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おばけ、呪い、スケジュール管理、死刑はんこ失言について
■おばけについて
おばけを信じていないので、霊媒師的な人たちが苦手だ。
ただ、嘘をついているとは思っていない。
なんなら、嘘をついて霊媒師をしてるのは少数派だと思う。
それこそイタコなんて、あんなの嘘とか演技でできるようなもんじゃない。
あれは真実なのだ。少なくとも、彼らにとっては。
「思い込んでるだけ」とか「幻覚の類い」とか、そんなことを指摘してもしょうがない。
彼らにとって真実なら、それはやっぱり真実なのだ。
うーん。苦手だ。
なんかもう、ほんと、シンプルに世界観が違う。
僕はおばけを怖がる人も苦手だ。
「おばけはおらん」という前提を共有できてないという、その壁を強く感じる。
でも、妻はおばけが苦手だ。
僕が「でも、おばけっておらんやん?」というと、「おる」とか言ってくる。
おらんのに。
だっておらんもん……。
そんなん、おったら……すごいやん……?
おばけとか、おったら……すごいことやん…。
その時点でもう、怖いとかちゃうやん。
すごいやん。
なんなんよ、その、おばけって。
素材は何よ。
むっちゃ気になるやん。
おばけの素材はなんなんよ?
俺は目の前におばけが現れたら、こう言うぜ?
「素材は?」ってな。
そりゃビックリはするさ。急に出てきたら。
でも、そんなことより素材じゃない?
たぶん透けてんねやろ?
ほんで浮いてんねやろ?
……エアロゲルなんか?
「個体の煙」と形容される、90%以上が空気で構成されている、エアロゲルなんか?
よぉ?
(と、メンチを切る)
■呪いについて
僕はおばけの存在を信じていない。
信じていないので、その種の「怖さ」を感じたことがない。
薄暗い道を歩いていて感じるのは、ナイフを持った狂人が襲い掛かってくるんじゃないかという類いの怖さだし、心霊スポットの廃墟で感じるのも、逮捕されるんじゃないかという不安と、これまた野生のシンナー吸いイカレヤンキーが飛び出して来たらどうしようという類いの怖さだ。
一方で、呪いのようなもの、念の存在みたいなものは若干信じている。
その手段が藁人形であれなんであれ、「一人の人間が、全身全霊をかけて、ある人間の不幸を、とてつもない労力をかけて願う」ということをしたとき、まあなにかしらの不幸がその人間に起こることはあるのではないかと思っている。
呪いが成就するというより、バラフライエフェクト的な観点かもしれない。
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プライバシーの侵害だ
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