的に好きな役はないですけど、やってみたいなと思うのは、『選りすぐりの孤独』の佐野さんのポジションです。
好きな演技も、このときの佐野さんですね。
何回目かの「二人一組になって」のときに、佐野さんが舞台中央で一瞬よろめいて「あぶねっ」みたいな、明確に発声していないですけど、そういうニュアンスを出す瞬間があって。
あの瞬間にあふれ出る「一人ぼっち」感が大好きです。
録画とかで見返せるなら、見返してみてください。

あ、良い質問ですね。
役の名前にこだわりがない、というのも理由の一つですが、「そっちのほうがわかりやすい」っていうのがメインです。
そろそろ皆さんも役名を覚えた頃合いで、今なら榊や高本って書いても誰のことかわかるかもしれませんが、一回目の放送が終わった程度の時期だと、ただただ読みづらいだろうと思って、役者の名前で書いています。
話は変わりますが、劇中でずっと同じ名前を使うのも、実は同じ理由です。
匿名劇壇の最初期のフラッシュフィクションでは、それぞれの短編において、それぞれ全然違う名前をつけていました。
でも、そうするとめちゃくちゃわかりにくいというか、覚えられなくて意味がないので、「フラッシュフィクションの作品群において、一人の役者が演じるキャラクターはすべて、仮に世界観が異なっていたり、別のキャラクターであったとしても、同じ名前にしてしまおう」と決めました。
覚えやすくなるだけでなく、これによって逆に世界観の考察も捗ったので、「こりゃいいや」ということでずっとそうしています。

人をバケモンみたいに言いやがって。
なんやねん、「こういうことになる」って。
この手の、「一番好きな○○」って質問、難しいですよねー…。
映画は大抵、『バトルロワイアル』と答えています。
っていうか小説も漫画も映画も、どの媒体においても『バトルロワイアル』がめちゃくちゃ好きですね。それぞれの良さがむちゃくちゃある。
「中学生が殺し合う話」なので、そういうのが好きと思われたら悲しいですが…。まあもちろんそのセンセーショナルな題材が面白さに拍車をかけてることは事実だけど、そもそも群像劇としてむちゃくちゃよくできてるんですよ。あれを書いた高見広春さんは、あれを書いて以来書かなくなっちゃいましたが、「まあそうなるよな」って感じの小説だと思います。
『桐島、部活辞めるってよ』も好きです。こっちを好きって言っといたほうが好感度高いかな。ルックは全然違うけど、「この作品のどういうところを楽しむか」というポイント的なところ、僕は似てると思っています。
一番好きな漫画は、『南くんの恋人』と言ってます。
でもたぶん本当は『カイジ』です。『カイジ』って言ったらダサいので、『銀と金』にズラしたりもします。あと『天』のラスト近辺。
そういえばエゴサーチでどなたかが「こいつ『レベルE』絶対好き」みたいなこと書いてましたが、むちゃくちゃ好きです。一番好き。
好きな小説はたぶん『海辺のカフカ』ですけど、二回以上読んだ小説がたぶん人生であんまりないし、小説自体そこまで好きじゃないです。
自分で言うのもなんですけど、僕、文章がうまくなった理由、マジで謎なんですよね。ほんまにただの才能。
最初からなぜか足が早かった小学生と同じ。
やっぱり、僕をつくったのは漫画ですね。
小学生時代に野球をやっていて、野球漫画の名作『キャプテン』にハマりまして、「(俺、野球やるより、野球漫画を読むほうが好き)」って思いました。それぞれの年齢のタイミングで、いろんな漫画に影響を受けました。
ここ数年は『ザ・ファブル』が生きがいでした。

どうもありがとうございます。
色々な意見、嬉しいです。
こんな質問箱なんて設置したら、「死ね」とかいっぱい来るんじゃないかなーと覚悟してましたが、全然来なかったですね。
エゴサーチしてても、「死ね」とかは全然なかったです。
やっぱアレですかね?
そういうこと書いたら、すぐに噛みついてくる感じの、あんまり関わらないほうがいいオーラが出ちゃってるんですかね?
これは、いいことですよね?

小島さんも僕も、何も気にしていなかったです。
小島さんと僕のうっかりです。
まあでも、カットされた内容なので気にしないでください。

ほう…記憶にないですね…。
まったくわかりません…。よく見てるなぁ…。
特に意図的なものではなく、役者もしくは衣装担当者の、何らかの都合によるものかと思われます。

このシーンに限らず、劇中、「できるだけ後ろのシルエットゾーンに待機せず、舞台横に座るために出てきてください」とオーダーしています。
それによって、質問者さんが感じたように、「傍観者感」が出たりして、作品がより重層的になると考えたからです。
カット割りには関わっていないのでわかりませんが、僕としては「観客から見えない位置で過ごさず、常に見る・見られるの関係の中に身を置けるようにしてほしい。それがこの劇を豊かにするはずだ」という理念のもと、そのように稽古していたので、それをくみ取ったカット割りかと思われます。

あ、いくつか前の質問で答えちゃいましたね。
理由は「わかりやすいから」です。
女性役を演じる時、例えば「榊遊詩」のことを「遊子」と呼ぶなんてアイデアも候補としてありましたが、これまた混乱するだろうなと。
それによって起こる混乱よりも、「恋人の女性を苗字で呼ぶ違和感」を甘んじて選んだ、という感じです。

あ、そうそう。
タイトルコール役に、深い理由はまったくありません。
お察しの通り、次の芝居に出ない・手すきの人で組み立てています。
ただ、『選りすぐりの孤独』なんかは、「佐野さんがタイトルコールをすることによって、一手合流が遅れる」ということを実現したくてそうしたし、『理想と現実と現実』の、「今の理想でしたー!」という役は、福本さんにやってほしいと思ってお願いしました。

「撮影時期がわかる」は、ストーカーじゃないでしょうね。
「僕に撮影時期を問いかける」も、ストーカーじゃないと思います。
「撮影時期を把握して、その頃に書かれたであろうブログとか、その頃に放送されていたラジオを改めて聞き返して、撮影時期に感じていたであろう気持ちを限りなく推察する」も、ストーカーではないと思います。
(キモくはある)
「撮影時期を分析し、今後のスケジュールも把握して、行く先々で出待ちする」が、ストーカーだと思います。

表情は指示していません。
ただ、ちょっと今どの部分のことか把握できていませんが、「ジングル(転換曲)が鳴ったらすみやかに演技を終え、引きずらない」ということはオーダーしていました。その箇所ですかねぇ?
曲が鳴る直前の演技であれば、末澤さん自身の演技プランだと思われます。
カットされたシーンを含めて、いつか見られるといいですね。
東京公演、やれたらやります。
どうか覚えていてくださいね。

へっ?
一部のファンの言動で不快になんかなっていませんよ!
なってたっけ?
なってたような気がしてきました。
よし、許します。
「具体的にどの辺がこの2人に足りないと感じたか」。
んー…2人に足りないというよりは…。
僕的には、あれ、もっと動かずにやりたいというか、声もちょっと大きいような気がしたんですよね。むちゃくちゃ抽象的になりますけど、もっと「閉じた空間」であるといいなというか。
リアルだと感じていただいたのは嬉しいですが、僕のリアルは、もっとリアルで。あれはまだ全然美化されている感じがします。
京都に「努力クラブ」という劇団がいるのですが、ここ、そういうのを描くのがむちゃくちゃうまくて、そのクオリティに憧れる感じです。

はじめまして。
あはは。すいません、「天下のジャニーズ」、冗談で使ってました。
松本人志さんがたまに使う「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」みたいなニュアンスです。
一大企業であることが周知の事実なので、茶目っ気であえてそれを強調してみるって感じですね。
一瞬で好感度を爆上げしてくる感じは、ジャニーズだなというか、「職業:アイドル」だなという感じがしました。
「ジャニーズらしくないとこあるやん」かー。
いやもう、みなさんのほうがご存知でしょうけど、もうマジでジャニーズも一枚岩じゃないというか、めちゃくちゃ多様ですからねぇ。
なんか「ホリプロっぽい」とか言ってもよくわからないのと同様に、「ジャニーズっぽい」っつっても何だかよくわからない感じですよね。
というか、僕はやっぱり「役者」として対面したわけで、彼らのことも「役者」として認識しちゃってるんですよ。
だから、逆に、あれはファンクラブ向けの動画とかなんですかね、こう、手でハートマークを作ってなんか喋るみたいな動画を撮影してるのに出くわしてしまったとき、「(うわっ…あかんっ!見てもうたっ!)」みたいな気持ちになったことを思い出しました。
「(うわぁっ…!アイドルやってるやんっ…!)」みたいな。
たぶん彼らのライブを見たら、マジでそんな気持ちになるでしょうね。
せっかくこうして仕事できたし、一度は見てみたいなぁ。
***
さて、本日はこんなところで。
次回の放送は5月21日(土) 深夜0時35分です。
見てね~。
(了)