【初心者向け】アタッカーサイドで「何をしたらいいかわからない」状況を避けるためには
はじめに
どんなプレイヤーもアタッカーサイドでプレイしている時、それがランクマッチでもスクリムでも「○○がしたい」というアイデアが浮かんできたことがあると思う。しかしどうしてそれらのアイデアが生まれてきたのかを考えたことはあるだろうか。
そこで今回はアタッカーサイドで迷って何も決まらないままラウンドがスタートすることを避けるために、どのようにしてアイデアが生まれるのか、その手順を一つずつ紐解いていこうと思う。
どうして攻めで迷ってしまうの?
一言で言うと、情報がないから。ここでいう情報とは、相手のあらゆる行動のこと。また、自分たちの行動に対してどんな行動をしてきたかということ。
例えば「キルジョイがB側を守っている」、「Aメインを取ったらMidをプッシュしてきた」とか、「トラップを壊したらフラッシュでカウンターしてきた」などが情報である。
じゃあ情報を得ると何ができるの?
相手の行動を予測することができる。
例えば「次のラウンドはまた同じことをしてくるだろう」、「少しのアクションですぐに敵は寄るだろう」などが予測である。
予測ができるとどうなるの?
目的、やりたいことを見つけることができる。
例えば「詰めてくる敵を倒したい」や、「アルティメットを無駄使いさせたい」などが目的になる。
ラウンドの目的が見つかった。じゃあ次は?
方法を選択しよう。方法というのは、どんな配置をするのか、どのスキルをどこに使うのか、いつどこで動くのかなどの戦術のことである。言い換えれば、このラウンドで何をするかの具体案、つまりアイデアだ。
例えば「詰め待ちをする」、「相手のプッシュよりも早くA側を攻め切ろう」などが方法、アイデアだ。
結論
このようにアイデアは情報を得て、予測を立て、目的を決めてようやく見つかるものである。情報がなければ予測はできないし、予測ができなければ目的は見つからず、目的がなければ方法も決められないということである。
つまりこれらすべての大元にあるのは情報であり、情報がなければ何も始まらないということだ。
これらの情報は大小は様々でも、あらゆる場所に転がっている。それらの自分が見かけた情報を、情報として自分がキャッチして利用できるかどうかがアタッカーサイドで迷わないための重要な要素なのだ。
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