📝今日から使える作詞手法まとめ!!📝
【手法/レトリック編(自作例あり)】
・直喩法
→「まるで」「みたいに」「みたいな」「~のような」なたとえ表現。
▼自作例
「思い出がガラスのように刺さった」
「絡まり合う糸みたい」
・隠喩法(メタファー)
→上記の直喩法なしで例える方法。
▼自作例
「欠け落ちた現実は 未完成のパズル」
「あなたに溺れている」
・仮定法/接続法
→「たとえば」や「もしも」を使う表現。
▼自作例
「たとえセカイが壊れても」
「もしもほんの少し早く出会えていたなら」
・倒置法
→主語を最後に置く方法。
前後入れ替えるだけでもハマったりしやすい。
▼自作例
「輝くよ ただ君のため」
「君が“笑ってる” 穏やかな表情で」
・擬態法
→人に例える方法。「月が笑ってる」とかがわかりやすい。
▼自作例
「嗤う秒針」
「太陽、雲と手を繋ぎ沈んでいく」
「唯一無二の確信が叫んでる」
・撞着(どうちゃく)語法
→互いに矛盾した表現を使う。「生きる屍」とか。
▼自作例
「限りある永遠」
「不確かな確信」(どっちも英語)
・曲言法
→対義語の否定。「遅い」を「早くない」と言うなど。
▼自作例
「フィクションじゃない」(→現実のことを指している)
・対句法
→対になる言葉を並べる方法。「青い空と白い雲」などが代表例。
▼自作例
「涼しい風と太陽の匂い」
「何があったって 何もなくたって」
・ミクロとマクロの対比
→上の対句法の逆。
「世界の行方も今日の晩御飯も」みたいなスケール全然違うフレーズを並べる方法。
・押韻(韻を踏む)
→母音を揃えること。
個人的には最後の方の母音を揃えることが多い。
ラップほどガチガチじゃなくてもいい。
先に語尾決めておくとはまりやすい。
▼自作例
「越えて 届け 世界さえ置き去りにして」(→全部最後が“て”)
「夏が終わる 時が止まる 君と僕を残していく」(→全部最後が“う”行)
・リフレイン(反復法)
→反復/繰り返し。同じメロディが繰り返してる時などに有効。頭に残りやすくなる。
▼自作例
「何度でも 何度でも」
「消えないで 消えないで」
少しだけ変えるのもいい。
▼自作例
「傷ついても 傷つけても」
「涙の理由も 欺瞞の自由も」(韻も踏んでる)
・一人称/二人称
→「君」とか「僕」とかのこと。
一人称は使いすぎると子供っぽくなりがちなので注意。
クールでかっこいい曲の時は両方使わないようにすると雰囲気が出る。
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【持ち物/用意するもの編】
・類語辞典
→必須。うまくハマらない時に言い換える。国語辞典とかより全然使う。
最近はChatGPTでもいいかもしれない。
・オノマトペまとめ
→困ったときに使うと幅が広がる。
nihongokyoshi-net.com/onomatopoeia/
・midi
→音の上下や文字数が視覚的にわかるのは大事。
・プロット(設定)を書く
→文字数関係なく思ったことや背景とかショートストーリーとかを並べてみる。
設定は年齢、性別、季節、好きなものとかそういう感じ。
イメージに近い写真を見ながら書くのもオススメ。
先に書いておくとそこから抜き出せるので楽。
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【心構え編】
・自分で歌ってみる。
→歌いづらさや聞こえ方がわかるため。
SynthV使ってても歌うのが大事。
・まずは書く。
→サビからとか頭から書くとかじゃなく、思いついたとこから書くと広がりやすい。
・仮タイトルを先につける。
→仮でいいからつけると道標になるため。
・難しい言葉をできるだけ避けてみる。
→悪いことじゃないけど。歌詞は聞くものだから多用は個人的に非推奨。
・テンプレートにはめてみる。
→Aメロ情景描写/Bメロ振り返る/サビで思い叫ぶみたいな。困った時使える。
こうじゃないにしても、セクションごとにイメージ固めてからやるのがオススメ。
・普段から考えをアウトプットしておく
→フレーズとかじゃなくても見える化しておく。メモ帳に書くとか。
SNSのサブ垢とかでもいい気はする。
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普段使ったり心がけてることをまとめてみました。
何かの参考になれば幸いです。
おわり!!!!!!!!!!