未来のわたしに会ってきた
先日、チャネリングで、未来の自分に会いに行くというワークをした。
すると、アメリカ人のような振る舞いの、ハイテンションなおばさんに大歓迎され、『ピュアなあなたが大好き!』とハグされチュッチュされた。
彼女は、
『わたしはいつでもどこでも自由なの!自分のしたいことをしたいタイミングでするのよ!したくないことは一切しないの。だってしたくないことをする理由なんてないからよ!
それにね、世界に自分を見せるために発信するのがライフワークなの。すごく楽しいの!
でも、ひとりの世界に閉じこもって文章を書くのも大好き!その時、その場で、表現したいことを表現するの!』
と、それはそれはマシンガンに話していた。
とてもチャーミングなおばさんだった。
彼女は世界を信じているし、愛しているんだなと感じて、ホッとした。
そして、そのおばさんに会って、ふと気づいた。
わたしは、自分の経験や学んだこと、それらを生かして、
今、苦しんでいる誰かを救わなければならないと、ずっと思ってきたのだと。
それが人生の伏線回収であり、使命であると。
たくさんの人の力を借りて元気になったんだから、さぁ早くそれをしないと!と。
でもちょっと待って。
それがわたしの本当にしたいこと、望んでることなの?
本当の望みはそれなの?って。
答えはノーだった。
誰かを救う?は?おこがましい。
自分を救えるのは自分自身のみって確信してる。
誰かを救わなければならない、役に立たなければならない、それがわたしの価値だなんて、本当は思っていない。
これが本音だった。
ただわたしは、自分を守るためにエネルギーを閉じて、そうしてでも懸命に生きてきた人たちを抱きしめたい衝動にかられることが多い。
その時は、役に立ちたいとか、わたしの使命はとか、もちろんそんなことは微塵も考えていなくて、ただハートがそうしたいと望んでいるのだ。
抱きしめて、背中をさすり、頭を撫でたい。
よくここまで頑張ったね、もう大丈夫だよと伝えたい。
わたしが望んでいるのはこれだけだ。
意味なんかない。
わたしのあたまの中にある知識や経験が、誰かの役に立つこともあるだろう。
でもそれは、誰かの役に立つために手にしたわけではない。
わたしがわたしで在るだけで、結果的に誰かの役に立てたのなら嬉しい。
わたしがわたしのハートをオープンに見せることが、誰かの背中を押してたらもちろん嬉しいし、
わたしにもできるかもって、勇気を与えられたらいいなとも思う。
でもそれは、『そうしなければならない』って力みながらすることではないし、そんなことは望んでいないのだ。
まさに未来のアメリカンなおばさんが言うように、
これしたい、こうしたいってことをするだけで良かったのだ。
わたしは世間体という、自分で繋いだ鎖を引きちぎって、自由に生きていたいのだ。
人目を気にして、評価を気にして、そんな自分は自分じゃないと気づいたその様を表現していたい。
人の役に立つことが、自分の値打ちだなんて、もう勘弁してくれやって感じ。
わたしがわたしで在るだけでいいと口で言っておきながら、結局エゴの声に呑まれていた。
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少し前にわたしは、インスタのストーリーで、
『みんなが自由に自己開示できるコミュニティを創りたい』と、自分のワクワク表明をした。
みんながハートをオープンにできる場所で、
どうすればみんなが本来のエネルギーで生きていけるようになるかを伝えたいと。
でもなぜか、その後から違和感があった。
それも、"わたしの経験を生かすため"や、"誰かの役に立たないといけない"と思っていたことが原因だ。
今は違う意味で、全く違う意識でそういった場を創りたい。
輪になってお茶でも飲みながら、
こころやからだのこと、あたまの中を占めていることを話す。
話す=放すって本当だから、きっと軽くなるし、
その時、その瞬間、それぞれのエネルギーが交わる感覚、そのライブ感も味わってもらえると思う。
良いも悪いもない、正解も不正解もなく、
本当の自分に還っていくための通り道に、ポツンと建っているような、温かな場になればいいなと思う。
あの日、あのおばさんに会えて本当によかった。
でないとわたしは、力みに心折れていたか、これの何がおもしろいねん…と、ワクワクとは逆の方向に進んでいただろう。
結局、することは同じでも、それをどんな意識でするかによって、全く違うものになる。
出したものが返ってくるし、自分の波動そのものが現実になるのが、宇宙の原理原則だからだ。
そして、スピリチュアルは特別な誰かのものではない。
全ての人にエネルギーが備わっているように、ごく当たり前にそこにあるものだ。
目に見えないものを信じるかどうかだけの差があるだけで。
スピリチュアルが好きな人も嫌いな人もどんな人でも、話すときっと楽しいだろうなと思う。
自分とは違う視点を持っているのだから。
人間の身体は、自分以外の誰かと繋がることで、自律神経を発達させ、安心をもたらすようにできている。
それは子どもだけではなく、大人になってからもそうなのだ。
もう遅いなんてことない。
大好きな友だちと手を繋ぐことに躊躇なんてなかった小さな子どもの頃のエネルギーが蘇るといいな、なんて思う。
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わたしたちの望みは【良い気分でいること】に尽きる。
自由でいたいのも、愛されたいのも、たくさんのお金がほしいのも、良い気分でいたいからだ。
その良い気分は、何かを成し遂げた先の未来にあるのではない。
わたしたちは、今すぐに良い気分になる選択ができるのだ。
その選択に迷う時、
わたしはあの明るくて元気な未来のわたしを思い出す。
彼女ならどうしたか。
答えはとても簡単だ。
『したいことだけをするのよ!』と
ウインクしている未来のわたし♡ありがとう!!