「頑張るよりも楽しんで」と、今6人に伝えたい。
2021年11月1日。ひとつの歴史が終わりました。
ーーV6、解散。
3月に解散が発表された時、私はまだ会社員でひっそりと泣きながらパソコンに文字を打ち込んでいた記憶があります(笑)
最後のライブから2週間経ち、まだ余韻が抜けません。
この気持ちを言葉にして伝えたい気がするし、言葉にしたら薄っぺらく聞こえてしまう気もする。
上手くまとまらないと思いますが、現時点での自分の気持ちや彼らに対する感謝の言葉を綴っていきたいと思います。
10回映画館で観た「図書館戦争」
そもそも、自分がV6を応援するようになったのは映画『図書館戦争』がきっかけです。
「本を守るために戦う」ストーリーはもちろん、弾丸が飛び交う戦闘シーンがリアルでとにかく凄まじく。岡田さんのアクションシーンも圧巻で、キャストも最高で(語り出したらキリがないのでこのへんで笑)。
どハマりして映画館で10回鑑賞するという、自分史上最高記録を叩き出しました。
そこから岡田くんを知り、V6を知り、V6の音楽を知り、V6の面白さを知り(「6人の修学旅行」は何度見ても最高です)、あっという間に彼らを好きになりました。
心地よく帰ってこれる場所
自分が本格的に応援を始めたのは2015年の『V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995~FOREVER-』を見てからです。
26年間の彼らの歴史の中で、最後の6年しか応援できなかったことはちょっとだけ悔しく思います。もっと早く彼らを知っていれば、もっといろんな顔を直接見れたかもしれないな、とか。でも、出会ったタイミングが出会うべきタイミングだったと思うので、自分の人生の中で彼らに出会えてよかったなって思います。
この6年間、自分の中でたくさんの変化がありました。
高校卒業、大学入学、サークル活動、ゼミ、就職活動、大学卒業、入社、退社。
勉強に仕事に、毎日忙しく変化がある毎日を過ごしていましたが、変化なく心にい続け、支えてくれたのは彼らの存在でした。
ジャニーズの中でも年長組の彼らの音楽は、いわゆるキラキラしたアイドルソングではなく、ゆったりしたメロディだったり、「今日もお疲れ様」と励ましてくれるような曲だったり。疲れてる時こそ、そっと心に寄り添ってくれるんですよね。
だから、彼らの音楽を聞いたり、音楽番組でパフォーマンスを見ると心が落ち着きます。
『LIVE TOUR V6 groove』@さいたまスーパーアリーナで感じたこと
今回の『LIVE TOUR V6 groove』、ご縁があって10月23日の埼玉公演に行けたので、自分にとって4年ぶりに直接会うことができました。
1曲目の『雨』は始まった瞬間から、気が付いたら号泣していました。
演出が素敵で、彼らのパフォーマンスに感動した、というのももちろんありますが、4年ぶりに直接姿を見れた喜び、6人揃ってのステージは今回で最後という寂しさ。いろんな感情が混ざり合って、涙が止まらなかったです。
どの曲も丁寧に踊って、大事に歌っていて。ファン一人ひとりを見てファンサービスをして。MCは内輪ネタではなく、初めて来たお客さんを追いていかないような内容で最高に面白く。ああ、今日まで応援できて本当によかった。と、心から思える時間でした。
有終の美を飾った最後の舞台
そして来てしまった11月1日。
とはいっても、アンコール含めセトリは他公演と変えず、MCもいつも通りの6人だったのはよかったな。いい意味で「最後」と思わせないような内容だった気がします。いや、もしくは彼らは『LIVE TOUR V6 groove』全ての公演が「最後」だと思って臨んでいたのかもしれません。
アンコールで登場した後、1人ずつ話す機会があって、そこでの三宅健さんの言葉がずっと心に残ってるのでここに記載します。
【三宅健さんラストMC】
「今日、この会場に来れなかった人、今回のツアーに参加できなかったみなさん。本当に会いたかったし、今も今日ここになんで私いないんだろうってみんな思ってると思うけど。でも会場にいてみんなの気持ちがすごく伝わってきてます。みんなにとって今日が一番人生の中で寂しい日かもしれないし、僕にとっても一番寂しい日です。でもV6の作ってきた作品は消えることはないし、僕たちV6の存在はみなさんの心の中に、そして僕たちの心の中にずっと生き続けてくと思うので、これから先もずっとV6を愛してもらいたいと思います。みんな今日まで泣くことを我慢したと思うけど、僕は我慢なんかしなくていいと思っています。泣きたい時は本当に泣けばいいと思うし。悲しい気持ちに素直に、たくさん泣いていつか前を向ける日が来ることを心から願っています。本当に26年間みんなに出会えて僕は幸せでした。ありがとうございました。」
ライブ後にまさかの新曲発表(笑)
しんみりとライブが終わり、寂しいなー思ってるのも一瞬で。
21時ごろライブが終わって、22時からV6のファン向けのオンライン仮想空間『V−Land』にて限定映像が配信されました。
なんとそこで新曲『鏡』を発表。解散とは???と混乱しました(笑)。
でもそれも彼ららしいなと。
その後24時からは三宅健くんがパーソナリティをつとめるラジオ番組『三宅健のラヂオ』スタート。今回は特別に生放送で、それだけで嬉しいのに三宅健くんがインスタを開設してインスタライブ配信を始めたり、井ノ原くんと長野くんが途中で突入してきたり、と。盛りだくさんの30分で、最後までファンに「寂しい」と思わせないような11月1日でした。
「頑張るよりも楽しんで」
というのは、V6の曲『バリバリBUDDY!』の歌詞です。
何度、この言葉に励まされてきたことか。
辛い時、悔しい時、もう無理かなって思った時、この言葉を聞くと肩の力が抜けリラックスできました。その言葉をこれからそれぞれの道を歩く6人に伝えたいです。
私も「頑張るよりも楽しんで」人生前へ進んでいきます。
26年間、本当にお疲れ様でした。
これからも辛い時はV6の音楽に支えてもらいます。
幸せな時間を、ありがとう。
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