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パパ嫌い!はいつまで?

子どもが少し大きくなるにつれて、「パパいや!」「ママがいい!」といった言動が現れることがあります。

子どものお世話を頑張っているパパにとってはつらい一言ですね。

でもこの言葉を発しているのにはきちんと意味があります。傷ついているパパは安心してくださいね。

今回はそんな「パパいや期」の子どもの言動の意味や対処法についてご紹介させていただきます。

まず、発達過程によってその意味が異なってきます。人見知りがはじまる7カ月頃になりと最初の「パパいや」が出てきます。

子どもにとってママはいつも側にいてくれる存在で安心のできる特別な存在であり、ちょうどそのくらいから脳が発達してママと他の人の区別がわかるようになるため、そのような言動を起こします。

どうしてもパパは仕事があったりしてママと比べると接する時間が減ってしまうため人見知りにつながってしまい、「パパいや」というより「ママがいい」といった意味になります。

1歳頃の意識の芽生え

1歳頃になると子どもにも秩序という意識が芽生えるためいつもと違うことに敏感になります。

ですので、いつもはママがしているおむつ替えや着替え、ご飯を食べさせるなどをパパがしてしまうと子どもにとっては、いつもと違う状態になり不安になって「パパいや」となってしまいます。

これもパパがイヤなのではなく、いつもと違う状態がイヤという理由です。

2歳頃のイヤイヤ期スタート

2歳頃になるとイヤイヤ期が始まります。

パパが「〇〇しよう」と言っても「いや!」といわれてしまうことが多くなります。

このイヤイヤ期の場合、パパがイヤなのではなくママが言っても「いや!」と言われることがあります。

パパいや期の対応方法

では、これらのパパいや期についての対応方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

まず0~1歳の頃の対処法としてはたくさん子どもと関わることです。

オムツ替えや抱っこ、ミルクなどたくさんお世話をしながら触れ合い、安心感を持たせてあげるとママと同じくらい安心できる存在になり、パパが接しても嫌がらないようになります。

イヤイヤ期ではなかなか対応方法が難しいですが、本人に気持ちを聞いてみたり他のことに気を向けさせたりすると機嫌が直る場合があります。何を言っても「いや!」と返される対応方法が難しい時期ですが、この時期だけですので根気よく過ぎるのを待つのも大事です。

このパパいや期でしてはいけないことがあります。それがイヤと言われても無理に近づいたり、言われたことに対し怒ったり、関わらないよう距離を置きすぎることです。

パパにとっては難しい問題ではありますが、これも子どもが成長している証ですのであきらめずに子どもと関わってたくさん愛情を注いであげるようにしましょう。

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