ちょっとした忘れ物の悔しさったらもう…
社会人として働くようになってから、僕は致命的な忘れ物をしたことがない。
だが、まったく忘れ物をしないわけではない。
仕事上重要ではない物(影響の少ない物)に関しては、しょっちゅう忘れてしまっている。
具体例を挙げると、水筒と無線マウスだ。
この二つは仕事をするうえでまったく必要ない。
水筒が無かったとしても僕の仕事は滞らない。ただ、のどが渇いたときに水分補給できないだけだ。
無線マウスに関しては、そもそも貸与された有線マウスがあるから、作業に支障はない。だけど、マウスのクリック音は静かな方がいいので、静音タイプの無線マウスの方が仕事ははかどる。
この2点は、いわゆる「無くても平気だけど、あった方が仕事しやすくなるアイテム」だ。
僕は家と職場を行き来しているわけだが、どちらに置きっぱなしにすることが多いかというと、圧倒的に職場の方だ。
理由としては、水筒もマウスも、何か月も前から職場に置きっぱなしにして使用していたからだ。職場にあるものだと脳が認識してしまって、忘れたことにそもそも気づけない。
気が付いたときはもう遅く、高層階にある職場からエレベーターで降りて、一階の入退場ゲートから出て行ったあとだ。
そのような感じなので、忘れない仕組みを作ろうと策を練っている。
アナログな手段だが、目につきやすいところに持ち物リストの張り紙をすることにした。
具体的には、家では玄関ドアのところ、職場ではデスクの上に、「水筒とマウスを忘れないこと」と書いたメモや付箋を用意する。
さらに、移動する前に「水筒、ヨシ。マウス、ヨシ」とつぶやいて確認するクセが身につけば忘れ物する確率は大きく下がるだろう。
これからしばらくは、現場ネコのごとく確認作業を欠かさないようにしたい。