料理好きを演じて、手料理を振る舞うことになったが結果的に人とご飯を食べれて幸せだった話

2024年5月31日 10:52

こんにちは。見ていただきありがとうございます。

かっこつけちゃう自分

「料理はよくするの？」よく聞かれるんだよなぁこの質問。「Yes。でもホームステイだから今は作ってないよ」って言うと「日本にいるときはよく作ってたの？」って聞かれるからそれもまた「Yes」と言うしかない。

いや、作ってたんだけど、作るには入らないほどの料理なのよ。ちょっと良いかっこうしたくて、「Yes」って言っちゃう。

去年トロントに来てからルームメイトとお好み焼きを作っただけで、それ以来料理はほとんどしていない。
（カフェで働いている時に味噌汁やサンドイッチを作ったくらい。）

日本で一人暮らしをしている時は、食べるものがほぼ決まっていたし、味付けは塩昆布、ごま油、塩がほとんど。

昔、筑前煮を作っていた時に鍋から火がぶぉーっと出てきて火傷したのでそこからなるべく火は使わず、調理はレンジか炊飯器メイン。

日本が好きな人たちとお話しする大学のコミュニティで知り合ったお友達（中国生まれカナダ育ちの子）と一緒にご飯を作ろうということになった。

元々、凝った料理はしなかったので人に作れる料理なんてない。18時に集合して作ろうということになったが、夜ご飯は早く食べたい（17時～18時までには食べたい）私は簡単に作れる鮭のホイル焼きを作ることにしました。

鮭とえのきは私が買っていくことになったので、野菜売り場や魚売り場を見ていると、えのきを発見。値段を見ると＄4.99。

500円のえのき、、、さすがに買えない、、、
ちょっと安い（それでも$3.69)マッシュルームにしました。

お家へ到着してドアを開けると、目の前にグランドピアノどーん！グランドピアノの後ろはダウンタウンが見渡せるでっかい窓。

広いし、きれいだし、部屋の左はバーみたいなゾーン、反対側にはソファとテーブル。何だこのお家～～～！！

まず、台所の説明からしてくれました。「これは調味料だよ。左からa～の順で並んでるからね」って教えてくれました。見たこともない、すごい量の調味料と香辛料がありました。

久々の料理は、合わせ調味料を作るところから緊張。
大さじ1系のスプーンがなかったのでスケールを使って合わせ調味料を作ったけど、レシピを疑って少し味噌を少なめにした。

友達はナスのオイスター炒めを作ってくれて、日本で買ってきたという獺祭と東京🍻を出してくれました。

さて、いよいよ実食。

鮭のホイル焼き…味うすい。味噌、、、あの時減らした味噌！！やっぱりレシピを信じるべきだったと学んだ。

いやでも、上にのっているマッシュルームとマヨネーズと一緒に食べたらいい感じだよね。って言い聞かせながら食べた。

お友達は「美味しい！」って言ってくれたけど、そう言うしかないよね。って思ってしまう私。昔から誰かに食べてもらったりするのが苦手。美味しくなくても「美味しい」って言ってもらうの申し訳ないし、下手くそって思われるの嫌だし。

1年ぶりの料理は「美味しい！！」とはならなかったけど、誰かと一緒に作って食べるご飯はやっぱり美味しいよね。うまく作れなくても、これからも「Yes」と答えてしまいそうだな。今度からはレシピ通りに作るぞ。