見出し画像

子供が急に『不機嫌』『グズる』理由と解決法!

今回の記事は、「子供が、さっきまでご機嫌だったのに、急に泣きだした。」「何が理由がわからないが、グズりだした。」というような、子供の機嫌が急に変わるような事態に、お困りの場合にぜひ参考にして頂きたい内容です✨

最初に結論を述べますが、子供の急な『不機嫌』『グズり』の回数を軽減する有効な方法は「『いつもと同じ』を心がける」ということです。

では、詳しく見ていきましょう!

目次

  1. 3歳までは『いつもと同じ』を好む

  2. 「今日はダメ!」は、子供が不機嫌になる王道パターン

  3. 赤ちゃんは『無意識的記憶』が発達している

  4. まとめ

3歳までは『いつもと同じ』を好む

3歳頃までの子供は、「子供の性格的に、こだわりが有る/無い」に関わらず、『いつもと同じ』ということに、すっごく敏感です😳

それは、大人が思っている以上に、何倍、何十倍も敏感です💦

大人も、「いつもと、何かが違う」と感じると違和感・不安感を覚えますよね。これが、子供は何十倍も強く感じ、不安を感じてしまうと考えてください😅

例えば、”お着替え”においては、
いつもママは肌着から着せてくれているのに、パパがお着替えを手伝おうとパンツから履かせようとすると、子供は『いつもと違う!』と不安感を感じるので、泣き出すことが結構あります。

あとは、”公園に出かける”においても、
いつもパパがスーパーの前を通り、本屋さんに並んでいる本を眺めてから、公園に行く場合。ママが別ルートで行こうとすると、子供は『いつもと違う!』と感じるので、不機嫌にグズることになります。

さらに、”遊ぶ場所”についても、
いつもはママと机の上に画用紙を広げてお絵描き遊びをすることが大好きなのに、パパが床に画用紙を広げてお絵描き遊びをしようとすると、「やだ、やりたくない」と、遊ぶ場所が違うだけでもグズったりします。。。

このように、3歳頃までの子供は『いつもと同じ』という状態にとても敏感です。ただ、裏を返せば『いつもと同じ』という状態はすっごく安心感を持って過ごせる場所となります。

なので、少し手間はかかりますが、子供が3歳頃までは家庭内で「いつも、どうやってる?」という情報共有を大人側がやっておくと、子供の急な『不機嫌』『グズり』回数の軽減に繋がります。

「今日はダメ!」は、子供が不機嫌になる王道パターン

「『いつもと同じ』が大切」を鑑みた場合、子供が不機嫌になるパターンで最も多いのは、「今日はダメ!」と『いつもの流れを崩す』行為です⚠

例えば、普段は保育園に行くとき、道路沿いの花壇を見て通っているのに、ママ・パパが「今日はダメ!ほら、もう行くよ!」と言われてしまうと、子供は「お花みたい!」と泣き出すことがあります。

この場面において、大人は「子供は、お花を見たいから泣いている」と思いがちですが、子供としては「いつも、ここにしゃがみこんで、お花を見ているから、お花を見たい」という、『いつもの流れをしたい!』という意図で泣いていることが多いです。

この解釈を間違うと、子供は「なんでわかってくれないの!」と、より機嫌を損ねる可能性が高いので注意が必要です。

どうしても急いでいる場合は、子供の意図を汲み取って、説明してあげる。

もしくは、短い時間でも良いので、『いつもの流れ』を形式的に遂行してあげると良いと思います👍

赤ちゃんは『無意識的記憶』が発達している

上記の内容は、3歳頃までの子供ということで、赤ちゃん(乳児)も含まれます。

赤ちゃんはとっても面白く、『無意識的記憶』という能力を兼ね備えており、無意識的に物事を覚えています。

例えば大人だと、「あそこに時計があって、こっちにはテーブルがあって、ここにはおもちゃ箱が置いてある。」という環境を”意識的に”覚えようとしますよね。

これが、赤ちゃんの『無意識的記憶』では、”意識せず”とも写真のように記憶できるのです😳

そうなると、「家の物が、いつもと違う場所においている!」というだけで、赤ちゃんは違和感・不安感を覚えて、泣き出してしまうということがあります。

なので、乳児を育児中の方は、「なんか〇〇ちゃん、急に泣き出したな。。。」と思ったら、『家の物がいつもと同じ場所にあるか?』を確認していただけると解決につながる場合が多くあります。

また、赤ちゃんの『無意識的記憶』の特性を鑑みると、乳児期での部屋の模様替えなどは、赤ちゃんの不安感に繋がる可能性が高いので、極力控えた方が良いと思われます。

まとめ

以上が、子供が急に『不機嫌』『グズる』理由と解決法でした😌

急に子供が不機嫌になり、グズり出した際は、一度「いつもと同じ流れでやっているか?」を意識していただくと、子供の機嫌が直ることもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

いいなと思ったら応援しよう!