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「1%の人材」を目指すクロスオーバー戦略とは?私のキャリアとダウン症児の親としての挑戦 2024.9.15

ジブン株式会社ビジネススクールchapter5のテーマはクロスオーバー戦略です。「弱者の戦略」として競合のいないブルーオーシャン目指そう!ということなのですが、ブルーオーシャンの探し方の1つの方法がクロスオーバー戦略です。

1%の人材になるために、自分のキャリアで積み上げてきたA、B、Cというスキルを組み合わせれば、人とは違う強みとなり、ブルーオーシャンで戦えるという考え方です。

それを考えるための参考図書が、『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』です。

Kindle unlimitedで読めるようになっているほか、Audibleでも聴けるようになっていたので併用して内容を咀嚼しました。

1%っていう響きにビビっていましたが、当たり前ですが100人に1人なんですよね、それくらいならなんとかなりそうな気がしてきます。また、具体的な7つの条件が提示されてますが、初めの3カ条でグッとハードルを下げてくれているので、なんだか頑張れそうな気がしてきます。

[条件1]パチンコをするか、しないか
→パチンコをしない人になれ!
[条件2]ケータイゲームを電車の中で日常的にするか、しないか
→ケータイゲームを電車の中でしない人になれ!
[条件3]本を月1冊以上読むか、読まなか
→本を月1冊以上読む人になれ!

藤原和博『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』

[条件4]以降は、自分の「価値観✕思考」によって、マトリックスのA、B、C、Dの4領域から自分に合ったものを選択することになります。

  • A領域:「経済的価値を重視し、権力志向」の社長タイプ

  • B領域:「経済的価値を重視し、プロ志向」の自営業タイプ

  • C領域:「経済以外の価値を重視しつつ、権力志向」の公務員タイプ

  • D領域:「経済以外の価値を重視しつつ、プロ志向」の研究者タイプ

私は、自分の状況を鑑み、C領域を目指したいと思います。
ちなみに、生涯ただひとつの領域を突き進むのは前時代の生き方で、生き方が柔軟に変わっていくことも当然のこととのことです。B領域にも少し憧れています。
さて、C領域での[条件4]以降は次のとおりです。

[条件4]組織に必要とされる最低限のスキルを身につけられるか、否か
[条件5]ムダな時間にたえられるか、たえられないか
[条件6]組織以外のリアルなコミュニティーに属しているか、いないか
[条件7]仕事以外で他社からクレジット(信任)を得られるか、得られないか

藤原和博『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』

私は実際に公務員なのですが、17年間のうち7年間で、主に予算、決算に関することを経験し、意思決定に近いところでの業務を経験しました。組織に必要とされる最低限のスキルを身に着けており、[条件4]はクリアしています。
また、ムダな時間も苦ではないので、[条件5]もクリアしています。

私にとっては、[条件6]と[条件7]が課題です。
子どもが生まれて以来、組織以外の活動をストップしてしまいました。それまでは、地域活性化に取り組む活動や様々なセミナー参加していました。現在、仕事以外の時間は、家事、育児に費やしています。そんな生活の中で、かつて参加していたようなセミナー参加できるかと言えばNoです。

では、どうするか?

私のプライベートで心理的に比重を締めているのは、note発信のきっかけとなっているダウン症の3番目の娘です。こんな生活になることは想像もしていなかったし、初めての体験ばかりです。オープンになっている事例も多くなく手探りな日々を送っています。こうした生活の中で気がついたこと、予め知っておくとタメになることをnoteで発信しています。そこで、まずは発信などを通じて、ダウン症関連のリアルなコミュニティへの参加が1つの方向性かと考えています。

公務員としては、福祉の仕事に携わっているわけではなので制度の詳しいことはよく分かっていませんが、行政用語には馴染みがあるので、利用に当たって制度を理解することに苦はありません。

したがって、行政 ✕ ダウン症の親 ✕ 情報発信 が自分の目指す当面の方向性かと考えています。

制度の利用者の視点で、ダウン症児が利用する制度解説を含めた情報発信をしていきたいと思います。そして、その積み重ねにより、[条件7]をクリアし、1%の人になれればと考えています。


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