ないものはない!!あるものを磨く!! 2024.10.01
ジブン株式会社ビジネススクール 「弱者の戦略」の続編です。
今回はチャプター6のABCD戦略です
※1,500円/月の有料記事ですが、週に1本程度記事が追加されていくスタイルです。
ABCD戦略とは、Asset Based Career Development戦略
元は、街づくりの分野のAsset Based Community DeveropmentoのCommunityをCareerに置き換えたもの。ある資源をベースに街づくりを考えようというものを、ある資産をベースに自分のキャリアを考えようとう概念。ないものねだりをしても始まりませんよ!ということです。
さらに、足りないものを補うということではなく、あるものを伸ばして尖らせていこう!とうことです。足りないものを補ってもマイナスがゼロになっただけで、どこにでもいる平凡人間が出来上がるだけということで、今ある能力に注目することが大切です。自然豊かな農村に都会と同じビルを作ってはいけません。
ちなみに、マイナスの能力はどうすればいいか?、チームで補えばいいのです。学生時代の勉強は個人戦でしたが、社会に出るとチーム戦に変わります。会社に属していれば会社というものが1つのチームですし、会社内にも沢山の部署があって、一人ひとりが協力すればいいのです。みんながサラリーマン山田になる必要はありません。フリーランスであれば、フリーランス同士でチームを作ればいいし、家族であれば夫婦、子どもで協力すればいいということです。
学校ではオール5人間が優秀とされましたが、社会に出たらそうではないですね。
頭を作り変えろ!!
ということですね。
さて、私にある能力を整理してみました。
予算、決算に関する知識
公務員生活で予算、決算に関する業務に携わった期間が長く、勘所を抑えています。事業が必要とされている社会的背景、データ等の根拠、他の自治体の実施例、要望の状況など抑えるべき点があります。
バックオフィスの経験
予算・決算をはじめ、バックオフィス業務の経験が長いです。部署の中でも様々な人と関わりがあり、調整役を担うことも多々あります。
改善する意識
2〜3年でローテーションしていまいますが、どこにいても常に改善する意識をもって業務に取り組んできました。バックオフィスであっても単に手続きを淡々とこなすのではなく、「バックオフィスは働く人が働きやすさをサポートする部署」と自分なりに定義し、業務改善や相談しやすい雰囲気づくりなどを心がけるようにしています。
組織に所属していること
澤円さんが会社員にやってほしいこととして、他の部署に首を突っ込むことを奨励されていました。会社は様々な仕事で成り立っており、他の部署の仕事を垣間見れることが会社に所属している特権。澤さんもMicrosoft社に所属している時には、他の部署の方々に色々と教えてもらったことの抽象度を上げることにより、独立した後にすごく役立っているとおっしゃっていました。
私の今いる場所は、バックオフィスと言われるところで、ともすると内に内にとなりがちだけど、そうした視点に立てば、確かに様々な情報が入り、様々な部署の人と関わりがある場所でもある。そうしたメリットを活かすことをもっと考えれそう。
仕事からは離れますが、プライベートの置かれている環境も整理しておきます。
3人の子育て中
小学生2人と保育園児1人の3兄弟の子育て真っ最中です。フルタイム勤務ですが、朝、帰宅前、休日はしっかり家事、育児しています。
ダウン症児の父
末っ子はダウン症児です。健常児では経験しなかった手術、療育、病院通い、各種手続きなど、新しい世界を見ています。
自分にある能力とは、、、と考えると、思考の悪いクセで、「自分にはあれがない・・・」、「人と比べたら大したことないな・・・」、「なんと平凡な」などと、ついついないものに目がいってしまいます。
まずは、こうした自分のマインドを変えることが大切ですね。出来ることに注目して、自分を褒めまくって、今ある能力をガンガン伸ばしてトンガっていきたいです!