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日記

2023.6.5(月)

ただの小売店の店主の日記。備忘録。

明け方まで寒い気配だった空気が一変して、歩くだけでジリジリと暑い30度の一日。出勤途中、クリーニング店に夫のYシャツを預け、ピンクやブルーのアジサイが咲く根津の坂を15分歩くと、わが店のコンクリートの床がむしろひんやりするくらいで心地よい。

月曜日は上の公園周辺の美術館がお休みなので今日もノンビリだろうなと思っていたら、開店直後、フランスからの荷物が届き発送作業に追われる。(それにしても2週間前の発送便はまだ届かない。たまにものすごく遅延する便があって、そういうときに限って急ぎの荷物が入っていたりするから厄介だ。)入荷待ちのお客様にもLINEでご連絡。そうそう、あの人にもターバンboushiを送らなきゃ、などしていると、直やさんが自転車でご来店。
「マティスの招待券があって、久しぶりに来たのに、月曜日は休みでした・・定休日調べたんですけどね・・・でもジュイさん開いててよかった!」と、写真展のご案内をいただく。近況報告からフランス生地での帯作りの話など広がって良い時間。

関西のイントネーションのお二人連れご来店。流しのお客様かと思っていたら目指して来ていただいたご様子。直やさんとお別れし、商品などご案内する。後でインスタを拝見したら美しい作品を作られるカルトナージュ作家さまでした。

閉店間際、英語を話す親子連れ3名ご来店。どんな外見の方がいらしても「こんにちは」と言うようにしている。反応は様々で、日本人の場合は「こんにちは」か、ノーリアクション。海外の方は「Hi」「Hello」「bonjour」「こんにちは」「(ニコッ)」のどれかでクールな感じのお客さんが多いのですが、珍しく家族全員が楽しそうに「こんにちは!」の合唱に。日本の旅を楽しんでいる感が伝わってきてこちらも嬉しい。どこの国の方々もたいてい、お父さんはあんまり入ってこずに入口でお母さんとお嬢さんがきゃいきゃい楽しんでいるのを待ちぼうけして、お嬢さんが選んだがま口を幸せそうに見つめている。

今日も良い1日でした。さて、出来上がったクリーニングを取って帰ろう。

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kidoko
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