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日本でここだけ!Vitalikの今後のイーサリアムの方向を示しそうなTweet Stormをがんばって訳す(その2)

まだTweet1個目の解説が終わりません・・・w

昨日は1個目のTweetに載っている用語のFFGについて説明しましたが、今回はCBCについて説明しますね。

その1を見ていない方は、下記リンクからどうぞ。

前回はFFGについて説明しました。それに対して、CBCはcorrect-by-constructionの略です。FFGがPOW(Proof of Work)とPOS(Proof of Stake)をあわせた承認形式だったのですが、CBCは100% POSのみの承認形式です。

翻訳その2


2.の日本語訳:イーサリアムのPOSの調査は2014年1月からSlasherのしくみも含めて始まりました。これはNothing at stake問題のペナルティを解決する重要なアイデアとして紹介されました。

ここで、SlasherとNothing at stake問題という言葉が出てきました。これをセットで説明しますね。

その前にPOS(Proof of Stake)のしくみについて説明すると、その通貨をもっている人が、掛け金(デポジット)を差し出して、その掛け金が多い人の中から、ランダムで取引を承認する人(バリデーター)を選ぶという方法です。

また、掛け金のほかにも、その通貨を持っている期間が長い人が、優先して承認者に選ばれます。

このしくみによって不正を防いでいます。不正があると通貨の価値が下がってしまうので、通貨をたくさん持っている人は自分が損をしてしまうので、不正を行ないません。

また通貨を長く持っている人を優先するので、不正を働いてすぐ逃げる人も防ぐことができます。

しかし、この掛け金は戻ってくるので、通貨をたくさん持っている人ほど色んなブロックにお金を掛けて、承認される確立を高めることができます。これがNothing at stake問題です。

Slasher(罰する人)というのは、この掛け金を没収するしくみのことです。没収するしくみを入れることで、色んなブロックにお金を掛けられるのを防ぐことができます。

今日はこの辺で!

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