辞書引きのメリット
「辞書引きのメリット」
ここでは小学1年生から辞書引きの宿題を出しています。
#ちょっと難しい1000のことば を利用しなが調べてもらっていますよ。
辞書を引けるようになると、良いことしかありません〜!
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辞書を引くことのメリットとして、
課題を設定する力
情報を収集する力
整理、分析する力
まとめ、表現する力
こんな力がつくことが上げられます。
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グループに分かれ、自分達で問題を探し解決するスタイルの授業が増えてきている今、このような力は常に求められています。
つまり子供達が、自分で課題を設定し、情報を収集し、分析し、まとめて表現するということが求められている。まさしく辞書引きのメリットですね!
よく辞書引きはさせた方が良いよ〜と言われていますが、え〜どうして?と思われていたお母さん、具体的にはこんな理由からなんです。
下地となる力、基礎となる力が、「辞書引き」で身につけられると言うことです。
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小学校では3年生から国語辞典の使い方を教えますが、1ヶ月もしたらその姿は消えています。
先生に聞いてみたところ、学校は集団学習なので、1人ごとに辞書と友達になる方法を伝えることは難しい…と。
確かにそうかもしれませんね!
だからこそ家庭での対応も必要と言うことなんです。
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そして分からないことをそのままにしないという姿勢が大切であって、辞書を引くという動作が、あらゆる検索や調査の基本動作となるのではないでしょうか?
分からないから調べる、この反射的な行動がとれるようになると、問題も解決し、基本動作が楽になるはずです。
分からないことをそのままにしないということは何物にも代えがたい「生きる力」となるはずです。自分の知識を増やすという結果だけではなく、姿勢そのものが大切なのですよね!
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また自分の気持ちが説明できるようになることも利点です。
楽しい時はどんなふうに楽しいのか、そして嫌な時、しんどい時はもっと大切ですよね。
感情表現がより繊細になり、コミュニケーションにも一役買います。
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高学年になると電子辞書の利用が多くなります。あっと言う間に辞書の存在はどこへやら……。
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では国語辞典との差はなんでしょうか?
紙の国語辞典は重いけれど、電子辞書は軽い。
紙の国語辞典は持ち運びにくいけれど、電子辞書は持ち運びやすい。
紙の国語辞典は調べるのが遅いけれど、電子辞書は早い。
紙の国語辞典は、調べるのが面倒だけれど、電子辞書は、簡単に調べられる。
紙の国語辞典は1ページに沢山の他の言葉が見られるけれど、電子辞書は一度に沢山は見られない。
このような差がありますね。
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私は5番目の国語辞典の優位さがポイントになると思っています。特にお子さんの特徴として、他の所も見たくなるという癖が視野や興味を拡大し、電子辞書では得られない良い影響を与えると思います。
電子辞書に移る前にとことん辞書のページをめくってもらいたいですね。
だから何度もページを行ったり来たりしているような行為も目をつぶって下さい、笑。
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付箋を貼ったり、一度引いた言葉に線を引いたりしながら、自分独自の方法で辞書と付き合うためにも、一人一冊が理想、自分で選んで是非本人だけのものを用意してあげて欲しいです。
他人に責任転換しないよう、自分で選んだ辞書を活用する、ここも重要なポイントです。いくつかの候補を出しつつ、本屋さんでお子さんに選ばせてね!自分が選んだ辞書、これは作業がきつくなった時に大きな威力を発揮します。
本人の宝物になるよう沢山使いこなして欲しいものですね。
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表現手段としての言語、思考の武器としての言語、こんなことを意識しながら『聞く力』『話す力』の基礎作りを意識して欲しいです。
もちろん学習と考えれば『読む力』『書く力』も柱にはなりますが、まずは前者を中心にです。
辞書を引く回数が増えれば増えるほど、お子さんの土台となる基礎力がついてくると思います。
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検索すればすぐ答えが得られる時代、スマホやパソコンを手にする前の幼児期に辞書と出会うことはマストですね!
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