離乳食を始めるタイミングは?
新生児期があっという間に過ぎ、成長のスピードを感じさせてくれる我が子。
母乳やミルクをたくさん飲んで、ぐんぐん大きくなり、
4か月を過ぎようとする頃には「そろそろ離乳食の時期かな」と考える保護者も多いのではないでしょうか。
今回は子どもにとって大切な離乳食についてご紹介致します。
なぜ離乳食が必要か?
この世に誕生してから、子どもはミルクや母乳で栄養を補ってきましたが、成長するにつれて補いきれなくなってきます。
そこで離乳食によって補いきれない栄養をカバーする必要があります。
離乳食を始める目安
一般的に離乳食を始めるタイミングとして言われるのは生後5~6カ月頃と言われていますが、
具体的な目安として【首がしっかりすわっている】【大人の食べるものに興味を持つ】【スプーンを口に入れても押し返さない】【手を前についたまま数秒お座りができる】などがあります。
離乳食を与える際の注意点
それでは離乳食を始める時に注意していただきたいことをご紹介します。
まず離乳食を始めるときはなるべく平日の朝にしましょう。
これはアレルギー反応を起こした際でも病院へ連れて行けるようにする必要があるからです。
万が一強いアレルギー反応を起こしたときは命に関わることもありますので、初めてあげる食材のときは注意しましょう。
また、アレルギー反応を起こしやすい食材として、えび・かに・いかなどの甲殻類、そば、ナッツ類、他にも感染リスクのあるはちみつや中毒のリスクのあるぎんなんなどの食材は乳幼児の離乳食には使用しないようにしましょう。
また、離乳食をはじめた頃は栄養のことはそこまで気にしなくても大丈夫です。
「野菜を一切食べないから栄養は取れているのだろうか」「離乳食を全く食べてくれない」など悩まれる方もいらっしゃるかもしれませんが、最初のうちはミルクや母乳を併用するため栄養はそちらで摂れます。
慣れない離乳食を食べないことは当たり前と思っておくと気持ちが楽かもしれません。
今までミルクや母乳しか飲んでこなかった子どもにとって全く見ず知らずの物体が口の中に入ってくるわけですから、吐き出してしまうのも無理ありません。長い目でみて、少しずつ慣らせていきましょう。
また離乳食の調理ですが、子どもの成長のためにはなるべく手作りのものを与えたいと考える方も多いでしょう。
しかし実際作ると少し手間でもあり「どうせ食べてくれないのに作るのはむなしい」と思う方もいらっしゃるようです。
自分自身の負担にならないように、たまにはベビーフードなどに頼るとよいかもしれませんし、
家事代行サービスで離乳食をお願いするのもよいですね!
まとめ
以上のように離乳食を始める際は少し気を遣う部分もあり、大変ではあるかもしれませんが赤ちゃんのさらなる成長を見れる時期でもありますので無理せず楽しんで離乳食時期を過ごしてください。
負担が大きいなと感じたときはベビーシッターなどに頼んで、離乳食を作ってもらったり育児の相談などもしてみてくださいね。
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