「友達を作るのが下手」って、巧い人いるの?
「美味しいシェイク、いかがですか~」
毎日がドラマチックです。
今日は熊谷で「第1回熊谷ジモト化プロジェクト~わんぱく防災ランド スタンプラリー~」というものがありまして。
熊谷食堂エリアに、いつもお世話になっているNaked Roasters coffeeさんが出店すると聞き、これは行かねばと。
会場、到着。
満員、御礼!
どうした熊谷、この久しぶりの盛り上がり。
とりあえず、ご主人、奥さん、看板娘に挨拶して、シェイクを頂くことに。お店の手伝いに来られていたお姉さんによると、なるほど、バニラアイスとコーヒーゼリーがトッピングできるとのこと。
お姉さん「全部乗せもできますよ」(控えめトーン)
私「全部乗せで」(前のめりトーン)
本日の熊谷は夏日で、とにかく暑く。。。まさに往年のウガンダさんの名言「カレーは飲み物だ」の如く、冷たいシェイクも、コーヒーゼリーも、バニラアイスも美味しくゴクゴク、秒殺でゴクゴク、ゴックン。
生き返ります(ふー)
ご主人と奥さんに一言
「美味しかったです」
もう一言
「幸せな気持ちになりました」
小ネタを仕込んで、会場に来るな!、と言われそうですが、このフリップ芸ならぬ、メッセージカードは私が好んで日常的に行っている励ましアイテムです。
ちなみ、ご主人、奥さん、お姉さんにややウケを頂いた後に、くるっと180度回転しまして、
「美味しいシェイク、いかがですか~」
「バニラアイスのトッピングできるよ~、美味しいよ~」
小一時間ほど、集客活動をさせて頂きました(←おーい!)。逆に、ご迷惑でなかったか心配でしたので、終わってからこっそり奥さんにメールで確認してみたり(←始める前に確認しましょう)。
「あなたはどんな面白いものを持っているの?」
基本的に人が好きで、人とお喋りするのが好きです。もちろん、人と接すると煩わしいこともあるし、嫌な人もいます。でも、基本的には人に興味があります。
よく、「私って、他人に興味が持てないんです。」と言う人がいますが、
自分には興味津々なのだろうか?
他人に興味をもって、裏切られた時が怖いから、興味を持たないよう守りに入っているのか?
本当は、すっごく他人と自分を比較していたり、「人一倍・他人に興味がある自分」から解脱を試みたりしているのではないか?
など訝ってみたりします。
それはさておき、
私の場合、相手を見た時「この人の面白いところ、素敵なところはなんだろう?」と関心があります。基本的に、面白くない人やダメな人間は「いない」と思っているので、それを発見することが好きです。小学校からサッカーをしていて、活発な友達も好きでしたが、いわゆるオタクの友達も好きでした。例えば、電車、例えば、アイドルとか、その人がはまっている物に対して、その物自身に関心が湧かなくても、その人がその物に情熱を注いでいること自体に、とても興味があります。オタクの友達のお話、時間が許せばいくらでも聞けますね。聞いていて、すごく面白い。
という事で、老若男女を問わず、大概の人には興味があり、仲良くなって色んなお話を聞いてみたいな、知らない世界をチラ見させて欲しいな、と思っています。唯一、NGなのは人をいじめる人です。驚くほど瞬時に関心がなくなります。
「基本的に人が好きで、人とお喋りするのが好き」な私にとって、とても自然なことですが、「人を喜ばすことが好き」です。誰かを喜ばしたり、元気がない人を励ましたり。ほとんどそれは「生きる」と同義語です。そのために生きていて、死ぬまで繰り返し小ネタを用意し、そのために今日1日を過ごして、生まれ変わっても明日はどんな小ネタで喜んでもらおうかと妄想していることと思います。
用意した小ネタが滑ったり、不発に終わるような小さなケガもたまにありますが(いや、結構ある)、大ネタをしかけて一大勝負をするような、相手に負担もかけることもしないので(←最近は)、大抵は微笑ましく嬉しいリアクションを頂きます。アクションとリアクションで、「自他共にプチ幸福」が細やかに芽生えると、おっ、今日も楽しいなー、と嬉しくなります。
友達を作る巧拙
先日、とある地元の青年から相談がありました。
「私、友達を作るのが下手なんです」
なるほど。
まずは友達を作りたいと言う気持ちがあり、だけども友達が少ないという現状認識があり、その原因は自分の能力不足という分析があるようです。
気持ち、現状認識、分析
気持ちがあることが素晴らしいと思いました。現状認識と分析は、正しいのか否か、そちらはあまり触れませんでした。
ところで、友達を作るのに、巧い、下手、ってあるのでしょうか?
「俺、友達を作るの巧いんだよね」(エッヘン)
「あなたは、友達を作るの本当に上手ねー」(パチパチ)
なんか、この言葉、嫌な印象。この人たちと果たして友達になれるのか。そもそも友達は作るのか。それとも「なる」のか(ふむふむ)。
「新しい友達ができました」
先日、いつも激励を頂く近所の素敵なおばあさんからこんなお話を頂きました。その方は88才ですが、周りのお友達もお亡くなりになる方や、施設などに転居される方が多く、やはりそんな時は寂しいとのこと。でも、そこは素敵なおばあさん、荒川土手を散歩しては、気さくに話しかけて友好を広げているそうです。最近、新しいお友達ができたそうです。お相手は96才。素敵だなー。
多分、友達を作るのに難しいなあ、思うことはどの世代でもあると思います。
多感な10代も
大学を卒業して社会に出た時も
ママ友との交流でも
定年退職した後も
「友達を作るのが下手なんです」
「友達が少ないんです」
と言う人と話している時に、いやいや、あなたは自分が思っているほどつまらない人間ではなく、とても面白いから、魅力的だから、と思いながらお話を聞いています。そもそも、私とお喋りしている時点で、コミュニケーション能力、実は高いですよね!? と思ったり。
それでも自信がない時は、しょうがないので、私の小ネタグッズをレンタルします(←要らない!)。
一緒に、誰かが喜ぶことをしましょう。
「美味しいシェイク、いかがですか~」
「バニラアイスのトッピングできるよ~、美味しいよ~」
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