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【癌日記68日目】大量脱毛の恐怖 1日に抜ける量を紹介/ママががんになったとき/卵巣癌・子宮体癌/9月5日

抗がん剤の影響でいよいよ髪の毛が一気に抜ける気配がでてきた。気付いたのは、朝起きたら枕にたくさんの髪の毛がついていたから。

手で髪をすくと一気に抜けるから。

髪の毛は抜けるときは本当に一気に抜ける

病院で癌専門の看護婦さんから脱毛の様子も詳しく聞いていたので、わかっていたけれどこの抜け具合は足がガクガクするような怖さがある。

まだウィッグを用意できていないから、さらに怖い。

いよいよくるものが来たか! という気持ち。

初めてだから足がガクガクするような怖さがあるけれど、1回目の抗がん剤の日の怖さとは少し違う。

今はむしろ抗がん剤があるから命を先へ伸ばせるという確信があるので、怖くはないけれど、やはり気持ちは落ち込む。

前向きに向き合うために、こんな経験誰にでもあるわけでもないのだから、いっそのこと、記録しておこうと、1日に抜ける量を動画にした。

一気に抜け始めたTC療法の抗がん剤1回目から26日目の脱毛の様子

実際に一気に抜け始めた最初の日はこの動画の日だった。
前日までの抜け方とは明らかに違う束で抜ける様子にブラシを持つ手が震えた。

よく癌サバイバーの先輩たちが、大変ななか動画を作り体験談をシェアしている。

作ってみてわかった。あれは覚悟だな。向き合う覚悟を自分に見せて自分で自分を励ましているんだな。

恐怖の初回抗がん剤を終えて、豆腐メンタルのワタシも少し強くなった。向き合えているかどうかはわからないけれど、向き合っていく! と、1日に何回も自分を励ましてる。

ここ数日の大規模脱毛も。くるものが来たか。わかった。わかった。大丈夫私。という気持ちで、「わたしの髪の毛、一回なくなっちゃうけれど、抗がん剤が終わったらもどってこーい」と願った。

がんの闘病記は以下のマガジンにまとめています。

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