見出し画像

【ダウン症】コミュニケーション能力を伸ばすための心がけ 2024.09.22

ダウン症のりーちゃんのコミュニケーション能力を伸ばすために心がけていることをお話します。
※あくまでも「心がけ」です。科学的な根拠一切なしです!これをやったらコミュニケーション能力爆上がり!なんてことは一切ありません!

ダウン症児は健常児より発達がゆっくりなため、3歳半を超えても会話はできません。ですが、りーちゃんは、こちら言っていることはなんとなく理解はするし、自分の意志も持っていていくつかの単語やハンドサインを使ったり、表情や身振り手振りで意思表示をします。こちらをちら見しながら、笑いをとろうとしたり、いたずらして反応を見たりもします。

今でこそ会話ができないとは言えコミュニケーションがとれるようになりましたが、生まれた頃は、医者も「障がいの程度によるので、、、」ということでどんな感じになるのか全く分からない状況でした。

そんな中でも、「きっと伝わる!伝えたいことはある!」と思って、生後2ヶ月で退院して家に帰ってきてからは、話しかけ続けました。

朝起きたら「おはよう」、「おしっこしたの?おむつ替えよっか?」、「お腹空いたの?ミルク飲む?」、「ミルクおいしいね?」、「抱っこしてほしいの?」などなど、他の姉、兄の子育ての時と同じように、話しかけました。

成長して少しずつ喃語が出てきて、こちらに何かしら話しかけてくるようになってからは、うん、うんと頷いて、しゃべり終わってから「そうなんだね!」などと相槌を打つようにしました。
話す内容は分からなくても、何かを伝えたいという意志を尊重したい、コミュニケーションは楽しいと思ってもらえるように心がけています。

ダウン症児は真似が得意だと言われています。
りーちゃんも真似が得意で、初めはこちらが話しかけたことの真似から始まったように思います。特に、言葉の終わりを繰り返すのは特徴的ですね。言葉の終わりの真似から少しずつ覚えて、単語、二語文と順番に覚えている感じがします。

最近では、お腹が空いたら台所を指さして「んごはぁん(ご飯)」、空になったストローマグを差し出して「ちゃっちゃ(お茶)」、拳と拳を前でこんこんして「くっく」(靴を履きたいときのハンドサイン)、左手をパーにして右手の人差し指でつついて「もっと」(もっとほしいときのハンドサイン)、人差し指を立てて「っっかい(もう1回)」、外から帰ってきた家族に向かって「んがぇりぃぃ(おかえり)」、スプーンをぶん投げて「おちゃった(落ちちゃった)」、公園で滑り台を見つけて「シューあった」などなど気持ちを伝えられるようになってきました。

ハンドサインは4月から通い初めた保育園で教えてもらって使えるようになりました。平日の夜、毎日りーちゃんに「保育園行ったの?」、「楽しかった?」、「先生と遊んだの?」、「お友達と遊んだの?」、「お散歩行ったの?」と聞くと、「うん」、「うん」と答えてくれます。

あと、寝かしつけの時などは子守唄を歌いますが、童謡だとこちらが飽きてくるので、怪獣の花唄(Vaundy)、おもかげ(milet)、O(Coldplay)、名もなき詩(Mr.Children)、終わりなき旅(Mr.Children)などを歌っていますが、ある程度歌詞を覚えていて、歌詞に合わせて口を動かし、言葉の終わりだけ合わせて一緒に歌たいます。英語の歌詞だってしっかり合わせてきますw


ダウン症のりーちゃんとのコミュニケーションについて書いてきましたが、上の姉、兄の子育てでも基本的なことは同じで、大切なのは何かを伝えたいという意志を尊重したい、コミュニケーションは楽しいと思ってもらえることが基本で、そのためにはあたなの話はちゃんと聞いているよ、伝わっているよということを態度で示すことだと思います。
話しかけられたら、相手の方に身体を向ける、嫌な表情をしない、まずは受け止める、適当な返事をしないということだと思います。

分かってはいるのに、妻にだけは出来ないことが多々あるのが不思議ですw

いいなと思ったら応援しよう!